白猫プロジェクト ストーリー解体書 カスミ・アサミヤ思い出ストーリー編

・登場人物

カスミ・アサミヤ

 まがごとを祓うために旅をする弓士の少女。

 

 飛行島に着いた際には主人公達に討伐には付き合うがそれ以外では話しかけないでと慣れ合うことが嫌いなことを律儀に伝えに来た。これを受けて何も言わずに好き勝手行う人物が多い飛行島の中では、冷たい態度を取るが良い子であるとキャトラ達から評価されている。

 

 祝詞を唱えて飛行島にまがごとの影響が無いことを調べると島がまがごとの原因に巡り合える場所、かなめであることに気が付く。また、祝詞を唱えた際には自身の一族の氏神である桜の神様、ひめかみ様に相談するという形で超常的な調査結果や能力を得ている。祝詞を唱えている所を主人公に見られると他の人に話したら撃つと脅迫している。

 

 アイリス達に昼食に誘われた際には気を遣わなくて良いと提案を断ろうとしたがアイリスからも自分達に気を遣わなくて良いと返答されたため、自身と一緒に食べても楽しくないと念を押しながら共に昼食をとった。昼食中には飛行島を冒険の為に使っていると語る主人公達に驚き、世界中にまがごとの影響が出ている現状でかなめである飛行島をそのように使っていることに呆れていた。昼食後には美味しかったと感想を述べて去っていった。

 

 討伐帰りには主人公達を強いと評価していた。しかし、調子に乗っていたら怪我をすると説教も行った。キャトラからこれからもみんなにお説教をしてやってはくれないかと頼まれて信頼していることを伝えられると、いついなくなるかもわからない自身を頼ってもバカを見るだけだと素直に受け取らなかった。いつかいなくなる時まで仲良くしようとアイリスから言われると本当にお人好しだと口では言っていたが上機嫌な様子は隠せていなかった。

 

 祝詞を唱えてひめかみ様と会話をしていた際には主人公達は背中を預ける仲間であると話されるも、故郷の人々の様にひめかみ様の声が聞こえることをバカにすると決めつけて自分一人でまがごとを祓うと決めていた。

 

 朱塗りの杯を用意して輝く花びらが舞う中祝詞を唱えると甘酒のルーンの力で甘酒を生成する。甘酒は今の流行ではないと語るも、アイリス達から優しい味であり癒されると評価されると嬉しそうな様子を見せる。主人公にも感想を求めて良い反応を貰うと口数は少なかったが上機嫌な様子を見せた。

 

 討伐が終わった後、魔物がやけに強かった、あれがまがごとなのかと話すアイリス達にあれはまがごとの影響で強化された個体だったがまがごと本体ではなくまがごとはこの世ならざる災いであると話していた。アイリスはこの説明を聞いて闇と同一のものを指しているのではないかと考察していた。

 

 討伐した魔物も含めてまがごによる影響は日に日に増しているにもかかわらず余裕そうな表情を見せる主人公達をムカつくと言葉をぶつけた。いつか大切な物を失うかもしれないのにと伝えるもそれでも動じない主人公達の様子を見て彼らの強さを理解する。自身は弱く、それゆえに全部自分で被ろうとしていることを話してこのままではひめかみ様の声も聞こえなくなってしまうのではないかと不安を覚え始める。

 

 その後、主人公の元に輝く花びらが現れる。主人公がそれを掴むとひめかみ様からあの子を助けてほしいというメッセージを聞き取ることができた。それを受けて主人公がルーンの光で自身を照らすと、光の粒子が輝く花びらとなってひめかみ様がルーンの力で顕現する。ひめかみ様からまがごとを祓えとは言っていない、まがごとに気を付けろと忠告しただけだと自身の過度な使命感を正す言葉を受ける。更にもう一人で頑張る必要もないと語られて主人公達、頼れる友人が居ることを伝えてひめかみ様は去っていった。ひめかみ様からの言葉を受けて自身が子供だったことに気が付き、それでもまがごとを祓うのは辞めないと語る。アイリス達が協力を申し出ると、勝手にすればと言って拒絶はしなかった。

 

ひめかみ様

 カスミの一族の氏神。桜の神様。現在ではその声を聞くことが出来る人物はカスミしかいない。そのせいでカスミは周囲から気味悪がられていた。

 

 カスミにはまがごとの脅威を伝えただけだったが、彼女がそれをまがごとを祓う使命を任せられたと曲解してしまった。

 

 曲解を正すのと主人公達頼れる友人が居るということを伝えるために主人公にコンタクトを取ってルーンの力で現世に顕現した。

 

主人公

 輝く花びらからひめかみ様の言葉を聞き取り、ルーンの力で現世にひめがみ様を顕現させた。

 

アイリス&キャトラ

 カスミとの交流を深める。

 

・用語

まがごと

 闇と同義と思われる。カスミはこれを祓うために旅をしている。

 

祝詞

 カスミがひめかみ様の力を借りる時などに使用する。

 

 かくもかしこきこのはなのひめかみ

 もろもろのつみけがれ

 まがごとをあらわしたまえ

 

 上記の祝詞は飛行島にまごとの影響がないか調査するために使用した。他にも簡単な力を使う場面ではかしこみかしこみもうすとだけ唱える場合が多い。

 

かなめ

 まがごとの影響のない飛行島を指す言葉。ここに居ることでまがごとの原因にめぐりあうことができるとカスミはひめかみ様から伝えられた。

 

甘酒のルーン

 かしこみかしこみもうすと簡単な祝詞を唱えると用意していた朱塗りの杯に甘酒を生成できるルーン。味は優しく癒される味。カスミが所持している。

 

以上。