白猫プロジェクト ストーリー解体書 ロベルト・ヒンメル思い出ストーリー編

・登場人物

ロベルト・ヒンメル

 重い機械を背負った少年。ルーン工学技師であり新しい機械の発明が専門。

 飛行島には発明のネタを探しに来た。

 飛行島にやってきた際に搭乗させてもらったお礼として言ってくれればなんでもすると言ったが、キャトラから無限おまんじゅう出し機としけったおせんべいをおいしく元通りにする機をアイリスから自動洗濯物干し機と自動お風呂洗い機を作って欲しいとお願いされ無茶な要求に怒るのではなくなんでもと過ぎたことを発言したことを謝罪していた。

 青のルーンと緑のルーンの力を併用することで食べ物を冷凍保存する機械を発明しようとしていた。その際にある島でこういった機械は実用的に使われていることとその機械は島でのみ入手できるルーンでしか動かせないという事実を挙げ、誰でもどこでも使える様には広く普及しているルーンでも同じ機能が使えるものを発明しなければならない。それがルーン工学技師の仕事であると語った。

 空が好きであり自由に飛ぶことが夢であると語った。その際にキャトラからそういった機械を発明すれば良いと提案されるが飛ぶだけなら飛行艇で事足りるので発明の優先順位は低いと語った。

 発明に優先順位をつけているのは恩人である公爵様への恩義の影響が強い。スラム街に住み天涯孤独で明日のパンのためにありあわせの部品で機械を作って売っていた自分に対して見込みがあるとして資金を援助し発明家として食っていける様にしてくれたのがその公爵様だった。こういった自身の境遇から幸せに報いるためには人のためになる発明をせねばならず自身の欲望に従って発明を行うのは裏切り行為と考えている。

 公爵様の娘からは「弟ができたみたいでカワイイですわ〜。」と気に入られている様子だが何か非礼があったらまずいと彼女と接するのは恐縮と緊張が大きい様子。また、キレイな女性からカワイイ弟として接されるのはめげるという年頃の男子としての悩みもある模様。

 飛行島に来た目的は発明のネタ探し以外にも空への憧れから空に最も近い場所であることが理由であったと告白し、好きだった飛行島からの空の眺めを憧れのあまり胸が詰まるといって見納めにしようとしていた。それを聞いた主人公が発したルーンの光とキャトラ、アイリスからの気を遣い過ぎではないかという助言を受けて一度は人のための発明をするべきではという反論をするが考えが変わり、自身の空を飛行装置でのびのびと空を楽しめば人のためになる発明により一層身が入ると考え携行用飛行装置の発明に取り掛かった。

 

主人公・アイリス・キャトラ

 ロベルトとの交流を深める。

 

公爵様、その娘

 セイクリッド公爵とアンナであるということがフォースターイベントで明示されている。

 

・用語

ルーン工学

 ルーンで動く機械を指す言葉。工学技師にも専門分野がありこれの発明家は一般的なルーンの組み合わせで生活に利便的なものを発明することを仕事にしている。

 

携行用の飛行装置

 最終的にロベルトが発明しようとしているもの。構想はすでにあり使うべきルーンとそれ用の機構はある程度考えられている模様。

 

以上。