白猫プロジェクト ストーリー解体書 フローリア・レクランセ思い出ストーリー編

・登場人物

フローリア・レクランセ

 目を閉じた儚げな少女。庭師。

 

 飛行島のアイリス達も設置されていることを知らなかった花壇の手入れを行っていた。そこで主人公達に出会うと自身は目が見えない代わりに草花の声を聞くことが出来ることを話す。草花にも人と同じ感情があり、助けを求める声が聞こえた為花壇の手入れを行っていた。手入れされた花壇は美しい花を咲かせており、そのおかげで主人公達は花壇の存在に気付くことが出来た。それ以降も飛行島の草花の世話を担当させてほしいと申し出て島全体の草花の手入れを行い始めた。

 

 以前は王侯貴族の庭園の世話を行っていた。しかし専属の庭師として働いて欲しいと頼まれ庭師は人ではなく草花に尽くすための存在だという持論から自身の手を必要とする草花の元へ行きたいと考えたためそれを断って飛行島へとやってきた。庭園での仕事はたくさんの花の声を聞けて楽しかったと話している。

 

 ある日たくさんの野菜の山を抱えている所を主人公達に目撃される。農夫と話していた所、意気投合して野菜をプレゼントされて事を話す。この際に男性から花束を貰うことはあっても野菜を貰ったのは初めてと語っており、キャトラモテるアピールかと茶化されて野菜の話に話題を逸らしていた。野菜の知識も演芸の一環として多少は持っているが本職の人には敵わないと話している。

 

 草花のことは家族と考えており、キャトラからみんなのお母さんであると評されると姉でありたいと年齢を気にする様子もあった。

 

 開花を望んでいた花たちを手伝って周囲に色とりどりの綺麗な花を咲かせていた際には風に乗って様々な種類の種子が飛んでくるため不思議な場所だと飛行島を評していた。アイリス達が花の色が綺麗であることを話すと表情を曇らせる。主人公達が去った後に花は花弁を開くのに自身は自らを閉ざし続けていると一人呟いていた。

 

 後日、主人公達に出会うと今まで嘘を吐いていたと謝罪をした。自身の目は名医の治療を受けてすでに見える状態になっているはずだと話した。目を開けられないのは自身の草花の声を聞くことが出来る能力は目が見えないゆえに得た物なのではないかと考えがあることが理由だった。友であり家族である草花の声を聞こえなくなるのはもしもの話であっても身がすくむほどの悲しみであり耐えられないと話す。そんな勇気を出せず色のない世界に留まることを選んで自分を閉ざしている自身を庭師失格だと言ってひどく落ち込んだ様子を見せる。

 

 それを見た主人公がルーンの光を照らすとその光を感じることが出来、色のある世界が美しいことを知った。キャトラやアイリスから花たちもきっと姿を見てもらいたいはずであり一度だけ勇気を出して目を開いてみないかと提案される。その言葉を受けて草花の姿や色を自身の目で見てみたいと決意してゆっくりと瞳を開ける。目を開いた状態でも草花の声を聞くことが出来ており、光と勇気をくれた主人公達に感謝を告げた。

 

 飛行島の庭師としてこれからも草花の手入れをしていくことを決めて飛行島に留まった。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 初めにフローリアが手入れをした花壇の存在を知らなかったためほったらかしにしてしまっていた。そのことをフローリアと草花に謝罪するとフローリアは一番大事なのは草花を大事にする心だと気にしていない様子だった。

 

農夫

 フローリアと意気投合して野菜をプレゼントしていた。作った野菜は活力に溢れており非常においしそうだとキャトラ達から評価されている。

 

 主な特徴は挙げられなかったが農夫であるタイキであると考えられる。

 

・その他メモ

クローの思い出ストーリーで語られたクローが想いを寄せている女性とフローリアは常に目を閉じているという特徴が一致しているためクローの想い人はフローリアであると考えられる。