白猫プロジェクト ストーリー解体書 スオウ・クロー・ヨシヤス思い出ストーリー編

・登場人物

スオウ・クロー・ヨシヤス

 派手な格好の歌舞伎役者。

 初めて飛行島に来た際には自己紹介代わりに歌舞伎のセリフ回しを行ったが主人公達には言葉の意味がわからず歌舞伎役者ということだけしか伝わらなかった。

 歌舞伎役者の世界を厳しい世界だと話すが、言った本人は客が付いており更にはスターと呼ぶ者が居るまでの人気ぶりである。

 舞台上で行う芸事は一通りできると語っており、唄や木剣を用いた立ち回りの舞を主人公たちに披露した。木剣の舞は優雅であると絶賛されて剣も使うことが出来るのかと感心されたが本人曰くあくまで舞であり実戦では使えないと話す。

 戦闘スタイルは巨大なまさかりを用いて相手の防具ごと叩き潰す。巨大なまさかりは扱いづらさもあると語るがそこも逆に魅力だとも語った。

 計画性が無く派手にお金を使うことを躊躇わない。話す熊(恐らくカムイ)に興味を持ち共に酒を飲んでいるうちに話が盛り上がり吸血鬼や王様など多くの人を巻き込んだ宴会に発展した。吸血鬼(恐らくヴィルフリート)は真面目顔をして自身の舞に付いてきたためそれを見たものが更に集まってきた。その宴会で一級の酒やつまみに珍味、楽団や芸団などを呼んだため一年の稼ぎをその日一日で使ってしまったと話した。後日、大きな舞台の仕事が入ったため日銭が無くなることはなかった。

 家族は兄一人と弟一人。両親は既に他界している。一族は故郷のトップだったが責任に縛られることを嫌った自身と兄は末の弟にその地位を譲った。

 苦手な物を挙げた際に一人の女性に恋をしているがその人へのアプローチに思い悩んでいることを告白した。世間では観衆を見せる人気役者で奇抜を好む傾奇者と見られていることを自覚しており、そんな自分が何の工夫もなく言い寄れば赤っ恥だと悩んでいた。

 ある日、酔っ払い荒れた様子を見せる。原因は先述の意中の女性へのアタック方法で悩んでいることだった。自身の芸事は譜面や台本、伝わった型のある借り物に過ぎないと自虐し始める。役者は無から有は作れず、兄の様な詩文の才があれば歌で意中の女性に思いを伝えられるのにと嘆く。それを見たキャトラは人の心を掴む役者は言われたことをそのままやるだけの人ではなれないと語り、オリジナルの歌を作るべきだと主張する。しかし、それにはやる前から及び腰になってしまっていた。

 主人公がルーンの光を放つと正気に戻り、自身の様な若造が芸事を知ったように語るなど先人に失礼だと前言を撤回した。詩文に目が移ったのを反省して一つの道を極めなければと歌舞伎役者として女性にアタックすることを決意する。

 アイリスから舞台に招待すれば良いのではと案が挙げられるが、意中の女性はいつも目をつぶっていることから躊躇っていたことを話す。しかし、姿が駄目でも喉と気迫があると考え直して招待することに積極的になった。

 世話になった分働くと飛行島での冒険に協力することを宣言した。

 

キャトラ

 金の管理に甘く計画性のないクローを𠮟りつけることが多かった。

 クローの芸事の才は評価している様子。

 

主人公&アイリス

 クローとの交流を深める。

 

クローの兄

 クローと同じく責任に縛られることを嫌う派手好き。

 現在は故郷の外れで呉服屋を営んでいる。

 名字や特徴からコジローであると推測できる。

 

クローの弟

 兄二人とは対照的に地味好き。

 アオイの将軍と思われる。

 

クローの意中の女性

 いつも目をつぶっている以外の情報は出なかった。

 

以上。