白猫プロジェクト ストーリー解体書 セリナ・エーメリー(サマー!サマー!!サマー!!!ver)思い出ストーリー編

・登場人物

セリナ・エーメリー

 人気沸騰中のスーパーアイドルと自己紹介して再び飛行島にやってきた。衣装はサマーコスバージョンだと言っている。

 アイリスから新しい衣装がステキで似合っていると褒められると、それに礼を言ってアイリスも相変わらず可愛いとキャトラに向かって言って撫でると言う不審な様子を見せた。

 それを指摘されると強引に話を逸らして飛行島にはアイドルの巡業出来たことを話した。

 巡業はライブの開催やサイン会などのイベントを通して自身の事を知ってもらうという仕事であり、飛行島にはしばらくお世話になることを語った。

 大変な仕事だとキャトラ達に言われるとこの程度で弱音を吐いていたらアイドル界の頂点は夢のまた夢、絶対トップアイドルになると意気込みを見せた。

 そうすればGプロデューサーも自分の事を認めてくれると独り言をつぶやいていた際には険しい顔をしており、キャトラに指摘されると自分はいつも笑顔だと焦りから言葉を噛んで弁明した。

 レッスンの時間だからと話を切り上げて去ると、アイリス達はなにか悩みを抱えているだろうと考えて、今度それとなく聞いてみようと話し合っていた。

 

 真夏の太陽の下でダンスレッスンをしていた際には大量の汗をかきながらも止めずに続けていた。

 キャトラ達から少し休んだ方がいい、熱中症になってしまうと忠告されるがそれでも続けると、決めポーズを取ろうとして急に脱力して倒れ込んでしまう。

 急いで水を持ってきた主人公達から救護され、様子がおかしいことについて話を聞かれる。

 すると、Gプロデューサーから飛行島来る前にこのままではトップアイドルにはなれないだろうと言われたことを話した。

 心当たりを聞かれるとCDの売り上げは上々、ライブも好評で仕事は順調だったと話す。

 世界中のスターの集まるサマーフェスに参加することを語った。サマーフェスで注目されれば世界で注目されることと同じと話して、そうすればGプロデューサーも認めてくれると考えて、無茶なレッスンを続けていたことを明かした。

 無茶なレッスンについて深く反省していると話す自身に主人公達が力になると進言する。それを聞くと主人公達の様なファンに出会えて良かったと感激した(主人公達は仲間のつもりだった。)。

 

 ヴィヴィへラジオをいつも楽しく聞いていること、仕事で辛いことがあって落ち込んでいたこと、友人から一緒に頑張ろうと励ましてもらったこと、そういう友人がヴィヴィにも居れば大切にしてあげて欲しい事を書いたお便りを送っていた。

 ペンネームの2000億回・愛羅武勇をキャトラにふざけているといじられると気に入っているのにと抗議していた。

 練習はレッスンメニューを組んでしっかり取り組んでいることを話し、更にサマーフェス用の秘策があることを語った。

 秘策とは両手にマイクを持ったマイク二刀流と名付けたもので、普段は一本しか使わないマイクを二本にすれば声の大きさも届く距離も単純計算で二倍だと考えを話した。

 試しに2000万回のアイラブユーを歌おうとするとハウリングが起きてしまい、けたたましい騒音が発生してキャトラから禁止を言い渡された。

 インヘルミナが騒音を注意しに来ると、巡業中の努力家系アイドルと自己紹介をして営業を行った。

 歌声を遠くに届けるというマイクに興味を持ったインヘルミナが試しに歌を歌ってみた所、二度目の騒音被害が飛行島を襲った。

 

 飛行島のアイドルを自称して、CD手渡し会兼サイン会兼握手会を開催した。

 コヨミが皆が楽しそうだからという理由でやってきた際にはアイドルとは何かという質問をされた。

 それにはステージで歌ったり、踊ったり、ファンの皆に笑顔を与える仕事だと説明すると、キャトラから熱湯風呂に入ったり早口で漫才をしたりなどのバラエティ寄りの仕事の補足も入れられた。

 お風呂が大好きなためアイドルになれるかと聞いてきたコヨミには苦笑いを返した。キャトラがコヨミに興味があるならライブに来てみたらどうかと提案するとコヨミは歌を聞くのを楽しみにしていると新たなファンとなった。

 歌って踊るだけがアイドルの仕事ではなく巡業やファンとの交流もアイドルの仕事の内と語り、応援してくれるファンの皆に感謝の気持ちを伝えるのも大切な仕事だと語った。

 なんだか嬉しそうだとアイリスに指摘されるとファンの皆と触れ合っている時がアイドルとして一番やりがいを感じると話した。

 ライブやレッスンで忙しかったため最近はこういった機会が滅多になかったことを話した。

 

