白猫プロジェクト ストーリー解体書 インヘルミナ・B・ガランド思い出ストーリー編

・登場人物

インヘルミナ・B・ガランド

 連邦の盟主の一人であり軍事大国の君主。征服女王の異名を持つ。

 飛行島に最初に訪れた際には自身の身一つで乗り込み主人公達に飛行島と住民の征服を布告した。飛行島が自身の国の軍事力としての権威を高める国益になることを話した。自身は暴君ではなく話し合いで解決するための誠意として身一つで征服を布告したと語る。

 その後は飛行島に居座るものの武力などで飛行島を荒らすことはしなかった。自身の陣地を作るために飛行島の住人に協力してもらい軍旗や寝台を設置していた。更にはアイリスに食事まで用意させていたがどれも脅迫したのではなくあくまで自身の女王たる器のなせる業だと語った。しかし、この人心掌握も征服の一環であり武力だけが征服ではないとも語った。

 主人公に対しては良い臣下に恵まれていると語る。どの者も光る才を持っており征服した暁には自国に招待したいとも話している。

 主人公の人望の厚さには一目置いておりバロンに臣下になるよう交渉を持ち掛けた際には断られたと語る。飛行島の住民たちは皆主人公へ強い信頼を置いていることを理解してそんな主人公を征服すれば住民も自身の者になると話した。

 アイリスからどうして飛行島を征服しようとするのかと聞かれると自身の国は連邦の中枢であり、その座を狙う様々な国に標的にされていること、そのためにはより強い軍事力を持ち抑止力が必要だと語る。圧倒的な力を手にすることで混沌とした今の状況に光明が見えるはずだと自身の退けない理由を語った。

 ある日、住民と共に舞台を設置していた。自身の陣地設営のお礼として自国で名の知れた歌手である自身が歌を歌うことを発表する。芸術を趣味としていており特に歌劇を好んでいる。自身の歌は国の至宝だとまで言っていたが実際歌ってみると酷い音痴だった。歌声を聞いたアイリスやキャトラは頭が割れる、目が飛び出そうと身体的な症状を訴えた。歌が終わりキャトラに音痴だったことを詰められると自身が音痴なはずがないとすごい威圧感で凄みキャトラに言葉を撤回させた。国でもこういったやり取りがあるせいで自身が音痴がであることに気付いていない様子。

 飛行島に来てからしばらくすると最終勧告として征服を受け入れるようにと主人公達の意志を確かめた。世話になった礼として飛行島の住民には寛大な措置を約束する。しかし、大事な人から託されたものであり手放すことはできないと主人公側も退かず、互いに退けぬのなら剣を交えるしかないと兵を集めにその場を離れてしまう。

 その後、対話をあきらめなかった主人公に敬意と友好の証としてルーンの光を放たれる。アイリスによる民を第一に考えるあなたなら話し合いで解決できるはずという説得もあり、同盟を結ぶという譲歩を提案する。

 同盟関係として他国に攻め入られた際には力を借りることを主人公達と約束した。

 

主人公

 インヘルミナからは瞳に強い意志を宿している、民から強い信頼を置かれていると飛行島の主として認められている様子だった。

 

アイリス&キャトラ

 インヘルミナとの交流を深める。

 

・用語

連邦

 諸国による複合国家。

 連邦内では不戦協定が結ばれているため堂々とした内戦は起こっていないが、インヘルミナ曰く主導権を奪うための群雄割拠の状態であり混沌としている。

 一枚岩ではないため誰が敵であり誰が味方かわからない状態であるためインヘルミナは強大な軍事力を抑止力にしようと考えてる。

 

軍事大国

 インヘルミナの治める国。

 大国ゆえ連邦内でも中枢の役割を担っている。しかし、その座を狙った他国によって危機が迫っている。そのため圧倒的な軍事力で他国を牽制しようとインヘルミナは考えている。

 連邦を抜けることをキャトラが提案したが、不戦協定がなくなるため孤立した状態で戦争の口実を作られてしまうためインヘルミナはそれを却下している。

 

以上。