白猫プロジェクト ストーリー解体書 〜第7章〜メルヘン島の白馬の王子様HARD編

・登場人物

主人公

 メルリン島を改めて探索した。

 遺跡にてウマルスと二人きりになった際にはまったく話さず汗をかくだけで口数の多い彼ですら何か話してほしいとお願いされていた。

 ウマルスから一方的に話しかけられることによって汗をかき続けそれが引き金になりサマーソウルが召喚された。

 

アイリス

 タビィの発案で飛行島メンバーで昆虫採集をしていた時には虫に刺されたらヒールをすると声を掛けていた。

 タニアを気にかけており彼女の元を二度訪問して話を聞こうとしていた。

 ヘレナ作のハバネロパイを気に入っておりあれは究極の美味しさだったと語る。

 ウマルスの嘘話はいつも明るくいることが大事だと気付かされたと好意的に思っている。また、歴史に詳しくない自分でも嘘だとわかる話を流暢に話すことが出来る彼を頭の回転が速いと褒めている。

 ウマルスが飛行島メンバーをタニアに紹介する際には主人公と共に双子の魔人リリーとルルーだと紹介されて自分はどっちなんだろうと気にしていた。

 

キャトラ

 嘘話の多いウマルスの通訳を買って出る。彼の嘘話を極端に嫌っており長い上にミがないと好意的なアイリスとは真逆の反応をしている。

 コジローにウマルスと同じように冗長に話して彼を圧倒してくれと依頼する。それが成功すると非常に喜び上には上が居ると彼にお灸をすえた。

 ウマルスに対しては辛辣な物言いが多い。タニアからウマルスをよろしくと言われた際にはいらないと一言で切り捨てようとした。

 

マルス

 嘘話が多いため飛行島メンバーからも話すたびに身構えられることが多かった。

 バロンとの初対面では彼に関することを推測する際にでたらめな情報でいろいろと質問した。ほとんどがバロンによってそんなことはないと切り捨てられたが彼の金槌の質問の際にはカイルが指摘したそのままのことを言い当て下手な嘘も数を撃てば当たるとキャトラを感心させた。

 所持しているスタリオンオーブは古より伝わる聖遺物の可能性が高いとバロンに鑑定された。これはある日メルリン島で拾ったものである。

 ハーティとの初対面ではアイリスからでたらめばかり言われると忠告されたと言った彼女に対してアイリスは本気で嫌がっているのだろうかと聞いて気を遣う部分を見せた。

 エレサールとの初対面では適当に森を調査しているエルフではないかと質問してそうだと答えられると当たってしまうとはと自分でも戸惑っていた。その後、自然を調査していたエレサールに対して森の奥に十年に一度しか咲かない幻の花があると嘘を吐き、それがバレた際に彼に怒られる。

 フラワー達の口数の多さには寂しくなることがないと好意的な意見も持っているが少々辟易としている模様。

 ダンテとの初対面では馬としての脚力に興味を持たれるも走るのは嫌いと脚力を見せるのを嫌がっていた。彼によって尻を叩かれ馬の本能で無理やり走らされるとスタミナはないがいい足をしていると評価された。この行為に二度とやるなと本気で嫌がっていた。その後、乗せてほしいとせがまれるが断っている。

 自身の生まれに関しては把握していない模様。

 タビィとの初対面では獣人かと聞かれるも自分は自分でありタビィはタビィだと言ってお茶を濁していたが恐らく違うと語っている。その後乗せてほしいとねだられダンテの時と同様に断っていたが追い込まれ飛び乗られてしまう。その際に体重重い?と聞かれ気を遣って重くないと話すが嘘だと察されて降りられた。彼女が走り去っていくと誰が乗っても乗せてないよりは重いと感じてしまうと寂しそうに呟いた。

 コジローとの初対面では単純な者が多い飛行島メンバーをあんまり惑わないでくれとやんわり注意された。その後、キャトラのから依頼されたコジローの弁舌で同じ土俵にもかかわらず圧倒されてしまいお灸をすえられた。

 走ることは嫌いなものの馬としての脚質は良いようで飛行島男性メンバーによる走り込みの鍛錬ではダンテとエレサールと互角の勝負を見せた。

 調理当番になったもののアイリスから手が脚であるため料理は難しいのではと聞かれるも馬魔法でどうにかすると答えた。馬魔法での調理はキャトラによって却下され調理当番にはならなくなった模様。

 ニンジンが好きな様で嫌いだと嘘を吐いて多く貰おうと考えていたがキャトラにお見通しでありうまく事は運ばなかった。

 主人公との遺跡探索でも普段の冗長な嘘話を繰り広げるが、汗をかいて反応するだけで否定などの言葉を返さない彼に戸惑っていた。

 主人公の汗によって召喚されたサマーソウルに冬にも関わらず夏だと豪語する彼に季節感は大事だと意見するとバカヤローと殴られる。このことから彼は苦手となり主人公にはもう汗はかかないで欲しいと頼んだ。

 タニアに改めて飛行島のメンバーを紹介する時には全員違う名前で紹介した。その後、嘘の名前だったとタニアにバレて嘘を吐いたのかと幻滅されそうになると別人格であるスルマゥが出ていたと誤魔化した。 

