白猫プロジェクト ストーリー解体書 フラン・ポワリエ(私立 茶熊学園ver)思い出ストーリー編

・登場人物

フラン・ポワリエ

 飛行島に来た際には洋ナシのコンポートと茶熊学園で販売されているスポーツドリンクを差し入れに持ってきた。スポーツドリンクは汗をかいたときに飲むらしいと自身は飲んだことが無い様子だった。ラクロス部の近況を聞かれた際にはいろいろなチームと対抗試合を行っている、次は魔法学園ラクロス部との試合があることを報告していた。ラクロスは修行中と話してまだ慣れないと言っている。キャトラから試合を見る限りよくやれていると言われると実際はいろいろとミスをしている、第一に分身はダメだったと話している。分身でなんとかしていたが部活のメンバーが足りないとアイリスをラクロス部に勧誘していた。激しい運動の為出来るか不安と話すアイリスには慣れてしまえば杖を振るうのと同じだと話した。主人公とアイリスにラケットを渡すと早速試合を開始しようと分身を五体出したが、主人公達は戸惑っていた。

 

 クロスでボールを操る練習をしていた際にはアイリスのボールがすぐ落ちてしまうという悩みを遠心力を利用するとアドバイスをしてクレイドルというクロスを振り回してもボールを落とさない技術を披露した。カモメ、ソフィ、ミラの三人が練習を見に来ると、友人が来たからには練習していた必殺技を見せると意気込み、先日用意したゴールに凄まじいスピードのシュートを放った。これが必殺技なのかと驚くキャトラにはこれはただの普通のシュートだと紛らわしいことをしていた。必殺の消えるシュートを披露するものの、シュート自体は前に打ったものと変わらなかった。しかし、よく見ると自身の持つクロスが消えており、ボールが消えると見せかけてクロスが消えるのが必殺技消えるシュートだと語る。しかし、ボールが消えなければ意味がないとキャトラやミラからはツッコまれている。

 

 ある日困っている様子を見せる。主人公達に話を聞かれると試合と試験の日が近づいていると話した。試験はニンジャの里の試験であり、忍術のおさらいすることになる。それを聞いて登場したリンゴとミカンに手伝ってもらい、まずはシュリケンの練習をすることになる。リンゴがいつの間にか用意した的に向かってシュリケンを投げるが明後日の方向に飛んで行ってしまう。シュリケンは苦手であり、本格的な修行が必要となった。もう一度シュリケンを投げると的を後ろから貫き自身の手元に戻ってくるというかなり変則的な軌道を描き、キャトラ達を驚かせた。この投げ方は意図したものではない模様。

 

 次は五遁の術のおさらいをすることに。逃げたり隠れたりする時に使用する忍術だとキャトラ達に解説して、最初は火遁の術を披露した。火遁の術は線香花火を唐突に用意してそのシュールさで敵を惑わせるのだと語った。次に披露したのは木遁の術。梨の木に変化して敵をやり過ごすというものだった。木に変化している際には落ち着くと話して木になりきっており、キャトラが戻ってきなさいと叫ぶまで術を解かなかった。次は自身が苦手とする金遁の術。文字通りお金を使って敵の気を惹くというものだったが、お金で何とかするのは違うと考えており、苦手としている。一応実践をしてお金を投げるとどこからかザックが飛び出してきてそのお金を拾うとしていた。それからザックと試合の練習もばっちりなど部活動の話をしているとザックから試合は十日後だと言われて何かに気付いた様子だった。

 

 後で主人公達が話を聞くと試験は試合の数日後であり、会場は遠く今から発たねば間に合わないと試合に出れば試験に間に合わないという状態になっていることに気が付く。急遽試験の会場が変わったという事情でザックに言われるまで気が付くことができなかった。試験は中忍認定試験という重要な試験であり試合は諦めなければならないと考える。

 

