白猫プロジェクト ストーリー解体書 コヨミ・ホーリィ思い出ストーリー編

・登場人物

コヨミ・ホーリィ&タロー

 狼の半獣の姉弟。コヨミは幼い少女の姿をタローは子犬の様な姿をしている。

 飛行島には雪のルーンを求めてやってきた。

 まだまだ二人とも幼いため、キャトラやアイリスからは世話を焼かれることも多い。

 半獣の特性としてある一定期間の成長をすると人間の様な姿に変わる。コヨミの場合は母の真似をしているうちにいつの間にか人間の姿になっていた。タローはコヨミよりもまだ幼いため狼の姿のままである。

 棒を放り投げて取ってくる遊びをタローとコヨミで行っていた所をキャトラに見られると狼ではなく犬の様だと感想を言われる。そのことについては自身たちは狼であると反論して狼っぽくないかと少し気にしている様子だった。主人公が棒を投げてタローに取ってこさせようとした際にはコヨミが取りに行ってしまい間違えたと照れくさそうにしていた。

 父と母も半獣であり両親の様にカッコよくなるのが目標である。しかし、両親は大怪我を負った際に人間の姿に戻れなくなり、現在は狼の姿のまま生活している。その姿では人里で生活するのは難しいため、北の氷に覆われた人の住んでいない島で暮らしている。そんな両親を助けるために狼の半獣に力を与える雪のルーンを集めている。

 事情を知った主人公たちも雪のルーンの探索に向かうが、コヨミたちはなかなか雪のルーンを見つけられないでいた。そこに酒場に雪のルーンと狐の絵が共にコヨミ達宛に届く。送り主には心当たりがあるようでとても大事なお姉さんだと語る。

 送られた雪のルーンや主人公たちが集めたなけなしのルーンで両親の治療を試みるが失敗に終わってしまう。島近辺の雪のルーンは殆ど使ってしまいもう両親とは共に過ごせないのかと泣き出してしまう。

 それを見た主人公のルーンの光が雪のルーンに力を与えて父と母と通信が出来るようになる。狼語をルーンが翻訳して伝えてくれたことによって久しぶりに両親と会話することが出来た。

 両親からは今の狼の自分たちと暮らすの厳しいことを伝えるが、もうすでにコヨミ達には新たな帰る場所が出来たのではないかと語りかけられる。半獣には人の部分もありコヨミとタローに自分で生き方を選んで欲しいと伝えられる。そしていつでも帰ってきなさいという言葉から元気を取り戻してこれからも頑張ることを決意して新たな居場所である飛行島のみんなが大好きだとコヨミは伝えた。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 幼いコヨミ達の世話を焼く。

 雪のルーンの探索を手伝う。

 

コヨミの父と母

 狼の半獣。現在は怪我のため人の姿にはなれない。

 雪のルーンを通してコヨミ達に自分達で生き方を選んで欲しいと伝えた。

 

狐の絵の送り主

 コヨミの知り合い。

 飛行島の酒場に雪のルーンをコヨミ達宛に届けた。

 コヨミ曰く大事なお姉さん。

 狐の絵から恐らくコリンだと思われる。

 

・用語

半獣

 成長すると人の姿に獣の耳や尻尾が生えている状態になる。

 怪我などの理由で人間の姿に戻れなくなることもある。

 

雪のルーン

 狼の半獣に力を与えるルーン。

 一つの強力なルーンではなく各地で発見できるため希少性はそこまで高くはない。

 

以上。