白猫プロジェクト ストーリー解体書 コリン・ツチミカド思い出ストーリー編

・登場人物

コリン・ツチミカド

 狐の半獣に見える巫女。見た目を人や物そっくりに化けることができる特技を持つ。

 飛行島に初めて来た際にはアイリスの姿に化けて景色に感動していた。その後、キャトラや主人公と出くわして驚かせた。その後、アイリス本人もやってきたことで普段の姿に戻って自己紹介をした。

 驚かすのが好きで化けているが化かしには一家言ある。サプライズパーティーの様なものは驚きではあるが化かしではなく現実感を揺るがすことこそが化かしなのだと語る。その後、キャトラの姿に化けて島の人々を化かしに行った。

 バロンに化けて武器作りを辞めてもんじゃ焼きを作ると宣言していた所をアイリスが見つけてすぐさまコリンだと見抜いた。声がそのままであることや化けた人物が言わなそうなセリフばかり言うことをキャトラから指摘されると真似するつもりはなくあくまで化かしたいだけであると語っていた。この心情には変わり映えのしない毎日が苦手で刺激が欲しいという願望がある。

 真似をしたらどうかというキャトラには見えているものが本当に現実なのかはわからないと哲学的な話をし始める。キャトラの好きなカニカマは本当にカニカマなのかアクーアゼリーをよく煮てかき混ぜるとカニの食感になるとバロンの姿になって発言したりとキャトラのカニカマへの愛を揺るがそうとして彼女を混乱させた。

 アイリスに再度化けた際には自分のうなじなどはなかなか見れないとアイリス本人に新鮮な体験をさせていた。その後、主人公の叩くシンバルに合わせて二人で踊ってみせた。その際には完全に動きがシンクロしており見ただけではどっちが本人かわからない状態になっていた。しかし、どっちが本物かと聞く際の口調と声ですぐにキャトラにバレてしまった。

 主人公一人で居た際にヘレナやアイリスキャトラに次々と化けて見せた。アタリマエと思っていた現実が崩壊するのは楽しいだろうと主人公に語りかけメインイベントと題して主人公に化けた。

 ある日、声は聞こえるが姿が見えない状態で何に化けているかと主人公たちにクイズを出した。正解は雲であり地面すれすれで風に流されない雲を見て不審に思ったキャトラによって即座に見破られた。

 中身までその人に化けることは可能だが自分が自分でなくなるのではないかという少しの恐怖心からそのような行為は忌避している。

 旅をしている目的は自分探しであり、いつもの姿に戻るときいつも違和感がありこの姿で居ていいのかと悩んでいると少し深刻そうな様子を見せる。その後これは設定と空元気の様な素振りを見せるがアイリスには無理していると看破されていた。

 主人公がルーンの光を放つと素直な気分になりモヤモヤしていたのが恥ずかしと元気を取り戻した。アイリスからのどんな姿になっても中身はいつも変わらないことからどんな姿でも好きだと励まされる。

 自分探しを旅の目的にすることを辞めてエンターテイナーとして人を化かしていくのを目的にして旅を続けることを決意する。これには人を化かすのは良くないとキャトラから苦言を呈されている。しかし、そんなことは気にせずアイリスと共に踊り始めて朝まで踊り明かすといつも調子を取り戻していた。

 
主人公&アイリス&キャトラ

 コリンの化ける特技には最初は驚いていたが、彼女の声と発言する内容を大体把握するとすぐに看破できるようになっていた。

 主人公は踊る際の音楽が欲しいというコリンの要望にいつの間にか持っていたシンバルを叩くことで答えるというノリの良さを見せた。

 

バロン

 コリンを狐の半獣に見えると語っていたが、これには含みがありあくまで見えるであり断定口調ではなかった。コリンの真の正体を漠然と感じ取ったと思われる。

 

以上。