 サマーフェス当日、Gプロデューサーが現れて再びなんのためにアイドルを続けるのかと質問される。

 非常に重要なことと念押しされた質問にはトップアイドルになる為と回答すると、Gプロデューサーからはトップアイドルになることはおろかサマーフェスライブも失敗に終わるだろうと言われてしまう。

 なぜアイドルを続けられるかどうして続けられるのかわかるはずという言葉を残してGプロデューサーが去っていくと、トップアイドルになれない、アイドル失格、アイドル生命終了と意気消沈して放心してしまう。

 アイリスとキャトラが控室まで連れて行く際に、主人公は何かに気付いた様子で会場とは反対方向に向かった。

 イベントで自身の出番が来るも、立ったまま動かない完全に魂が抜けた状態になっておりファンから心配の声が上がる。

 

 すると、最前列に居た主人公がコヨミを抱きかかえる。コヨミはファンになった。歌を聞かせて欲しいと応援しており、その声に賛同するように他のファンからも声援が送られる。

 みんなが自分のライブを楽しみにしてくれていたことを実感して、ファンの皆に笑顔を届ける、それがずっとやりたかったことだと当たり前のことを忘れてたことに気付く。

 ファンの皆が居たから自分がいる。心からの感謝を込めて自身の歌で応援してくれるファンの皆に最高の笑顔を届けたい。と気持ちを取り直した。

 ライブに来てくれてありがとうみんなが大好き、応援してくれるみんなのためにいっぱい盛り上げると2000万回のアイラブユーサマーフェス・リミックスを一曲目としてライブを開始した。

 

Gプロデューサー

 アイドル活動が順調になるほど実力を過信してファンをないがしろにする傾向があるとセリナを分析した。

 アイドルとファンは一心同体、そのことを忘れたアイドルがトップアイドルになるなど絶対不可能と考え、気付かせるためにセリナにあえて厳しい言葉を掛けて飛行島に巡業へと向かわせた。

 主人公達を仲間の大切さをこの上なく知っていると評価しており、そのため巡業先を飛行島に選んだことをアイリス達に語った。

 

コヨミ

 セリナの開催したCD手渡し会兼サイン会兼握手会に楽しそうだったからという理由で参加した。

 アイドルについての知識が無かったようでどのような仕事かとセリナ達に質問していた。

 熱湯風呂に入るバラエティ寄りの仕事もしていることを暴露したキャトラの話を聞くと、自身もお風呂が大好きなためアイドルになれるかと聞いてセリナを困らせていた。

 アイドルに興味が湧いたようで、歌を聞けるのを楽しみにしているといってライブに参加することを決めた。

 

 サマーフェスでは主人公に抱きかかえられて最前列でセリナにファンになった歌を聞かせて欲しいと声援を送っていた。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 セリナのサマーフェスまでの準備や飛行島での巡業の手伝いをした。

 Gプロデューサーがセリナにトップアイドルにはなれないと辛辣に告げた際にはキャトラとアイリスはこれまでサマーフェスに向けて大変なレッスンを続けたとセリナを擁護してあんまりな言い方だとGプロデューサーを責めた。

 主人公はGプロデューサーの発言の意図に気付いて、ファンとなったコヨミを最前列まで連れて行き、共にステージのセリナを応援した。

 アイリスとキャトラはGプロデューサーから発言や課した試練の真意を聞かされ、ファンとアイドルは一心同体という事実に気付いたセリナの放つ輝きを見てこれがアイドルかと感動していた。

 

インヘルミナ

 マイク二刀流でハウリングを起したセリナ達を注意しに来た。

 営業を行ったセリナには興味を示さず、歌声を遠くまで届けるマイクに強い興味を示した。

 試しに歌ってみると二度目の騒音被害を飛行島にもたらした。

 

ミキ&ファン(男性二人、女性一人)

 コヨミの応援をきっかけにセリナへ声援を送った。

 

ジョバンニ&アマーリエ&ピレスタ&ジュリア

 サマーフェス参加者。イラストのみ登場。

 

・用語

サマーフェス

 世界中のスターの集まるイベント。

 このイベントで注目されれば世界から注目されるのも同じとまでセリナは言っている。

 夏に一度の大型イベントであるため世界中から人が集まりすごい人混みを作る。

 参加者にはジョバンニ、アマーリエ、ピレスタ、ジュリア等の音楽家大道芸人がいる。

 

以上。