白猫プロジェクト ストーリー解体書 私立 茶熊学園HARD編(1/2)

・登場人物

ソウマ 

 ダークティーチャーによる事件が終わり、停学の影響も消えてスクールアーツを使用することが出来るまで回復していた。学園での生活を適当に頑張ると言いながら楽しんでいる様子。

 

 お裁縫部を創部したアイリス達の話を聞くと裁縫は勉強したことがないため学んでみたくなったと発言して、キャトラから何かにつけて学ぶのが好きだと評価されている。それに対してはそういう性分だと語った。お裁縫部に興味は示したものの入部はしなかった。

 

 主人公と共にプール掃除を押し付けられた際には女子生徒たちが自分たちに気が付かず掃除をし始めて、カモメがフランにホースで水を掛けたことから始まった水の掛け合いを見て真夏の蜃気楼だと年頃の少年らしく感動していた。その場に偶然居合わせたザック、クライヴ、カムイ達に覗いた訳ではないと弁明しようとするが、全員が女子たちが戯れる光景に感動しており、カムイとザックに至っては涙を流していた。

 

カムイ

 デスクワークが多くなったため腰回りが太くなりダイエットのためにランニングをしている。

 

 攻撃をかわす授業では自ら魔物役を担当して生徒達にローリングの実演を行わせた。魔物役に説得力があるとソウマから言われていた。カモメやソウマには単純に棒読みな叫び声と共に襲い掛かるフリをしただけだったが、ソフィにはオレノヨメニナレー!と叫ぶ私情を挟んでいた。ソフィのローリングは優雅でドキドキしたと感想を言っていた。

 

 その後、モンスターにも多様な攻撃方法があることを話しだし、もっと困った攻撃をしてくるモンスターの可能性を話した。目力が強いというどうでもいいことを自慢してくるモンスター、すごいネガティブなモンスター、話を聞く気が無いえ?なんか言った?と煽ってくるモンスターと困る攻撃を挙げていると嫌いなタイプの話になっているとヴィルフリートから指摘され、モンスターは日常に居ると強引にまとめた。

 

 女子たちが水を掛け合って戯れる光景を偶然目にした際には、このために教師になったとまで言って感動しており、涙を流していた。

 

ヴィルフリート

 カムイがランニングしている所を見ると、自身が普通に走ればシュールなのではないかと思いつく。普段走っているイメージが無いためシュールな光景になると皆から推測されていた。

 

 授業開始直前になってがらんとした講堂を見て興を覚えて高座を開催する。そこでは周りの二つ名を羨み長すぎる二つ名を付けた冒険家の小噺を話した。それをトムボイが見ていたことに気が付くと何か言えと迫り震えさせていた。

 

 なぜラクゴという古いお笑いを研究しているのかソウマに聞かれた際には最近のお笑いは芸が軽いと話した。否定はしないが自身の笑いに取り入れることはしないとも語っている。

 

 普段から授業に出ていない様子でソウマから出席はしないのかと問われると興が向けばと話して、授業よりもお笑いが大事だと自分の中の優先順位をソウマに話して彼に自身の持つ妻との事情をなんとなく察させた。

 

 攻撃をかわす授業には出席しており、カムイの攻撃を避けるとついカウンターを繰り出してしまった。良いカウンターだったとソウマからは評価されていた。

 

クライヴ

 ソウマからは唯一先輩と呼ばれている。小粋なジョーク集をソウマにお勧めしており、彼が図書館で借りたと報告してくると参考になっただろうと話した。

 

 部室棟を見回りしていた際に雑誌を発見する。お裁縫部の部室に行こうとしていた主人公達とソウマが偶然その場に居合わせると、風紀が乱れるようなものかもしれないと過剰に反応していた。雑誌を処分すると言うとソウマから何の雑誌かもわからないのに処分するのかと聞かれ、風紀が乱れてからでは遅いと焼却炉に雑誌を処分しに行った。その後、ザックのロック雑誌だったことが判明した。

 

 女子が水を掛け合って戯れる姿を見回り中に偶然発見すると、そこに居た男子一同と同じく感動していた。

 

ザック

 相変わらず金欠の様で昨日からパンの耳しか食べていないと登校中、ソウマ達に食べ物を持っていないかと聞いていた。

 

 部室棟にロック雑誌を置いており、それを風紀が乱れる雑誌かもしれないと早とちりしたクライヴに焼却されてしまう。キャトラからそれを聞くとまだ読んでいないのにと大慌てで焼却炉に向かっていた。

 

 女子たちが水を掛け合って戯れる姿を見ると感動しており、理解を示したカムイと共に涙を流していた。

 

ミラ

 ソウマからはなんて呼べばいいかわからないと言われており、とりあえずシスターと呼ばれることになっていた。その際には様付で呼んでもいいと話すもクラスメイトから様付はどうなのかと遠慮されていた。

 

 ヴィルフリートが自身の走る姿をシュールだと言った際にカモメが逆に一番走っている姿が似合うのはと考えられた際に自身を挙げられて納得がいってないようだった。

 

 校庭をアズキ畑にしようと画策していた影響で校庭を森に変えてしまった。自身の知らないところで森が発生してしまったが、カモメによって開拓された。

 

 女子たちで水を掛け合って遊んでいた際には掃除を早く終わらせるよう言って消極的だったが、こういったものは楽しんだ者勝ちと考え直して水遊びに興じた。

 

