白猫プロジェクト ストーリー解体書 〜第9章〜大歓迎!テーマパークの島NORMAL編1/3

・あらすじ

①ルーンドライバーが大いなるルーンに共鳴したことにより、ジモ島を探索することになる主人公達。賑やかな島の雰囲気とは対照的にキャトラとアイリスはスキエンティアでの騒動に心を痛めて落ち込んでいる様子を見せる。

 

②主人公、アイリス、キャトラで島を探索することになる。主人公はアイリスとキャトラの落ち込んだ様子を心配すると、立ち止まっていられないことはわかっているが切り替えるのは難しいとアイリスとキャトラは暗い顔をする。

 そこにテーマパークであるジモートランドのメインパーソナリティーのジモート・ノ・トゥーレと彼の友人ミスターマンが島への歓迎の言葉とジモートランドへ招待すると主人公達に声を掛ける。

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 事情を話そうとするアイリスの言葉を遮るジモート。過去の出来事は人それぞれだと語り、沈痛な雰囲気を察してか、主人公達を楽しませようと踊りながら移動してジモートランドへと彼を案内する。

 

③ジモ島に潜伏していたグローザ。飛行島の影を発見して、所持している慈愛のルーンに反応して主人公達が訪れた事を察する。ルーンのせいだと不満を漏らすが、本当はもっと前に予定されていた筋書きだったのだろうと諦めるような様子を見せた。

 

④いつの間にか兵士や商人を巻き込んだパレードとなっていたジモート達の行進。キャトラから島について教えて欲しいと聞かれると、ジモートはジモ島を大興奮のアトラクションで迎えるテーマパークの島だと説明する。キャトラから魔物が出ることを指摘されると、アトラクションの一部だと思ってくれと誤魔化した。

 自分達は大いなるルーンを探していると事情を説明する主人公達。しかし、ジモートはジモ島には大いなるルーンは存在せず、歓喜のグレイスルーンのみがあると説明した。

 大いなるルーンはないが楽しんでいってもらいたいと話すジモートにキャトラはそれどころではないとジモートランドに行くことを拒否する。それを受けてジモートはそれどころじゃないはNGワードであり、どんなときでも精神で笑えば明るくなれると話した。

 ジモートのアドバイス通りになるのは何か悔しいと駄々をこねるキャトラ。ルーンドライバーの反応も気になる為、ジモートの案内を受けることにする主人公達。

 

⑤主人公達が近づいて来ることを察したグローザ。ディーダ島での自身の行いを主人公達が恨んでいるはずだと考え、もっと奥へと逃げる。

 逃げ回る自身の姿を情けないと笑うグローザ。ジモ島に来た経緯を回想する。

 ルエル、ドゥドゥ、ウィユの三人の〈愉快な道化の影芝居〉シャッテンシュピールから襲撃を受けるグローザ。電撃で反撃しようとするものの、三人に効果は無かった。

 慈愛のルーンの影響で白くなってきている、役立たずが持つには大いなるルーンは過ぎた道具だとルエルから指摘されるグローザ。攻撃が通じず、ウィユから一方的に攻撃を受けてしまう。

 辛うじて逃げ出すことに成功するグローザ。しかし、空腹から正気を失ったドゥドゥがそれを追いかける。

 

⑥パレードに付き合い、踊りながら進む主人公とアイリス。無理に付き合う必要はないと止めるよう言うキャトラ。嫌なことを忘れて楽しんでも楽しくない気がすると自分の考えを話すキャトラ。

 キャトラの意見を聞き、自分達にも誇りがある。笑いはきっとどんな暗い気持ちも吹き飛ばせると持論を語るジモート。

 やはり気分じゃない。遊園地なんて言ってられない。もう一歩も歩きたくない。今いる砂漠の方がマシだと駄々をこねはじめるキャトラ。それを強引にでも移動させようとするミスターマン。キャトラとミスターマンの追いかけっこが始まる。

 ミスターマンの追跡を華麗に回避し続けるキャトラ。しかし、突如分裂したミスターマンに驚き、捕まってしまう。ミスターマンについて分裂することもあるトゥーンな奴、人を喜ばせることに手段を選ばない奴と解説するジモートだが、キャトラから説明になっていないとツッコまれる。

 再度逃げ出すキャトラ。一人で移動するのは危険なため、全員でキャトラを追いかけることになる。

 

