白猫プロジェクト ストーリー解体書 ダグラス・ウィンゲート思い出ストーリー編

・登場人物

ダグラス・ウィンゲート

 孤児院のある森での会話から飛行島に招かれていた。

 癖っ毛でハネた自身の髪の手入れに苦戦しておりバロンのタテガミを見た際に手入れの大変さに共感していた。短く切ったほうが良いというキャトラからのアドバイスがあったが、以上体質の影響で切ってもすぐに伸びてしまう模様。丸坊主にした際でも半日も経たずに長髪に戻ってしまったらしい。

 人が長く持っているものにはその者のソウルの痕跡が残るためアイリスが財布を無くした時には瞬時に痕跡を辿って探し当てた。超人的な感知能力のおかげで探し物が得意であり一時期は失せ物探しの店を構えていたが、あまりにもぴったりと場所を特定するので気持ち悪いという言葉を聞きヘコんでしまい店を畳んでしまった(キャトラ曰く結構ナイーブ)。

 飛行島に来ている際には人の手伝いや仕事を精力的に行なっており、特に失せ物探しを手伝っていた。

 瘴気を吸わねば生きていけない体であり、飛行島に来ている際には魔物の討伐はあまり行なっていなかったので瘴気切れを起こしよろめき苦しそうな姿を見せる。

 その後、飛行島が立ち寄った島に出現した大型の魔獣を討伐しその瘴気を吸収した。

 アイリスが瘴気を吸収していたのではないかと指摘すると自身の体が魔法実験の影響で髪や瞳に変化をもたらし瘴気を吸わなければ生きていけない体になってしまっていると告白した。

 大型の魔獣を討伐した際に謝礼金ももらわず感謝のパーティにも出席しなかった。これには過去自分と交流を深めた人間がことごとく体質を気味悪がって離れていってしまったことから冒険家以外の人間とはあまり近づきたくないという理由があった。

 その後、ダグラスに手伝ってもらっていた飛行島の人々がタウンに集まり彼の活躍を祝したパーティーを開く。自身の容貌や体質を知ってもなお親密な関係を続けてくれる飛行島の冒険家たちに胸打たれ、気味が悪いと恐れられるよりもすごいという印象を強く残せば様々な人たちに受け入れてもらえることに気づき長い寿命を活かして彼なりにゆっくりと変わっていくことを決意する。

 

アイリス

 ダグラスが巨大な魔獣を討伐した後に姿を見せた際に体が瘴気に覆われていることに気がつき彼を心配し話すきっかけを作った。

 

主人公・キャトラ

 ダグラスと交流を深める。

 

・用語

魔剣士

 ダグラスの異名。具体的には魔力を刃に込めて戦うものを指す。

 主人公の使用するバスターブレードも魔力を刃に込めているため主人公も魔剣士に入る。また、ほとんどの剣士がそういった必殺技を所持しているため、ダグラス固有の技術からついた異名という訳ではない。

 

以上。