白猫プロジェクト ストーリー解体書 プリムラ・プラント思い出ストーリー編

・登場人物

プリムラ・プラント

 魔法学園の新入生。幼いが春風のルーンを使用した魔法が使用できるため入学することが出来た。

 

 飛行島に初めて来た際には風に乗って舞い降りてきた。魔法学園の宿題で飛行島についての発表を行いたいと考えており、アイリス達から案内を受けた。

 

 頻繁に自身をバカと言ったり勉強ができないと自虐している。魔法学園ではクラスメイトと学力に差があるようで少しでも追いつきたいという思いから飛行島に訪れた。

 

 宿題は社会と魔法の関りを考えてみましょうというお題から発表を行うというものであり、飛行島に住んでいる人々に島の好きな所をインタビューして回っていた。飛行島の好きな所を自身が聞かれた際にはみんな優しい所が好きと語った。

 

 魔術の参考書を読み呪文の書き取りを行っていたが内容が難しく苦戦していた。アイリスやキャトラも理解できていない難解な内容だったが、クラスメイトは参考書は簡単と言っており、もっと難しい魔術書を暗記している者も居ると語る。このことから自身が学習に付いていけていないと嘆いていた。

 

 せんぱいから褒められた日には上機嫌な様子を見せた。熱を出した際におぶってもらい白魔術の先生の元まで運ばれてそのままずっと看病をしてもらった過去がある。それからせんぱいに強くあこがれ、自身もそうなりたいと考えて魔法学園に入学したことを主人公達に語った。

 

 魔術は苦手としているがルーンを使用した魔法は得意。自身の持つ春風のルーンを主人公達に見せた際に桜餅をあげたお礼に春の精霊に貰ったルーンであることを語っていた。

 

 魔術の授業で頑張っていたのにもかかわらず全然わからなかったことから授業中に泣き出してしまう。その後、飛行島に訪れた際にはひどく落ち込んだ様子を見せた。飛行島についての発表はみんなから笑顔で褒められるものだったが、他の生徒たちは古代文明や古の魔法など高度な知識のプレゼンテーションを行っており、自身はバカだからみんなと違う、みんなと違うのは嫌だとひどく悲しんだ。

 

 それを見た主人公がルーンの光を放つと、光の中に過去の映像が映し出される。せんぱいであるハルカが白魔術によって自身を治療しようとするも一向に治る気配がなく、自分の非力を悔んで神に祈っている様子が映された。それを見るとハルカのおかげで今も健康に生きていられることを改めて実感して、立派な魔術士になってクラスのみんなと本当の友達になると意気込んだ。

 

 ハルカの様に一番を目指すことが出来なくてもせんぱいの隣に行きたいと決意した。

 

ハルカ

 プリムラの慕うせんぱい。プリムラとは面識があるようで彼女の頑張りをねぎらっていた。

 

 幼少期のプリムラが熱を出した際には背負って白魔術の先生の元へ連れて行き自身も白魔術でプリムラを治療しようとする。しかし、術式は正しいのにもかかわらず治療が上手くいかないことから白魔術と己の非力さを悔みながら神に祈っていた。その後、プリムラは完治して健康な体になった。

 

春の精霊

 自然を司る存在。プリムラからもらった桜餅のお礼に彼女に春風のルーンを渡した。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 プリムラとの交流を深める。

 

 飛行島の好きな所を聞かれた際にはアイリスは楽しい人が多いところ、キャトラは他の島に飛んでいけることを挙げた。

 

 幼いプリムラには目を掛けており、キャトラは意地悪されたら私がぶっ飛ばしてやると言ってのけた。

 

・用語

魔術

 ルーンの代わりに呪文を使用することで効力が発揮される。原理を理解することが重要であり、その原理はルーン魔法にも応用できる。

 

春風のルーン

 プリムラの所持しているルーン。綺麗な桃色の光を放つ。プリムラは恐らくこのルーンの力で風に乗って飛行島にやってきた。

 

・その他メモ

一切明言されなかったが、プリムラがクラスメイトよりも学力が劣っているのは大きく年が離れているためであることが考えられる。実際に参考書のレベルはアイリスでも理解できない物だったがクラスメイトは簡単だと言っていることや発表ではプリムラは周囲よりもかなり幼稚な内容の発表だったが周囲は笑顔で褒めていたことが理由として挙げられる。 

 

以上。