・登場人物
ピレスタ・ムートマイム
サーカス団のピエロ。精霊の様な存在が体に宿っているため身の回りでサーカスショーを開催することが出来る。
初めて飛行島に来た際には玉乗りをしながら登場した。グレイルジャガーでありマブダチのポテトの頭に乗った玉に片手で逆立ちをするという身体能力の高さを見せる。その後は大砲の中に入っていきそのまま発射されて空へと打ち出されていった。後日、パラシュートで戻ってきていた。
戻ってからもサーカスショーを続けようとするも精霊の声から今日は休みだと言われたため改めて主人公たちに自己紹介をしていた。まだ自身は未熟者であると話して毎日の練習は欠かせないと休みにも関わらずジャグリングの練習を始めた。キャトラからは芸人だけあって礼儀正しいと評されていた。ジャグリングはあるお姉さんからもらった鉄アレイで行い筋力のトレーニングを兼ねていた。その後、いつの間にか鉄アレイを数十個に増やし、更にはキャトラもジャグリングに入れてみせた。
恐らく精霊の力で天幕の中にサーカス会場を作り出して主人公たちにサーカスショーを披露した。空中ブランコによるパフォーマンスは宙返りを挟むなど成功を治めたが、一輪車での綱渡りは失敗してしまい安全網に絡まってしまう。主人公に助けられた後にもう一度挑戦しようとするも足をひねってしまっておりアイリスによって治療されることになってショーは中断された。
後日、一輪車に乗りながらジャグリングを行うも綱渡りが苦手であり失敗したことで浮かない表情を見せる。主人公達に元はピン芸人だったが客からはあまりウケない日々だったが、ウサギの格好の女の子からサーカスに誘われたことで救われ、サーカス団の皆に恩返しとして客を呼べるピエロになりたいと語る。頑張りすぎているとアイリスに心配されるも他のサーカス団メンバーも頑張っているため自分も頑張らなくてはと空回りしてしまう。
それを見た主人公がルーンの光を放つと、スポットライトと光の玉が現れる。主人公がそれに乗ろうとするも何度も失敗してしまう。普段無口な主人公がそのキャラクターから何度も玉乗りに失敗するだけでなぜか面白いということに気が付く。精霊から芸を磨いてもピエロは半人前、面白くならなくては一流のピエロにはなれないと語られる。自身にしかできない芸を突き詰めることを決心してもう一度玉乗りから始めると意気込む。分裂した光の玉をポテトの頭上に乗せて鉄アレイとキャトラでジャグリングを始め、火の輪くぐりにチャレンジした。
精霊
ピレスタに宿る精霊。姿は最後まで見せなかった。普段はサーカスショーの実況を担当しており、主人公達はどこからともなく聞こえてくる声に最初は戸惑っていた。
サーカスのピエロに関しては有識者でありピレスタに対して面白くなくてはピエロとしては半人前だと語った。
サーカス会場の設置など日常をサーカスショーに変える能力を持っている。
ポテト
ピレスタのマブダチのグレイルジャガー。サーカス団では新人の腕試しとして勝負をしている。
ピレスタと勝負をした際には玉乗り対決をしており、どちらが長く玉に乗れるかを競い三日間玉に乗り続けた。その勝負がありピレスタとはマブダチとなった。
玉乗りや頭上に玉とピレスタを乗せるバランス感覚などサーカス団の猛獣として芸に長けている。
お姉さん
ピレスタの想い出の品である鉄アレイをあげたお姉さん。体を鍛えるために鉄アレイを購入したが効果がなかったため鉄アレイをピレスタに譲った。
口からケチャップを吐く芸をするとピレスタが語っている。
口からケチャップが吐血だったと考えると恐らくリリエルであり自身の病弱な体を鍛える目的で鉄アレイを購入したと考えられる。
うさぎの格好の女の子
ピン芸人だったピレスタをサーカスに誘った。サーカス所属のマジシャンでありバニースーツを着ているモモだと考えられる。
キャトラ
サーカスショーの演目として飛行島最強の猛獣としてポテトと勝負をする羽目になってしまった。精霊曰く世界屈指のツッコミ。
勝負の内容は玉乗りであり、猫のバランス感覚を活かして玉乗り自体には成功するも長くはもたず、玉と一体化するようにというピレスタのアドバイスもむなしく落下してしまった。
ジャグリングに巻き込まれることが度々あり、自身の芸を突き詰める決意をしたピレスタに巻き込まれた際には一緒に火の輪をくぐる羽目になり絶叫していた。
主人公
ピレスタが安全網に絡まった際に助け出した。
綱渡りの失敗に落ち込むピレスタにルーンの光の玉で何度も玉乗りにチャレンジする様子を見せて、キャラクターを活かした笑いの取り方を教えた。
アイリス
ピレスタとの交流を深める。
以上。
