白猫プロジェクト ストーリー解体書 シュラ・ソウリュウ思い出ストーリー編

・登場人物

シュラ・ソウリュウ

 鬼族の武人。百鬼夜行を率いる異能を持つ。蒼の鬼神という異名がある。

 

 飛行島に来た際にはお土産屋はどこかと聞いた。そんなものはないと主人公達に返答されると今や飛行島は世界が注目する観光の名所であり、それなりのお土産が必要だと熱く語った。

 

 後日、飛行島のお土産としてひこうしまと書かれたウッドソードに飛行島のマークの旗や試作品のクッキーなどが販売されるが、それらをありふれていると語りもっと飛行島らしい特徴があるべきだと指摘した。しかし、販売品であるウッドソードと旗は購入していた。

 

 キャトラからはお土産評論家と呼ばれ始めるが自身は鬼であり恐ろしさを知った方が良いと呼ばれることを拒否している。とある島の遺跡に設置されている石像のレプリカ人形がお土産として売られていたのを購入してそれを主人公達に見せた。胡散臭いこういったものこそお土産だと語る。ニセモノを買って旅の思い出を作ることを旅の未練と表現して人間は浅ましいとも語っていた。お土産を購入しているのは人間のなんたるかを研究するため。故郷の鬼ヶ島では現在も鬼と人は小康状態ながらも敵対しており、そんな人間への威嚇や研究を兼ねて人間文化を知る旅に出ている。

 

 百鬼夜行を率いる異能は鬼と呼ばれる存在の魂を率いて操る力であり、人に害をなすこの世を怨む鬼の魂も戦場では花となることを主人公達に語っていた。異なる種であるため人から忌み嫌われ、異なるという理由があれば争いの種になると語り、争いを止めるのは武力であり鬼族は武力が無ければ全滅していたと自身の価値観を語っていた。しかし、最近では状況も変わる兆しがあり平和的な解決も遠い未来では可能かもしれないと語っている。交渉での停戦は下手な妥協をすれば弱者が苦しむことになると考えており、交渉も戦の内と語っている。

 

 ある日、とある島で少年に刀で斬りかかられた。刀を奪って問いただすと少年は蒼の鬼神に父親を殺されたことを告白した。自身が鬼ヶ島に攻め入った少年の父を殺したのだと気付くと、少年は鬼への憎悪から近い将来鬼族の敵になると考えて少年を斬ろうとする。そこに幼馴染が割って入る。幼馴染からは考えが人と同じ出ると指摘されて初めて人を相手に迷いを覚える。その後、幼馴染と口喧嘩をして悲しそうな様子を飛行島で見せていた。

 

 それを聞いた主人公がルーンの光を放つと心遣いに感謝はするも自分には必要ないと迷いを捨てたことを話す。少年には「蒼の鬼神と戦いたければ戦場に来い。」と告げることを決意する。戦が起きなければ少年を斬る必要はないと語るも、人間とは武人として戦い続けることを決めていた。しかし、幼馴染は策にたけており言葉を操るため戦よりもえげつなく人にとっては受け入れがたい解決方法も考え付くのではと不敵に微笑んだ。

 

 キャトラの顔をかたどったクッキーが販売されると猫の顔をあしらうのはありふれていると話すも購入した。

 

幼馴染

 少年を斬ろうとしたシュラを止めに入った。策に長けていることや口調、言葉を操るなどの特徴から同じ鬼ヶ島出身のキサラギであることが考えられる。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 シュラとの交流を深める。

 

・用語

鬼ヶ島

 キサラギの働きによってか、最近では人と鬼との争いに状況が変わる兆しが少し見え始めている。

 

飛行島のお土産

 シュラの指摘から、バロン制作のひこうしまと書かれたウッドソードや旅の風景画家(恐らくパステル)の書いた飛行島マークの旗、ヘレナ作のキャトラの顔を象ったクッキーなどが販売された。

 

以上。