白猫プロジェクト ストーリー解体書 宇宙大好き計画!編

・登場人物 

アンドリュー

 宇宙での活動に重大な支障が出ると管制塔に報告する体で独り言をつぶやいていた。それをたまたま見かけた主人公達に宇宙空間では万年筆でメモやポエムやパラパラ漫画を書けないという問題に直面したと話す。

 

 宇宙空間での筆記用具を探すために買い出しへと向かう。主人公達も買い出しの途中だったので流れで付き合う形になっていた。

 

 また、自身で語る宇宙空間は理論等の考証はされておらず、あくまで自身の想像産物だと語っている。

 

 チョークやクレヨンや筆などを候補に挙げられるがそれらには強度などの問題が存在すると代用品の候補から外した。それらをメモしていた主人公が持っていた鉛筆に目を付けると強度などの問題をクリアできていると筆記用具の問題は解消された。

 

 筆記用具が決まると宇宙食が作成されていない問題に直面する。その問題は自身で工場へと向かい、特殊な麺を特殊な油で揚げて特殊な製法で乾燥させたスパゲッティを完成させる。お湯を掛ければ食せるその麺を作ったことで宇宙食の問題は解消された。

 

 次に直面したのはコミュニケーションの問題。宇宙には自身たちとは異なった言語を話す生命体が居る可能性が存在しており、言葉の通じない相手へのコミュニケーションのシミュレーションを行いたいとキャトラに協力を求める。キャトラに猫の様な言葉で話してもらいコミュニケーションを図るため猫じゃらしを使うが反応がなかった。アイリスの提案でカニカマを使用することで友好関係を築くことができた。

 

 シミュレーションの際にアイリスから宇宙服が破けていることを指摘される。宇宙空間では継ぎはいだだけでは耐久性に問題があると考えて宇宙服のリニューアルを考える。

 

 現在着用している宇宙服16号から17号にグレードアップさせるにはとある島で開発された新素材であるナノフィラメントカーボンワイヤーが必要であることを語り、それを入手するために奔走する。

 

 素材が手に入ると部屋にこもりきりになって宇宙服の制作に励んでいた。その際、服や料理を作れることから良い奥さんになれるとアイリスとキャトラから評された。

 

 時間を掛けて宇宙服17号を完成させると主人公達にお披露目をする。この新しい宇宙服を見れば新たな宇宙同志が殺到するだろうと喜びを見せた。

 

 また、服を製作する際も背中がかゆくなった際も宇宙服を脱ごうとしなかった。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 アンドリューが直面した宇宙活動での問題を共に解決した。

 

・用語

宇宙服

 アンドリューが製作している。

 

 最初に着ていたのは宇宙服16号であり、ナノフィラメントカーボンワイヤーを使用してリニューアルしたのが宇宙服17号。

 

 リニューアル後にはヘルメットのテカリ方や裏地が変わっている。

 

ナノフィラメントカーボンワイヤー

 とある島で開発された新素材。

 

 非常に細く強靭な繊維だが入手難度が高い。

 

 名前が長いのでアンドリューはナノワイと略していた。

 

以上。