白猫プロジェクト ストーリー解体書 私立 茶熊学園NORMAL編(2/3)

・登場人物

ソウマ

 依頼主への茶熊学園の調査報告をまとめていた。おかしな学校と茶熊学園を評価して報告する内容には事欠かかないと語っている。主に報告しようとしていたのは生徒の話であり、目立った言動や肩書のないザックと報告をまとめる時点では接点のあまりなかったクライヴ以外の生徒を報告しようと考えていた。

 

 名前の無い学校、通称スクールに通っておりそこで教わるスクールアーツという武術の奥義を会得するため修行に明け暮れていた過去を持つ。しかし、奥義の会得は達成できず退学している。茶熊学園の生徒たちの個性的かつ類まれなる才能や肩書を知ってそれと自身を比べると、苦労してきたはずなのに空っぽな人間だとコンプレックスを感じ始める。それを察した主人公が自分が一人いた所に声を掛けると自身の過去とコンプレックスを主人公に伝える。元からの知り合いである主人公も同じ様な悩みを感じているが比べたりはしていないことを告げられると主人公を強い人だと評価する。

 

 そんな主人公に学校内の魔物の討伐数を比べる勝負を挑む。結果は明白にはされなかったが、主人公にはやるなと評価している様子だった。勝負の後、学校が全てだった過去を振り返る。スクールが人生を決めてくれると勘違いしていたと話して自分の人生を決めるのは自分、空っぽなのは自分の責任だと気付く。学園の生徒たちを自分で自分の人生を生きていると話して、主人公から自身もそう生きればいいとアドバイスをされる。簡単に言ってくれると言ったものの、学園の皆を見て自分なりのスクールアーツをもう一度やってみたくなったと気持ちが前を向き始めた。

 

カムイ

 カモメからは七海戦争について、ザックにはギターのコードの弾き方、ソフィにはルーン工学について、フランからは公式を使うべき場面についてと生徒達から様々な分野からの質問をされるが、全て淀みなく答えていた。また、勉学に積極的に励む生徒たちを褒めてはいたが、ソウマと同じく何かに急かされている様な不自然な勉強への取り組みに違和感を覚えている。

 

ソフィ

 体育館で新体操の演技を披露していた際には観客が集まり、すごい盛り上がりを見せていた。

 

 王女であることをソウマに驚かれるとあくまで生徒の一人であるため気にしないで欲しいと発言している。

 

 氷の国で盛んであるため新体操は元から得意だったようでボールを使った実演を部活見学中の主人公達に見せると、ボールが生きている様だと腕前を褒められていた。しかし、自分はまだ未熟であるため研鑽を重ねなければと謙虚な姿勢を見せた。

 

 水泳部の見学に来ていた主人公達と出会うと、自分は寒中水泳の経験しかないことを話して、プールの授業が楽しみだと話している。

 

 勉強のし過ぎで倒れてしまったミラを見て心配していたが、自身も夜更かしをしていたことをカモメから指摘される。貿易論の授業が面白くてつい夜更かしをしてしまったと話すとクライヴから自身の体は一つしかないと諭され、同じ場所に居たカモメが居づらくなる様な二人きりの世界を展開していた。

 

クライヴ

 ソフィが体育館で演技を披露していた際には盛り上がり騒がしかったため、警護に回っていた。ソフィには熱っぽい視線を送っており、それをキャトラに度々目移りしていると指摘されるがそれをその都度否定している。

 

 キャトラからソフィに惚れているのかと指摘された際に新体操に興味があるだけだと語ると、それを真に受けたソフィからレオタードを着て早速始めて見ようと提案されるが自身もキャトラもレオタードを着ることに微妙な反応をしていた。

 

 学園内にはそれぞれ強さを磨いた魔物たちが出現しており、それを討伐する巡回をしている。ソウマと共に不良星たぬきを相手にした時には強いと評価されていた。

 

 メンズナイツでは表紙になるほど有名になっておりソウマに驚かれていた。

 

 ソフィが夜更かしをしていると知った際には体を大事にするようにと熱く伝えて、その場に居たカモメが居づらくなる様な世界を二人で展開していた。

 

カモメ

 水泳部の見学に主人公達が来た際には上等兵から伍長に昇進したことを話した。

 

 水泳を主人公達の前で実演した際には見ているソウマたちが驚くほどのスピードで泳ぎ切った。しかし、タイムが縮まないと話してスタートのフォームを変えるべきかと悩んでいた。目標はバショウカジキに追いつくことで、前回はもう少しで追いつけたと話している。

 

 プールに落ちていたいろいろな物を拾っていた際には巨大な岩までも担ぎ上げ、片付けと称して海へ放り投げる怪力を見せつけた。

 

ザック

 メンズナイツを回し読みしていた際には伝説の野郎調子の良いことをと恐らくリアムと思われる人物に対抗心を燃やしていた。読んでいたメンズナイツをソウマに渡すと、予習をするために帰っていった。ソウマからは見かけによらず真面目だと評価されていた。

 

フラン

 勉強は苦手で公式を使うべき問題でなぜ公式を使わないといけないのかわからないとカムイに質問していた。問題は感覚で解いており、それが正解していることを怖いとカムイから言われていた。

 

ミラ

 教室で沢山の本の山を抱え倒れてしまった。ソウマに助け起こされると三日三晩寝ないで勉強していたと話してボロボロの状態だった。もやしの全てが知りたいと明らかに正気ではない状態で保健室に運ばれた。

 

 保健室で目が覚めても正気には戻っておらず、ノートに手を伸ばして勉強を始めてしまった。

 

主人公

 水泳部の見学の際には海の近くに住んでいたため泳ぎが得意なのではとキャトラに言われていたが泳ぐことはなかった。

 

 教室で授業が終わった後もノートをまとめており、熱心に勉学に励んでいた。

 

 ソウマがコンプレックスに苛まれている際に声を掛けて彼が吹っ切れるきっかけを作った。

 

アイリス&キャトラ

 部活動見学を行っていた。主人公と違い、特別熱心に勉強はしていなかった。

 

生徒達

 イラストのみ。セレスティア、コロナリア、ポプラが登場。

 

・用語

氷の国

 新体操が盛ん。気候は普通の島の冬が真夏程の寒さ。温泉も存在する。 

 

茶熊学園のプール

 海に繋がっているのかとソウマに言われる程、いろいろなものが沈んでいた。大きな岩が完全に沈められる深さがある模様。

 

七海戦争

 緑の島の領有権を巡る三つの大国の陰謀と失敗が原因で勃発した戦争。混乱と内戦の激化などの世界への影響も大きかった様子。帝国の戦艦であるチャーチワーデンが武勲艦として挙げられているため、帝国も関与していると思われる。

 

アイレンベルクの基礎定理

 ルーン工学におけるソウルの近接作用を表す。ソウルの媒介が局所的な相互作用によってなされるという近代魔法理論の基礎的な考え方。

 

・その他メモ

茶熊学園のプールに沈んでいた物

カニの様なハンマーの様な物→星2斧武器 ハンマーキャンサー

鋏の様な物→星2拳武器 アクアクラブ

魚の骨の様な物→星2弓武器 魚骨弓

巨大な岩→防衛クエスト、破壊クエスト対象オブジェクト

 

以上。

 

以上。