白猫プロジェクト ストーリー解体書 リコ・グリコ・リコ・リコ・グリコ―!編

・登場人物

リコ

 お菓子の国、グリコランドから双子の弟グリと共にやってきた魔法使い。主人公達へお近づきの印としてポッキーを差し入れた。

 ポッキーが大好きであり、ポッキーを知らないというキャトラ達にポッキーの美味しさを熱弁した。

 珍しい形をしている所もポッキーの好きな所であり、ポッキーの様にまっすぐに生きたいと発言している。

 魔法でポッキーを出現させることが出来るため、キャトラ達にもっと多くのポッキーをプレゼントしようとするも、魔法のステッキを落としてしまい、魔法が使用できない状態となってしまう。

 魔法が使用できなければ、グリコランドを成り立たせる幸せの力のスィートが集められないため、グリコランドの存続の危機だと慌てる様子を見せた。

 グリになだめられ落ち着きを取り戻すと、主人公達が捜索の手伝いを申し出てくれたため、共にステッキを探しに行くことになる。

 

 無事、ステッキを発見するともう絶対手放さないと言って、手伝ってくれた皆にお礼を言う。

 魔法が使用できるようになったため、キャトラからお菓子を出してみて欲しいと頼まれて、リコ・グリコ・リコ・リコ・グリコー!と呪文を唱えると、空中からたくさんのポッキーとプリッツを出現させる。

 おやつにはお茶も必要だとグリが発言すると、お茶と言えばそのちゃんと言って、自身の友達であるお茶の魔法を使うそのを呼んだ。

 お茶もそのに用意してもらえるため、おやつにしようと提案すると、キャトラから景色の良い場所でのおやつを提案されて、それに応じる。

 

 景色の良い場所に向かう最中に同じくグリコランドの魔法使いである、美雨と咲が自身を探しており、合流した。

 美雨と咲の魔法によって水田から収穫した米を使用したおせんべいも手に入り、お菓子は揃ったと語って、スィートパーティを開くことにする。

 

 景色の良い場所に到着すると、グリと共に呪文を唱えてポッキーとプリッツを出現させる。

 皆でおやつを食べる幸せからたくさんのスィートが生まれ、グリコランドへと送られていった。

 今日の記念にとアイリスとキャトラの姿がパッケージに入ったコロンを作った。

 最後は皆に集まるように言って全員で呪文を唱えて、場を締めくくった。

 

 グリ達はグリコランドへと帰っていったが、飛行島のある世界を面白そうと気に入って皆とは一緒に帰らずにもう少し遊んでから帰ることにした。

 大好きなポッキーの力で世界をもっとおいしくすると声高らかに宣言した。

 

グリ

 リコの双子の弟。

 プリッツが好きであり、プリッツの様にシンプルで味のある魔性使いを目指している。

 リコと同じく、リコ・グリコ・リコ・リコ・グリコと呪文を唱えることでお菓子を出現させることが出来る。

 

 スィートパーティではリコと共に呪文を唱えてポッキーとプリッツを出現させた。

 スィートパーティで生成されたスィートによってグリコランドも助かると発言をしている。

 アイリスとキャトラのパッケージのコロンを一人でも多くの人に届けようと意気込みを見せていた。

 

その

 お茶の魔法使い。

 リコが呼びかけると空飛ぶ箒のような茶筅に乗って飛んできた。

 お茶とお菓子は仲良しだと語って、呼ばれて現れるくらいはお茶の子さいさいだと語っている。

 お茶を飲んでほっと一息ついてみんなに幸せになって欲しいと自分の活動のモチベーションを語っている。

 俳句を詠むことが多く、リコたちにも俳句にチャレンジすることを促した。

 俳句は思ったことをそのまま詠めばいいと語って、リコやアイリス達が詠んだ俳句を聞くと、素直な気持ちが伝わってきてすごく良いと褒めていた。

 

 スィートパーティでは大きな茶筅を振るってみんなの分の緑茶を用意した。

 

美雨

 おせんべいの魔法使い。咲と共に行動している。

 飛行島のある世界でスィートを集めているというリコの手伝いをしようと彼女を探していた。

 おせんべいを知らないと言うキャトラ達の為におせんべいを用意しようと、咲と共に呼吸を合わせて集中し、魔法を使用して水田を用意した。

 美味しい米菓を作るためにと景色を変えるほどの魔法を使って水田を用意した所、マイが猛スピード走ってきて、自身達が用意した水田を米の天国等と言って褒めちぎった。

 それにはこの世界にもお米を愛する人がいたとほろりと涙を流していた。

 マイの思いを受け止め、しっとり、しっかりお相手しますと語って、マイとの二人の世界を作り上げていた。

 咲と共に再び集中すると、緑の若い稲が風に揺れ瞬く間に金色の穂をつけた。

 お米が空に舞い上がると、おせんべいとなって降ってきた。

 おせんべいを用意することに成功すると、マイに応援してくれたことへのお礼を言って、お米のお菓子の良さを広めてとマイから言われて固く握手した。

 

 スィートパーティでは先ほど用意したおせんべいを振舞った。

 アイリスとキャトラのコロンをリコが作ると、マジカルショップにそのコロンを送った。

 

 美雨と共にリコの手伝いに来たおせんべいの魔法使い。

 お米への思いから二人の世界を作り出すマイと美雨に少し呆れた様子を見せるも、美雨ばかりを働かせられないと美雨と共にお米を空へと舞い上がらせると、はけを使って空中のおせんべいを回収した。

 マイからお米のお菓子の良さを広げてと言われ、固く握手をした。

 

マイ

 美雨と咲が水田を魔法で用意すると、猛スピードで走ってきた。

 水田を見るなり、なんて素晴らしい、この世のものとは思えない、お米の天国と水田の良さを褒めちぎった。

 理想の環境であり、お米の桃源郷と水田を例えて、独特の香りと美しい色艶から土へのこだわりを感じていた。

 テンションが上がりすぎて、お米と一緒に育ちたいと言って水田にダイブしていた。

 飛行島のある世界にもお米を愛する人がいたと涙を流す美雨にはおせんべい作りをお米への愛情でサポートすると言って二人の世界を作り上げていた。

 おせんべいが用意出来た後は、お米のお菓子の良さを広めて欲しいと美雨と咲と固い握手を交わして、笑顔で去っていった。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 ポッキー、プリッツ、おせんべいなど魔法使いたちが用意したお菓子は初めて食べる。

 キャトラはチョコを食べても平気なのかとリコに問われると、アイリスがキャトラは特別な猫であるため大丈夫だと語った。

 キャトラはポッキーとプリッツを気に入っており、独特の歯ごたえがやみつきになり、甘いポッキーとしょっぱいプリッツを交互に食べると飽きが来ないと語っている。

 アイリスはおせんべいと緑茶の和の心を堪能していた。

 リコから今日の記念にとアイリスとキャトラの姿がパッケージに入ったコロンが作られた。

 

・用語

グリコランド

 お菓子の国。魔法使いたちが住んでいる場所。

 スィートという魔法の力で成り立っており、リコたちがスィートを集められなければ消滅してしまう。

 

スィート

 お菓子を食べた時の幸せな気持ちが魔法の力になった物。

 グリコランドを成り立たせており、リコはステッキでこれを回収している。

 

緑茶パワー

 そのの用意するお茶に宿るパワー。

 スィートを増幅する力を持っている。

 

以上。