白猫プロジェクト ストーリー解体書 ザック・レヴィン(私立 茶熊学園ver)思い出ストーリー編

・登場人物

ザック・レヴィン

 飛行島に来るなりバンドやろうぜと主人公達を勧誘した。メンバーが足りない現状を話してドラムは何とかなりそうだがベースが問題だと主人公にカムイの私物のベースを託してライブまでに覚えてくれと頼んでいた。楽器についても勉強している様でキャトラからベースとは何かと質問された際には低音の出る弦楽器は基本ベースだが、一般的にはルーンで音を増幅させるベースギターを指すと解説していた。メンバーを探したりバンド名を決めたりで忙しいと話すとキャトラから革命の方の進捗を聞かれる。革命は千日手であり、そのため茶熊学園に入学したことを話す。

 

 後日、ドラムを担当するのはフランだと主人公達に紹介した。任せたのはリズム感が良いからと言ってマラカスを持たせてフランのリズム感良さを示した。主人公も先日から練習をしており、自身よりも上手くなっていると評価している。また、自身も進歩していると話してギターを弾いてみせるがアイリスからは違いがわからないと言われてしまう。メンバーが三人揃ったということで初めての合わせて演奏を行うが始めたばかりなので当然下手という結果になってしまった。キャトラからは上手い下手よりウルサイと言われてしまっていた。

 

 ある日、バンドメンバーたちで悩んでいる様子を見せる。新人バンドが必ずぶつかる難関だと話してその悩みがバンド名が決まらないというものだった。悩んでいるのを見かけたロベルトが解決のために力を貸そうとその場に入ってきた時には久しぶりに会ったといってバンドに誘った。ロベルトがバンドに入り、バンド名会議の際にはフランからテンプラアラモードと意見が出されるがそれを却下、自身の考えたドッカンブレイカーの方が良いと提案するがどっちも売れなさそうとキャトラから言われてしまった。ロベルトはマックススピードという案を出したが、通ったのか却下されたのかは明かされなかった。

 

 更に日が進んだ際にはキャトラからバンド名が決まったのかと質問されるとバンド名なんてどうでもいいと先日重要性を説いていたのにも関わらず考えることを諦めた様子だった。レコードを持ってきた為、一緒に聞こうと話す。最初に掛けたのはタクティモスのピアノ協奏曲。次に掛けたのはエルフの女性シンガー、最後に掛けたのは自身も気に入っているダンスミュージックだった。気に入ってはいるもののアーティスト名の印刷がかすれていてわからない状態だった。こんな音を鳴らすバンドになりたいと自身の目標を語った。

 

 バンドメンバー全員で難しい曲にチャレンジするとうまく演奏することに成功する。キャトラからもよくわからないけどろけんろーだったと評価されている。そこでアイリスから歌はないのかと質問されると、自身が歌う流れになってしまう。オリジナルの曲を歌うことが決まっていくと心の準備が出来ていないと弱気になってしまった。しかし、フランからある人から預かったという歌詞と楽譜をみるとその作者の名前を見てやる気を出し始める。ロベルトが革命軍主催のイベントにエントリーしており、その曲をイベントで披露することになる。自身も革命軍だったはずだが、イベントが開催することは聞いたようなとほぼ忘れていた。

 

 イベント当日。なんとか曲を覚えることは出来たため一発かましてやると意気込んでいる姿を見せた。イベントには伝説野郎と言って対抗意識を持っているリアムもバンドを組んで参加しており、盛り下げてくれるなと挑発されていた。あのバカだけには負けたくないとリアムへの対抗意識を燃やすも今になって足がすくんできたとナーバスな状態になってしまう。

 

 それを見た主人公がルーンの光を照らすと人生で二度見るとは思わなかった、背中を押してもらえると言って光を受け取ろうとするも、フランから自分で立ち直らないと意味がないと光は奪われてしまう。ロベルトからもフランの言ってることが正しいと言われて、リアムのバンドが会場を盛り上げる様子を見て自身の力で演奏を決意する。

 

 演奏を披露するとキャトラからはへタだけどカッコいい、アイリスからは心に響いてくるみたい、リアムからはへたくそめと貶されながらもお前らしいと評価されている。フランが預かっていたオリジナル曲の作詞を担当したエリーナも会場で演奏を聞いており、我ながらダサイ歌詞、演奏もテンサゲ、だが自身がバカやっているの見ると超アゲアゲだと評価された。最後にブレイキングドーンという歌を演奏する際にはオーディエンスにルーンの光を投げ渡した。するとタコパスがステージに乱入して巧みなギターさばきを見せ始める。リアムからパクったレコードの自身が気に入っていたダンスミュージックのギターだと気が付き、全員でタコパスに合わせた演奏を披露するとオーディエンスを熱狂させることに成功させた。

 

フラン

 ドラム担当。リズム感が良いとザックから評価されている。マラカスを振った際にはキャトラから中々なリズム感だと評価されていた。マラカスを振るのなら頭を使わなくて楽だと話していた。使用しているドラムはカムイの私物。

 

 ドラムは初挑戦であり、最初はタイコがたくさんあって難しそうと語っていた。その後、練習を重ねることで難しい曲でも演奏が出来るまでにレベルアップしていた。

 

 イベントではルーンの光で立ち直ろうとするザックから光を奪ってこういったものは自身で乗り越えなければならないと説教をしてザックに自身で立ち直るきっかけを作った。

 

ロベルト

 ルーンシンセサイザー担当。ザックとは旧知の仲の様で困ってるザックの姿を見て声を掛ける。唐突にバンドに誘われるといつもながら唐突だと言ってそれを快諾した。

 

 自身で発明したルーンオルガンの加工品ルーンシンセサイザーを演奏してバンドに参加している。

 

主人公

 ベース担当。いきなりザックにカムイの私物のベースを託されてライブまでに覚えて欲しいと頼まれた。嫌がる様子は見せず、渡されると早速弾いていた。その姿は寡黙なベーシストだとザックに称されている。

 

 練習を重ねるとザックよりも上手く演奏が出来るレベルまでに成長していた。

 

リアム

 バンド、4theレボリューションを結成して革命軍主催のイベントに参加していた。演奏技術は高いようで会場を盛り上げていた。

 

 ザックからはライバル意識を持たれている。自身もザックを挑発するような物言いをしているが、演奏を聞いた際にはザックらしさが出ていると評価していた。

 

 ザックからオクトパシーズのレコードをパクられている。オクトパシーズのファンであり、タコパスを見ると後でサインを貰わなければと話している。

 

タイキ&テツヤ

 リアムのバンド4theレボリューションのメンバー。

 

エリーナ

 フランに自身の作詞した曲を預けていた。自身の書いた歌詞はダサイと自虐してザックの演奏もテンサゲだと話していたが、ザックがバカやっているのをみると超アゲアゲだと話した。

 

タコパス

 バンドオクトパシーズのギター担当。ギターの腕前はかなり高く、自身のバンドのダンスミュージックは様々な所で掛かっている。

 

 ザック達の演奏を聞いて飛び入り参加。会場を熱狂させた。しかし、その後ガブリ―噛り付かれている。

 

ガブリ―

 イベントの観客だったがタコパスを見て我慢できなくなり噛り付いていた。

 

アイリス&キャトラ

 ザックとの交流を深める。

 

エルフの女性シンガー

 プログレッシブ・ロックの曲をザックがレコードで再生した。声と特徴からアマーリエだと思われる。

 

・用語

ピアノ協奏曲一番

 タクティモニス(ジョバンニ)が作詞、指揮を担当している曲。ザックがレコードを掛けていた。

 

以上。