 寮では夜遅くに大量の本を広げてノートを取っており、新しい布教の仕方を模索していると同室フランに話した。フランにアイデアはないかと尋ねると、悩みを聞いてみる、お茶菓子を出す、あたりまえのことをありのままの言葉で伝えると三つ提案される。しかし、悩みに付け込む、物で釣る、あたりさわりないことをありがたそうに語ると間違った解釈をしてニンジャを悪魔だと語った。洋ナシを名刺代わりに配るフランを見て自分も何か配るかと考えた際にはフランにもやしを配ろうと考えていることを見透かされていた。

 

カモメ

 外での大型モンスターの対処方法の講義を受けるため校庭に向かうと校庭が森へと変貌していた。ミラが行ったアズキ畑の開墾が影響しているだろうとキャトラが考察していたのを聞いた後に、授業の為に校庭を開拓することを決める。校庭の用具入れの中の斧を取り出すと、瞬く間にソラソラマメの木以外の全ての木を切り倒した。

 

 ソラソラマメの木はカムイが見たこともないと話す程大きく成長しており、少し切るのが躊躇われると話していた。木の上から歌声が聞こえると、木を切り倒す為に声を掛けてくると言って、帆柱を登る要領でするすると登って行った。木の上には人はおらず、代わりに音の再生機能のある竪琴が見つかる。空の上の強風によって飛ばされ、木の上に引っ掛かったのだろうと言うカムイの考察を聞いた後、大木を切り倒した。

 

 女子生徒でプール掃除を行っていた際には甲板掃除を思い出すと話していた。暑くて頭から水を被りたいとフランが言っているのを聞いて、ホースで水を掛ける。その後は女子生徒全員で水遊びに興じていた。

 

ソフィ

 寮では同じ部屋であるカモメからエドっぴーのモチーフが何故海賊なのかと質問されて氷の国の歴史と所縁あることを語り始めた。自身が幼い頃に奴隷狩り(カモメは鋼の諸島の私掠船艦隊だと考察している)が国民を攫った事件があったことを話す。自国も艦隊を総動員して奪還をしようとしたが、船は行方をくらませてしまったが、ある海賊がそれを発見、捕まった国民を開放した。それからその海賊は英雄となってお芝居や歌、童話に絵本と様々な形で伝承されることになったことを話して、その後フォースター☆プロジェクトX’masのエドガルドとパステルとのエピソードを話して、結果エドっぴーが完成したことを話した。エドガルドは伝説の海賊のイメージにぴったりだったと話しており、エドっぴーと同じく可愛い人だったとコメントしている。

 

フラン

 ミラから布教のアイデアはないかと聞かれた際にはまっとうな提案をしたが、違った解釈をされてニンジャは悪魔だと言われていた。それに対してニンジャは悪魔ではないと抗議した。解釈が違っているとミラに伝えるが、何が違うか説明して欲しいと言われるとミラの教えに詳しくないためうまく説明できないと語る。それならば入信しなさいと迫られるもニンジャの教えがあるため他を当たって欲しいと拒否した。ニンジャの教えはシキタリを忘れぬこと、任務に対して敬意を払うことだと熱く語った。洋ナシを配るのは挨拶は大事であることと洋ナシは名刺代わりだと話した。

 

アイリス

 カムイがダイエットのためランニングをしていた際に、キャトラから自分も走れば?と言われるとまだ大丈夫!と声高に否定した。

 

 茶熊学園ではお裁縫部を創部。主人公とキャトラと共に活動している模様。

 

主人公

 お裁縫部に入部している。兼部も出来るためとりあえずで入っているが活動はしている模様。

 

 ソウマ達と共に女子たちが水遊びに興じている姿を見た時には年相応の男子らしい反応を見せていた。

 

キャトラ

 テストを受けていないなど生徒としてカウントされているかは不明だがお裁縫部として活動している模様。

 

トムボイ

 ヴィルフリートのラクゴを講堂で聞いていた。何か感想を言えと迫られるも黙って震えていた。

 

伝説の海賊

 氷の国の英雄。恐らくエドガルド本人だと思われる。

 

・用語

ソラソラマメの木

 土が悪い土地に植えて土壌の改良をする木。茶熊学園の校庭に生えていた物はかなり巨大で見上げるしかない程だった。

 

竪琴

 風に乗ってソラソラマメの木に引っ掛かっていた。エルフ族の作るお土産物で音を記録して再生できるアイテム。アマーリエの歌の音声が入ってたが、誰もそれには言及しなかった。

 

鋼の諸島

 氷の国の奴隷狩りがこの島の私掠船艦隊によるものだとカモメは考察していた。

 

・その他メモ

ヴィルフリートのラクゴで登場した二つ名を所持しているキャラ

周囲の二つ名として登場

禁忌の両腕→ルーグ

泥まみれの獅子→ダグラス

サーチアンドデストロイ→リカ

 

主役の二つ名として登場

白銀→クライヴ

揺ぎなき信念の義賊→ハリム

抑圧された自我の開放→チッチョ

神機妙算→ハオ

鳳凰天使→チュンメイ

風雅清光→カゲツ

不死なる業火→エドガルド

バーニングストライカー→ヒュウガ

天姿国色→正月ガーネット

一念通天→正月ハルカ

エネルギッシュエクストリームエトワールニンジャガール→ミカン、リンゴ、フラン

夢見る虹色イリュージョン→モモ

 

以上。