・あらすじ
①リコを訪ねてきたサワワ。ヴィルフリートの誕生日を祝いたいとリコにポッキーの依頼をする。
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誕生日は既に過ぎているかもしれないが、お世話になったためお礼がしたいと言うサワワに年の数だけのポッキーを用意すると安請け合いするリコ。
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偶然その場に居合わせた主人公達。キャトラからヴィルフリートの年齢から大丈夫かと心配されるリコ。サワワはヴィルフリートの正確な年齢を把握しており、一万五十本のポッキーを用意してくれないかと更に頼んだ。
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魔法では一万本以上のポッキーを用意することは出来ないが、ポッキー専用の倉庫があることを話すリコ。サワワが呼んでいたライライもお菓子の倉庫に興味を示して、主人公達、リコ、ライライ、サワワの六人で倉庫へと移動する。
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倉庫に到着するも、倉庫が空になっていることに気が付くリコ。倉庫の至る所に獣の嚙みついたところがあると言うサワワ。キャトラ達は倉庫周辺でガブリーを発見しており、彼女の仕業だと確信する。
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別の倉庫があるが、そこもガブリーに襲撃される恐れがあるため、先回りしてポッキーを確保することになるリコたち。
②しかし、ガブリーの足は速く、中々追いつけないリコたち。早く移動しないといけないと焦ったサワワは皆を風に乗らせることで高速移動しようとする。
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突風に吹き飛ばされるリコたち。ライライは楽しそうな様子をみせていたが、リコ、キャトラ、アイリスは悲鳴を上げて飛ばされていた。
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吹き飛ばされた先はかえって遠回りになってしまう道だった。すると、そこにはジャガーが生息しており、リコたちに襲い掛かろうとしていた。
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通して欲しいと頼むリコ。ライライは大きな猫のおへそを食べたいと呑気な事を言っており、サワワからこのままでは食べられるのは自分達だとツッコまれていた。
③ジャガーを撃退したリコたち。二つ目の倉庫へとたどり着くが、既にガブリーも到着していた。
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リコたちの目の前で倉庫ごと一瞬で胃の中へと消滅させるガブリー。おあずけ前かけの効力は効いていないかと考えるアイリス。キャトラがよく見てみると前かけに負けずに力ずくで食べていることがわかった。
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リコの魔法のステッキをポッキーだと思い込むガブリー。説得しようとするリコだったが、もはや言葉の通じない飢餓状態になっているガブリーはそのままリコに襲い掛かる。
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リコを助けるためにガブリーに雷を落とすライライ。しかし、ガブリーは黒焦げの状態でも立ち上がり、ライライを食べ物のカミナリ・オコシだと認識して彼女に食らいつく。
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噛みつくガブリーに負けじとおへそを食べようとするライライ。リコはライライが囮になってくれたと勘違いして犠牲を無駄にしないようにと次の倉庫へと皆で向かった。
④最後のポッキー倉庫が危ないと急ぐリコたち。いつの間にか合流していたライライはサワワにどうしてヴィルフリートの誕生会をしたいのか聞く。
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自分達のおじいちゃんにちょっと似ているからと理由を話すサワワ。サワワ達の祖父はどんな人かと聞かれると、ライライが嵐のかみさまですごいごろごろずどーんなのだと説明する。
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サワワも普段は厳しい人だが、時々面白い話をしてくれると説明する。ライライも祖父は面白いと話す。
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ヴィルフリートも面白いかと疑問に思うキャトラ。サワワはヴィルフリートの落語やダジャレはすごく面白いと話し、同意を求めたがキャトラ達はノーコメントを貫いた。
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サワワのヴィルフリートへの想いを聞いたリコは絶対に誕生会を成功させないといけないと決意を固める。
⑤またしてもガブリーに先を越されて、最後のポッキー倉庫も空にされてしまったリコたち。前かけで喉が苦しいはずなのにリコたちを食べ物と認識して食べようとするガブリー。
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どうしてこんなことをするのか、お菓子は皆で食べた方が美味しいはずだとガブリーを説得しようとするリコ。しかし、ガブリーには通じなかった。
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襲われるリコ。ガブリーを止めるためにサワワとライライが風と雷を使用する。ガブリーの分もあるから皆で一緒に食べようと話すリコ。しかし、ガブリーの耳にはガブリーの分と食べようしか聞き取られなかった。
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サワワとライライの力でも押さえきれなくなりリコに逃げるよう言う二人。
⑥ガブリーと戦い、彼女を目覚めさせるリコたち。ガブリーが気付くと自分は一体何をしていたのかと記憶が混濁している様子だった。
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ポッキーを全部食べてしまった事を聞かされると、すごくお腹が空いて美味しいお菓子を見つけた事を思い出すガブリー。美味しすぎて食べるのが止まらなかったと話す。
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そこまでポッキーを愛してくれていたのかと感動するリコ。諦めるのはまだ早いと言って、ガブリーの周囲に魔法のエネルギーが大量に発生している事を話す。
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お菓子をおいしく食べることで発生するスィートがガブリーの周囲にある事から確かに暴走していたが、心から美味しく食べてくれたためまた作ることが出来ると話すリコ。
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リコがリコ・グリコ・リコ・リコ・グリコー!と呪文を唱えると、たくさんのポッキーが出現する。
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これでヴィルフリートの年の数だけポッキーを飾れると安堵するサワワ。すると、陰から様子を見ていたヴィルフリートが自分からも礼を言いたいと出てくる。
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来てたのなら手伝いなさいとキャトラはヴィルフリートを叱るが、サワワは見守ってくれていたと解釈していた。
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祝賀会を企画してくれた事を感謝するヴィルフリート。不死者の帝王の生誕を祝おうとは頓智がきいたことをするとサワワを評価する。
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祝賀会の余興としてヴィルフリートが0歳の時のしゃれこうべを見せると、サワワとライライは座布団一枚と面白がるが、キャトラ達には理解できなかった。
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これ以上は邪魔しないと言って去ろうとするガブリー。しかし、リコはみんなで食べた方が美味しいと言ってガブリーを仲間に入れたスィートパーティを開く事にする。今回の騒動を面白がったヴィルフリートは自分の創作落語の一席にすると話していた。
終了。
リコ
主人公&アイリス&キャトラ
あらすじ参照。
サワワ
ヴィルフリートにお世話になっているということでリコに依頼をして彼の年の数だけのポッキーを飾ることを企画した。
ライライとは双子の姉妹であり自分が妹であると明言した。
ライライ
未だに誰かのおへそを狙っており、リコのおへそも狙っていた。その際にはサワワがリコに謝り、後で言って聞かせるとフォローしていた。
暴走したガブリーとも対等に渡り合い、噛みつかれても負けじとおへそを食べようとしていた。
ガブリー
飢餓状態からおあずけ前かけが喉を絞めても力ずくでポッキーを食べて、三か所全ての倉庫内のポッキーを平らげてしまった。
正気に戻ると、素直に独り占めしたことを謝罪して暴走状態だったことを話した。
ヴィルフリート
今年で一万五十歳になる。
サワワ達を見守っており、ガブリーとの一件を面白がって創作落語の一席に加えていた。
嵐のかみさま
サワワとライライの祖父。ライライよりも強力な雷を起すとライライが説明していた。
お笑いを好むヴィルフリートと似ているとサワワが話しており、ライライも話が面白いと祖父を言っていた。
以上。