白猫プロジェクト ストーリー解体書 The Shining Shadow 3章編

・あらすじ

①遺跡へと向かった主人公達。遺跡内にはたくさんの人の悲しみ、憎しみ、恨みが以前のシバルバーの魔神具が眠っていた遺跡同様充満していることをアイリスが感じ取っていた。

 遺跡内の空気にあてられて気分を悪くするアイリス。キャトラは撤退することを提案するが、闇に対抗する武器があるはずであり、少しでも闇の事を知る為にも避けては通れないと言ってそのまま進むことにする。

 場面は過去へ変わり、数百の戦士たちが思い思いの得物を手にして闇の魔物との戦闘を繰り広げる。無数の魔物の前に戦力の差は明白だったが、人間の姿のアシャクァトルが戦士たちに檄を飛ばす。

 巨大な魔物の頭頂に剣を突き立てるアシャクァトル。しかし、魔物の内側から闇が発生して剣は闇の瘴気に侵されて金属の輝きを失ってしまう。

 剣を失っても倒れた仲間の武器で戦うアシャクァトル。しかし、仲間の戦士たちは次々に倒れてしまう。

 

②屍に埋め尽くされた荒野に一人残されたアシャクァトル。誇り高き蛇の戦士として、敗れた者のならいにより、闇に忠誠を誓うと話すアシャクァトル。

 しかし、闇はアシャクァトルを渦巻き飲み込み始める。忠誠を誓うと告げたのにも関わらず闇に取り込まれる事に強い怒りを示すアシャクァトル。

 闇はそのまま膨張して荒野を黒く染めていく。地中深くへと沈んでいき闇が姿を消す。

 闇に取り込まれたことによってアシャクァトルは現代の魔物の様な姿へと変貌する。

 場面は現代へと戻ると、主人公達はイシュプールと出会う。主人公達と自分は同じ者を追っていると話すイシュプール。人は探していないというキャトラに対して、シバルバーの魔神具を探している以上同じことだとイシュプールは回答した。

 時を経て地中にあった魔神具が色々な遺跡に押し出されている事を話すイシュプール。その影響で遺跡には闇が濃くなり、魔物が強力になる影響が出ていると説明した。

 呪われた剣を発見した主人公達に力を引き出したいのならまた苦労することになるとアドバイスをするイシュプール。情報を小出しにすることをキャトラから指摘されるがモットーだと言って取り合わなかった。

 遺跡の奥へと進む主人公達。

 

終了。

 

・登場人物

主人公&アイリス&キャトラ

 あらすじ参照。

 

シュプール

 シバルバーの魔神具である呪われた剣を彼らの剣と呼んでいたことから、アシャクァトル達、蛇の戦士たちについては主人公達に説明していないことも多いと思われる。

 

アシャクァトル

 蛇の戦士たちの中でも一際大柄な戦士だった過去が明かされた。

 しなやか、それでいて鋼の様な肉体を持ち、闇との戦闘では最後の一人になるまで戦い続けた。

 蛇の戦士として敗れし者のならいにより、闇に忠誠を誓うが、闇はそれを聞かず取り込もうとする。それに強い怒りを抱えながら、闇の影響で現在の魔物の様な姿に変貌した。

 

・用語

シバルバーの魔神具

 今回、主人公達の向かった遺跡に眠っていたのは片手剣。

 例に漏れず呪われており、闇に対抗するために主人公達は解呪を目指した。

 イシュプールの発言から、様々な遺跡に押し出されている事、蛇の戦士たちの武器であることが語られた。

 アシャクァトルが魔物の頭頂に突き立てた剣とは明言されなかった。

 

以上。