 

バロン

 ウマルスとの初対面では彼のでたらめな推測を冷静に否定していた。彼の持つスタリオンオーブに興味を示し古より伝わりし聖遺物ではないかと推測する。

 現在は戦闘は主人公たちに一任しており鍛冶屋に専念している模様。

 鍛冶の素材を探している最中にタニアと偶然出会った際には風貌から最初は怯えられていたが、穏やかな物腰から次第になつかれていく。

 タニアからはお話として多くの質問をされる。鍛冶屋は楽しいこと。上手く仕上げられれば嬉しく、納得できないときは次は頑張ろうと思うこと。ひげは専用の剃刀で整えていること。耳飾りは魔除けでありピアス穴は昔に散髪屋に開けてもらったこと。全ての質問に丁寧に答えていた。

 タニアから夢を聞かれると世界中の皆の幸せと答える。それに感銘を受けて効果はないかもしれないが夢のルーンに祈ってあげると彼女に言われると心使いが嬉しいと語った。最後にまた来て欲しいと二人で約束をした。

 

ヘレナ

 究極のパイを作成すると主人公たちに豪語する。

 究極のパイとはしゃべるパイでありメルリン島に自生するしゃべる花を材料にすることで作成するとレシピを考える。

 話すことのできる花を摘むのは倫理的な問題があるのではと心配するアイリス達に対して究極のパイを思いついてしまい止れない。悪魔とでもダークヘレナとでも呼ぶといいと究極のパイへの狂気的な思いを語る。

 しかし、いざフラワー達を前にすると親切な言葉を掛けらたこともあり摘むことができなかった。それを見てフラワー達からしゃべるパイの材料として食用であるしゃべるフラワーの実を渡される。

 それをパイの材料にしようとするものの、しゃべる実は調理法にうるさくパイは低俗な料理だと罵る。それを聞きパイの良さを知らない人をパイにしても意味がないとその実を投げ捨てた。

 

エレサール

 自然調査の結果、メルリン島の自然はソウルが潤沢であり生物も多数存在していることから素晴らしい自然環境だと語る。

 しゃべることのできるフラワーは苦手の様でもう少し花らしい方が好みとコメントしている。

 ウマルスから幻の花があると騙され魔物の出る森の奥まで行くことになる。騙されたと知って怒り心頭の状態でウマルスから島の自然の点数を聞かれると0点と答えるも感情で点数を曇らせてはいけないと彼に諭され、世界樹の存在も加味して100点の最高評価を下した。

 飛行島メンバー総出の昆虫採集の際には虫とはいえど無益な殺生はやめるようと声を掛けている。

 その後、一度の調査だけでは島の自然を完全に知ることはできないとハーティとタビィを連れて世界樹の上を探索する。高く上るほどソウルが潤沢になりテンションが上がっていき若返ったようだと発言する。

 この発言がきっかけで年齢の話になり400年も生きていて長いと感じたかとタビィに聞かれるとエルフだけでのんびり暮らしていると長くは時間を長くは感じず、主人公たちと冒険し様々な出来事を経験した時間の方が長く感じるとコメントした。

 誕生日を祝う習慣のないエルフのため自身の誕生日を覚えておらず、タビィ達の発案で今日を誕生日にしようと決める。

 走り込みの鍛錬ではダンテと共に飛行島の中での存在感維持のために鍛錬をし続けなければと熱く語っている。

 タニアに向けたウマルスによる嘘紹介では穢れし長耳チャペスと紹介された。

 

ダンテ

 ウマルスを馬として足等に興味を持っていた。尻を叩いて無理やり走らせるとスタミナはないがいい足をしていると評価した。

 白馬が一頭欲しかったと発言しウマルスに自身の馬になるよう打診するも断られる。兄弟がいればその馬をと考えいるかどうか質問したが生まれはわからないと返答された。

 飛行島メンバー総出の昆虫採集には乗り気で参加していた。

 タニアの元へアイリス達と共に訪問する際には顔が怖かったためタニアに怯えられ逃げられてしまった。笑顔が苦手なのは戦うことを仕事にする騎士の職業病であると語り笑顔の練習をすることになる。

 笑って見せると不敵なニヤリとした笑顔や悪役の様な高笑いなどバルラに出没したニセモノに近くなってしまった。

 アイリスからの大切な人が幸せな様子を思い浮かべると自然と顔がほころぶのではとアドバイスされ、楽しかった思い出を思い出すことに集中する。その間に魔物に襲撃されるが感触を手放したくないと戦闘態勢を取らず、アイリス達が魔物を引き受けた。 

 魔物討伐後集中を解いていたためキャトラから練習の成果を見せるようせがまれるがバルラは今でも復興途中であり過去を思い出して笑う時間はなく未来を切り開いていかなければならないと語り、闇を討伐するという決意が鈍ってい事を自覚し決意を新たに鍛錬へと向かった。

 走り込みの鍛錬ではエレサールと同じく存在感維持のため熱くなっていた。

 調理当番のウマルスが料理ができず代わりに指名された。バルラの宮廷料理を作れるようで極上の味だと飛行島メンバーの評判になっている。

 ウマルスの嘘紹介ではゴメスと紹介された。

 

