白猫プロジェクト ストーリー解体書 ダージ・ザ・レベルリーパー思い出ストーリー編

・登場人物

ダージ・ザ・レベルリーパー

 抜け忍。現在は傭兵を生業にしている。ムカつきやすい怠け者。

 

 主人公達との初対面では傭兵であると自己紹介してヤバい仕事は大抵お任せと豪語した。その自己紹介を受けてキャトラからは戦力は多い方が良いと受け入れられたが両手に武器を手にして戦うスタイルに対して両手に剣で戦えるのかと言われてしまい、自分が素人に見えるかと怒り始めてマヌケ野郎のムカつく顔を刻んでやるにはこれが一番だと力説していた。ムカついてきた為、何かヤバい仕事を知らないかと主人公達に尋ねるがすぐに仕事をするのは面倒くさいとやる気を失ってしまった。契約書を書いたり、報酬の交渉を行ったり、依頼人の身辺調査をしたりと傭兵の仕事はしっかりと行っているようだがそれゆえ面倒くさいと発言している。このようにしっかりとした仕事の手順を行っているのは傭兵の中でも専門職である忍者の様な仕事を主に行っているため。生まれは忍者であるため忍び込んだりなどの仕事は自身におあつらえ向きだと語っている。しかし、キャトラからは怒りっぽく面倒くさがりな性格は忍者に向いていないと言われてしまった。

 

 キャトラと雲を眺めていた際には大きな雲にムカついていた。その日の服が焦げていることを指摘されると仕事でドジをしてしまったと話し、替えはあるため気にしていない様子だった。危ない仕事をしていることに言及された際には楽であると話し、ムカつく奴を刻むのは気が晴れると現在の仕事には不満がないことを語る。堅実な仕事をするべきだとキャトラに言われると大きなお世話だと言ってムカつき始める。それをいいトシなんだからとたしなめられると図星だったようでなんでいいトシとわかるんだと驚いていた。

 

 服の焦げの他にも包帯を巻いており傷を負っていたがすぐ治ると言って気に留めていなかった。キャトラから実力は評価されており、仕事で怪我をするのはらしくないと言われると標的の勝ち誇った顔にプロ意識がうずいて丁寧にやりすぎたとドジの原因を語った。半人前と呼んでいる後輩がおり、その後輩には忍蝶を通じて遠く離れても会話する能力があり、傷を心配した後輩がモンシロチョウを使いに出して会話をしていた。その会話では里に戻ってこいと後輩に言われるが自身は食客であるためどこへ行こうと勝手であるとそれを拒否。掟が窮屈なくらいで里は抜けないと会話していた。キャトラ達に忍蝶や後輩の説明をした後に自身は一度ある組織を抜けた抜け忍であり、現在は今の後輩がいる組織に加入していると話した。抜け忍を受け入れる人々がいることには意外と話して自身がもう一度忍者をやるのもおかしな話だと現状を話した。

 

 主人公が作成した釣り竿を持って釣りに出かけようとした際にキャトラ達と出会う。こう見えて根気があると自負していたがキャトラからは根気の無さは珍しいレベルだと言われてしまい自身の根気強さを象徴するエピソードを語り始める。ご飯屋に行って頼んだ物が中々出てこず、それでも息を殺してじっと待っていたと根気強さをアピールするも、思い出しただけでムカついており、キャトラから改めて釣りは向いていないと言われてしまう。なお、ご飯屋自体は気に入っており次回は天丼の上を頼むと言っている。大物を釣ると豪語して釣りに向かうも海の大きさにムカついていた。

 

 ニャン公と呼んでいるキャトラからダー公と呼ばれてムカついてきたと発言しようとするとアイリスに先に言われてしまい、キャトラからワンパターンだと言われて大人なんだからもうちょっと落ち着きなさいと言われてしまう。それには確かに落ち着いていた方が良いのかもしれないが自分にとってはムカつくのは結構大事なことだと語る。良い天気であることを例に挙げてお日様はまぶしくってあたたかい普通はそう思うが自身はどうして様付なんだとムカついてくると話した。意味のないムカつきかもしれないが心が動く、反応するのが自分には大事と語った。これにはアイリスから自分に心があると感じると嬉しいと同意され、アイリスは天然だと困った様に言って共感に慣れていない様子を見せた。

 

 いつものムカつきは目でもないくらいムカついているとある日話し始める。大したことではないが失くしものをしたことを話して、カマキリを参考に作った試作品一号である鎌の様な二対のナイフの片割れを無くしたことを語った。試作品には思い入れがあり、昔カマキリに憧れていたことがあったことを話し始める。カマキリはどんな強い相手にもカマを振りかざす馬鹿な虫と称したが昔の自身はそれ以下だったこと。強い相手にへいこらしていた過去があり、そのためカマキリに憧れて試作品を作ったことを語る。

 

 キャトラからどこで無くしたのか聞かれるとご飯屋と答えた。いつもよりもムカついている自身を落ち着けるために主人公がルーンの光を浴びせると凄くムカついてきたと言って、あまりにムカついてなんだか全部どうでも良くなったと一周回って落ち着き始める。試作品を無くしたところで自分は既にカマキリなのだからどうってことはないと話して諦めがついた。

 

 抜け忍であることをキャトラから詳しく聞かれると、自身が元居た組織では組織を抜ければ始末されると話して、そのため掟ごと消し去ってしまったと話した。

 

 ルーンの光でスッキリしたと主人公に礼を言うが貸しを作ってしまったことにムカついていた。

 
後輩

 ダージの後輩。同じ組織に所属している。忍蝶を使用して遠く離れた人とコミュニケーションを取ることができる。ダージからは半人前と呼ばれている。リンプイだと思われる。

 

主人公

 釣り竿を作成するのが特技の様で、ダージの釣り竿を作成した際には良い出来すぎてムカついてくるとコメントされる程の出来栄えを見せた。

 

アイリス&キャトラ

 ダージとの交流を深める。

 

以上。