白猫プロジェクト ストーリー解体書 カゲツ・トウヅキ思い出ストーリー編

・登場人物

カゲツ・トウヅキ

 驚くほど美麗な容貌の持ち主。よく誤解されるが女ではなく男。

 威厳のある武人を目指しており立ち振る舞いは男らしくしていると発言しているが、主人公から見ると凛とした女性の立ち姿にしか見えない模様。

 彼方の山の頂上の木のさらに頂点に設置した扇を一発で射るという弓士としての腕は一級品であるものの扇を射った際に中央から少しずれていたためまだ未熟であるという謙虚な性格。

 ある時、キャトラから自身のまんじゅうを盗み食いされたところを発見する。後になって問い詰めるもその時キャトラは別の場所でアイリスと共に行動しており偽物がやったことが判明する。その偽物の正体は妖怪であるヌエであり、この事件を境に彼の周りでヌエが虎、蛇、タヌキや猿、飛行島の住人などに化けて出現し彼を嘲笑うということが頻発する。弓で何度も射ることを試みるが存在は幻の様なものでありどうしても当たらないと言って精神的に参っていた。それを見た主人公がルーンの光を照らしたところ感覚が冴え渡り、ヌエの正体が自分を信じきれない自分の迷いが産んだものであり少しでも当たっていないと疑ってしまうと〈当たらなかったことにしてしまう〉というヌエの性質に気付き、性別を気にしたものではなく自身の動きで射ることで確実に当たると信じてヌエを撃ち抜き撃破した。

 

主人公・アイリス・キャトラ

 初対面では全員カゲツを女性と勘違いしていた。

 

軽薄なカウボーイ

 カゲツをナンパし彼をすごぶる不機嫌にした。

 明言されていないがおそらくデューイ。

 

ヌエ

 カゲツの自身を信じきれない迷いから生じた妖怪。

 性質はカゲツの見る幻に近いがアイリスたちも飛行島の面々を模倣した笑い声を聞いている。

 

・用語

妖怪

 カゲツの故郷に伝わる魔物の総称。

 

以上。