タビィ

 ダンテがウマルスの足を褒めていたの聞き乗りたいとせがむも断られる。無理やり飛び乗って走らせようとするもウマルスの反応から自身が重いのではと察する。気を遣ったウマルスの嘘を聞き入れず痩せなければと走り去ってしまった。

 飛行島メンバー総出の昆虫採集を主催して大人のシャイニングヘラクレスオオカブトを探す。しかし、鳥の多いメルリン島では昆虫はあまり姿を見せなかった。鳥を狩ることを提案するが生態系維持の観点からダンテとエレサールに注意され断念する。その後落ち込んだ様子を見せ、慰めとしてハーティから肉に似た石を渡されるも食べらないしと困惑し落ち込んだままだった。コジローたちから昆虫採集は夜更けから明け方が一番であると励まされ一晩中探すことになるが結局虫は見つけられなかった。

 エレサール達と共に世界樹を探索した時にはエレサールの誕生日会を開きたいと考え、誕生日を忘れたエレサールの誕生日を今日に決めて来年サプライズをやろうとハーティと相談した。

 ウマルスの噓紹介ではキャサリーンと紹介されるも誰のことだかわかっていなかった。

 

ハーティ

 アイリスからでたらめばかりを言うとウマルスの評判を聞いて初対面ではウソつきオオカミホースと呼んでいた。

 ウマルスの流暢な話術を盗もうと真似をしようとするも無駄が多いため真似ができなかった。成長していつか盗んでみせると意気込みを見せた。

 飛行島メンバー総出の昆虫採集では虫はあまり好きではないと語るも理由は平気だとロボットっぽいからという理由だった。

 アイリスと共にタニアの元を訪れた際には楽しい雰囲気ならタニアも出てきやすいのではと考えて二人で踊ることを提案する。へっぽこぽーと独特な掛け声の不思議な創作ダンスをアイリスと共に踊っているうちに楽しくなってきてしまい魔物を討伐しに行くアイリスにはついて行かず踊り続けた。

 魔物討伐後アイリスが戻るとタニアと共に楽しくダンスを踊り続けていた。お話がしたいというアイリスに対してまだまだ踊りたいとタニアと共に踊り続けていた。

 ウマルスの噓紹介ではエレサールこと穢れし長耳のチャペスの妻、ぺポ婦人と紹介されペポでーすと嘘に乗っかった。

 

コジロー

 ウマルスが加入したことで飛行島のやかましさが倍に跳ね上がったと語る。

 単純な者が多いためあまり惑わすようなことは言わないでやってほしいとウマルスを諭した。

 キャトラから依頼されて不本意ながら弁舌でウマルスを圧倒する。この弁舌の強さは借金をするときに鍛えられた。

 飛行島メンバー総出の昆虫採集ではガキの時以来と意欲的だった。

 走り込みの鍛錬の際には熱いダンテたちとは逆に仕事が減るのはいいことだと鍛錬には乗り気ではなかった。鍛錬も最後まで走り切らず途中で抜け出した。

 ウマルスの噓紹介ではモッコロポロッコ卿と紹介され殴るぞとツッコみを入れた。

 

タニア

 まだ人に対しての恐怖心は強い。ダンテの顔を怖がりアイリスの最初の訪問では姿を見せなかった。

 アイリスの二度目の訪問ではハーティの踊りに興味を示し、何も意味がないから好きと踊りを気に入りハーティと共に踊り続けた。踊りの掛け声も気に入っているようで一人でいるときも口ずさんでいた。

 偶然出会ったバロンには最初は警戒していたものの優しい物腰に心を開いていく。バロンを気に入りまた会いに来て欲しいと約束をした。

 ウマルスがホラ吹きであることはまだ知らないようで嘘紹介の名前を訂正されたことでウマルスが自身に嘘を吐いたとショックを受けた。それ見たウマルスが慌てて別人格のせいだったと嘘を吐いたことでまた信頼するようになる。

 

フラワー

 タニアの心が安定した影響で嘲笑うような口調ではなく親切な性格になっていた。

 しゃべるパイを作りたいというヘレナにしゃべる実を渡した。

 

フラワーの実

 食用の木の実だが調理法にうるさい。

 シンプルに炒めることが自身の味を最大限に楽しむ調理法であると語り、パイは低俗な料理だと言っていたがパイの材料になることは拒否しなかった。しかし、怒ったヘレナに投げ捨てられる。

 

サマーソウル

 ウマルスに一方的に話され汗をかき続けた主人公の汗に反応して召喚された。

 これだけ汗が流れればそれはもう夏だと豪語するもウマルスから季節感は大事だと反論されバカヤローと殴った。

 

・用語

スタリオンオーブ

 ウマルスがメルリン島で拾ったもの。

 恐らく古の聖遺物。

 

世界樹

 何本かの木が集合して一本になっている。

 エレサールでも構成する木に検討は付くが名前はわからないと話されていた。

 エレサールによると構成する木も世界樹自体も新種である。

 

以上。