⑦キャトラが近づいて来ることを察知するグローザ。主人公達を仕留める事を考えるが何の意味があるのかと思い悩み、テーマパークへと逃げることを決める。

 

⑧ジモートランドへと到着した主人公達。先に着いたためグローザの姿を一瞬見つけたキャトラ。どこかで見た顔があった気がすると話すと、ショップのオーナーに声を掛けられる。

 楽しい気分になると言われ、オーナーから鼻眼鏡をプレゼントされるキャトラ。そのまま鼻眼鏡をかけるも、話を戻すと言って見かけた顔は誰かと話す。すると和風男にかけられる。

 風船を和風男からプレゼントされ、手に取るも人が続々と増えてお祭りかと文句を言うキャトラ。ジモートはお客様にとって来園した日はアニバーサリーだと話す。

 アトラクションへとキャトラを連れていくために彼女を抱えて空を飛んでいくミスターマン。嫌がるキャトラを強引に楽しませようとするジモートとミスターマンに好意なのはわかるけれどと苦言を呈すアイリス。

 

⑨ジェットコースターに乗せられたキャトラ。小さなキャトラの身長までしっかりと下がったリフトに捕まると、ジェットコースターが出発する。最初は悲鳴を上げていたが、次第に楽しみはじめるキャトラ。

 ジェットコースターが終わると完全に乗り気になっていたキャトラ。もう一回乗りたいと上機嫌な様子を見せる。向こうのコースターはまた違っているとジモートから説明を受けると楽しそうにそちらに向かっていく。

 ジェットコースターに乗ってびしょ濡れになるキャトラだっだが、それでも楽しんでいる様子を見せる。その様子に調子が良いと呆れるアイリス。ジモートはアイリスの笑顔も見たい、君のペースで素直に楽しんで欲しいと声を掛ける。それはもちろんと楽しむことに前向きになるアイリス。

 

⑩ジェットコースターに隠れていたグローザ。びしょ濡れになり、悲鳴を上げていたが主人公達にはバレずに済んだ。しかし、キャトラがもう一度ジェットコースターに乗りたいと発言したため、もう一度、ジェットコースターに隠れることになってしまう。

 

続く。

 

・登場人物

主人公&アイリス&キャトラ

 あらすじ参照。

 

ジモート・ノ・トゥーレ

 ジモ島にあるジモートランドのメインパーソナリティー

 沈痛な雰囲気の主人公達を楽しませようと声を掛けて、半ば無理やりジモートランドに招待する。

 人を楽しませることに情熱を燃やしており、キャトラがアトラクションに乗ると楽しそうな様子を見せると喜ぶ姿を見せた。

 

ミスターマン

 ジモートの友人。

 無口で言葉を話さず、距離感が近いため、鼻息が当たる程の近さで歓迎する相手を見つめる。

 ジモート曰く猟奇的なおもてなし男であり近い距離にいる時には歓迎の意を表している。

 トゥーンな存在であり、人を喜ばせるためには手段を選ばない性格をしており、キャトラをアトラクションに乗せるため、分裂したり空を飛んだりと超常的な力を見せた。

 

グローザ

 慈愛のルーンを所持していた事によってルエル曰く白くなってしまう。

 電撃の力もシャッテンシュピールの三人には効かず、大いなるルーンを狙った三人に攻撃を受けた為、ジモ島へと身を隠した。

 

ルエル

 グローザに慈愛のルーンの影響と大いなるルーンを回収するようエピタフから命を受けた事を話す。

 

ウィユ

 グローザを襲撃した際には謝罪を口にする態度とは裏腹に彼女を痛めつけることを楽しむ猟奇的な一面を見せた。

 

ドゥドゥ

 グローザが逃亡した際には、空腹から正気を失い、彼女を追跡する。ルエル達からグローザに止めを刺すことを任される。

 

ジモートの友人

 砂漠にてパレードに参加した兵士と商人。

 

モートランドスタッフ

 ショップのオーナー、和風男がキャトラに鼻眼鏡や風船をプレゼントした。

 

・用語

ジモ島

 ジモート曰く大興奮のアトラクションで迎えるテーマパークの島。

 大いなるルーンは眠っておらず、歓喜のグレイスルーンしか存在しないとジモートは語っている。

 

歓喜のグレイスルーン

 ジモ島のグレイスルーン。

 

慈愛のルーン

 グローザが所持し続けた事で彼女に白くなるという影響を与えた。

 

以上。