 自身の注意不足からこのような事態になってしまったことで落ち込んだ様子を見せ、それを見たミカンとリンゴからいつものやつで何とかできないかと主人公がルーンの光を照らす。それを浴びると余計にラクロスへの思いが募ってしまった。すると、そこにカモメ、ソフィ、ミラが登場してまだ諦めるのは早いと秘策を告げる。帝国ではラクロスが盛んであり、茶熊学園と魔法学園の試合は楽しみにされていることから、カモメの上官達が茶熊学園のエースが出場できないかもしれないと知らされると盛り上がり始める。そして、帝国海軍所属の飛行艇、高速巡空艦ロスベルクに乗せてもらうことが決まる。ロスベルクの早さならば試合後に試験会場に向かっても間に合うとわかり、そうなれば修行だと主人公を連れてランニングから修行を始めた。

 

リンゴ

 忍術のおさらいをするフランの手伝いに来た。フランには誼があると言って手伝いには積極的だった。フランとミカンが果物を交換していた際には参加しなかったが、フランによっていつの間にか自身の持つりんごが洋ナシに変わっており、シャッキリ出来なくなってアンニュイな感じになったとフランの様な口調に変わっていた。

 

 シュリケンの練習の際にはいつの間にか的を用意したり、火遁の術のおさらいの際にはヘビ花火の方がシュールさが増すと意見を出したり、木遁の術のおさらいの際には自身もりんごの木になるとフランのおさらいを手伝った。

 

 試験に出るためには試合を諦めなければならないというフランの状況を知ると試験を延期させることを提案してキャトラから大胆さを驚かれた。また、フランのニンジャとしての腕前は認めており、過程としては失敗だが結果としては成功するため、フランの任務の達成率が百パーセントであることを解説した。

 

 ルーンの光をいつものと称してミカンと共に主人公に事態を解決に導いて欲しいと依頼していた。

 

 中忍に合格すれば史上最年少の中忍となるフランにその記録は自身が破ると宣言して激励していた。

 

ミカン

 フランの忍術のおさらいを手伝いに来た。会うのが久し振りだとフランと盛り上がるが、実際には三日ぶりだった。

 

 シュリケンの修行の際にはお手本となる様なシュリケンさばきで的にシュリケンを刺していた。フランからもシュリケンが上手だと褒められている。火遁の術をフランが披露した際にはクラッカーならおめでたい感じが出ると意見を出していた。木遁の術のおさらいでは自身もみかんの木に変化していた。

 

 フランが試験のために試合を諦めなければならない状況に陥るとフランの変装で自身が参加することを提案するが、気持ちだけでも十分だと断られている。フランをニンジャとして高く評価しており、任務の達成率が百パーセントであることや自身はすぐ罠にかかるけれどもフランはかかったことに気が付かないと凄さを熱弁した。

 

ザック

 金遁の術をフランが使用した際に突然出現した。金が落ちているのを見て急いで拾おうとするがフランの金だとわかり、ばつが悪そうにしていた。

 

 ギターを買えたのは自身のお金をフランに預けて使えない状況にしたおかげで、キャトラはこれをフラン銀行と称した。

 

 フランと試合の話になると十日後が試合だと言ってフランに状況を気付かせていた。

 

カモメ&ミラ&ソフィ

 ラクロスの練習をするフランの応援をしていた。消えるショットを練習していたことは知っていた様子で披露するとなった際にはミラ以外は盛り上がっていた。

 

 試験の為に試合を諦めなければならない状況に陥り落ち込んだフランの前に再び登場すると、帝国の飛行艇ロスベルクを引っ提げて事態の解決策を提示した。

 

アイリス

 フランからラクロス部に勧誘された。ボールがクロスから落ちてしまうことを悩んでいたりと少しラクロスを経験した様子だった。

 

主人公&キャトラ

 フランとの交流を深める。

 

・用語

下忍

 ニンジャの階級。現場で活躍するニンジャを指す。現在のミカン、リンゴ、フランがこれに当たる。

 

中忍

 下忍の一つ上の階級。下忍を現場で指揮をする立場。フランが昇格試験に合格できれば史上最年少の中忍が誕生するとリンゴが語っている。

 

帝国

 ラクロスが盛んで茶熊学園と魔法学園の試合は楽しみしている人々が多い様子だった。

 

高速巡空艦ロスベルク

 帝国海軍所属の飛行艇。フランが試合に出れないことを知ったカモメの上官達が用意した。飛行島の付近で訓練飛行をしていたため、すぐにフランと合流することが出来た。高速飛行が可能なため、普通の飛行艇では十日以上かかる場所に数日で着くことが出来る。

 

以上。