白猫プロジェクト ストーリー解体書 総ては女王陛下のために編

・登場人物

インヘルミナ

 主人公達と共に人材を征服するべく遠征へと赴いた。主人公達とは完全に馴染んでおり、本国の家臣と話している様な感覚になっていた。何か光る物がある人材ならばジャンルは問わないと主人公達を手伝わせる。自ら赴いたのは人材は自身の目で見るのが確実だという自分なりの考えを持っているため。

 

 最初にレイヴンを紹介された際には武人としての腕は評価したが自己が強いことを理由に採用を見送った。信じているのはレイヴン自身のみであり信念に反すれば討たれる下手をすれば国をも滅ぼしかねないと御するのが難しいことを正直に彼に伝えた。これには嘘偽りなく答えなければ非礼に当たるという考えがあった。

 

 カティアからは「クソ高そうな服を着ているあなた。」と声を掛けられてパトロンになって欲しいと打診される。いきなり金を工面して欲しいと無礼な態度に血管が何本か切れかけたが、不眠症に悩んでいるため安全かつ強力な睡眠薬を用意できれば考えると返答する。カティアは既に睡眠薬を開発しており即効性があるそれを用意して見せる。しかし、そんな魔法の様な薬はあるはずない詐欺師と発破をかけてカティア自身に睡眠薬を打つことを誘導する。カティアが眠りにつくと主人公達には彼女は識者としては有能だが我が強く国庫を空にされそうだと採用を最初から見送ろうと思っていたことを明かした。

 

 コリンが自身の姿に化けて登場した際にはかなり驚きを見せており、ぜひ自身の影武者になって欲しいと打診する。しかし、中身を真似るのが苦手でありすぐに見破られと思うという理由から断られてしまい、妙技を持つのに惜しいと悔しそうだった。

 

 ディオニスと対面した際には互いに国の代表者として面識があるようだった。征服女王という自らの称号に対して他国を強硬に征服し己が都合で民を支配するのは許せないと彼からは怒りを買っていた。人材征服を止めようとする彼と険悪な雰囲気になっていくが急に戦略的撤退をする。一国の代表同士が一時の感情で争えば国全土を巻き込む戦争に発展するかもしれないという考えの元の撤退であり、感情を優先したディオニスのことを若造と称した。キャトラから「女王様もまだ若い。」と発言されると嬉しそうに気苦労が多いと年を重ねた気になると話した。

 

 アンドリューと出会った際には宇宙服を面妖な甲冑だと表現した。小一時間ほど宇宙について彼から語られると宇宙を舞台に侵略戦争を繰り広げるのかと驚愕する。自身も一度は地上全てを征服したいと考えていたがそれを上回る天の征服を考える者が居たとはとアンドリューを高く評価する。その後も宇宙について詳しく聞きたいと二人で夢中になって宇宙について語った。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 人材征服の手伝いをすることになる。アイリスもキャトラもインヘルミナを女王様と呼んでおり家臣の様な振る舞いをすることが多かった。

 

レイヴン

 傭兵としての腕はインヘルミナからも評価されるが自己が強いため御するのが難しいと採用は見送られた。

 

 依頼ならば王族でも敵であり討つと語り、依頼があれば聞こうとインヘルミナ達の元を去っていた。

 

カティア

 豪勢な姿のインヘルミナを見て自身のパトロンにならないかと打診する。しかし、有能ではあるが我の強さを理由に採用は一目で無しと決められており、睡眠薬を発破を掛けられて自身に打って眠ってしまった。

 

コリン

 インヘルミナに化けて登場するも語尾にぞよを付けたり油揚げを要求してキャトラによって正体はすぐに見破られた。

 

 インヘルミナからはかなりの好待遇で影武者をやらないかと打診されるも中身を真似るのは不得手であることを理由にこれを断った。

 

ディオニス

 征服女王であるインヘルミナのことは良く思っておらず、人材征服を阻止しようとする。国家同士の対立を避けるためにインヘルミナは戦略的撤退を行うが、鎧が重たかったため追いつけなかった。

 

アンドリュー

 インヘルミナに対しては高貴で麗しい女性と声を掛けて小一時間ほど宇宙の話をしてみせた。それを聞いたインヘルミナからはいたく気に入られる。

 

 宇宙での侵略戦争に否定的な言葉を言いかけるが宇宙戦争にロマンを感じてしまい、キャトラからはツッコまれていた。

 

 その後も、宇宙に興味を持ったインヘルミナと夢中で話し込んでいた。

 

以上。