白猫プロジェクト ストーリー解体書 リアム・マクラレン(サマー!サマー!!サマー!!!ver)思い出ストーリー編

・登場人物

リアム・マクラレ

 飛行島に再び訪れる前には渦潮の島で傭兵仕事を行っていた。渦潮の島は蒸し暑い気候で水着姿で過ごしていたらなんだか馴染んだと飛行島でも水着姿のままだった。

 渦潮の島で仕事の報酬の代わりとして譲り受けたサーフボードを持ち歩いており、サーフィンはボードに乗るくらいならば出来ると語った。

 キャトラからサーフィンを見せて欲しいと頼まれると、海へと向かい早速サーフィンを始めようとするも主人公に止められる。

 海の男の目となった主人公からまずは運動だとジョギングに手を引かれて連れていかれた。

 

 高波を潜り抜ける主人公に対して波にぶつかり、ターンを決めるべき時に沈んでいることをキャトラ達に指摘されると、わかっていると言って苛立つ様子を見せた。

 サーフィンを辞めようとすると主人公からこのまま終わる気かと発破をかけられる。

 主人公曰く、ライディングには天性のバランスとパワーがあるが、決定的に欠けている物がある。

 自分は別にサーフィンなんかとふてくされていると、もったいない、途中までは上手、上に乗れるだけでもすごいとアイリス達から励まされ、暇を持て余しているのもあり、練習を行うことを決める。

 しかし、教わるのが大嫌いだと語り、口を出さないように主人公達に言い聞かせた。相変わらずのへそ曲がりだとキャトラに評価されるが、こればかりは性分だと頑なだった。

 剣術も我流であるため、波くらい一人で乗ってみせると意気込むが結果は失敗に終わった。

 

 飛行島に戻った後にキャトラから無理やりな感じ、波を力で押さえつけている感じと感想を言われる。主人公もそれに同意しており、サーフィンにはパワーは不可欠、しかしパワーだけでは波には乗れないと胸の内で語っていた。

 飛行島の夕飯はバーベキューをするという話を聞くと、飛行島のメインは魚だと言って本来のバーベキューは肉だろうと主張する。

 買いに行かないと肉はない事を聞くと調達のために主人公と二人で肉を買いに行くことになった。

 肉の調達先でキャシーとガブリ―と出会うと、バーベキューに参加すると申し出られた。

 二人によって飛行島が食い尽くされる所だったが、食べ物を取り合って喧嘩を始めて二人はどこかへ行ったことで肉を食い尽くされるだけで済んだ。

 バーベキュー中に肉肉野菜、肉野菜だー!!という声が聞こえるが、少し疑問に思っただけで特に気にはしなかった。

 

 後日、サーフィンの練習に向かう所に主人公達と出会って、すぐに出来るようになってやると言い放った。

 海をなめるなと言いたいことはわかっていると話して、それでも自分は伝説の男、引き下がれるかとサーフィンは諦めないことを宣言した。

 教わった方が早いというキャトラの言葉には気持ちとして嫌だと語り、主人公の技を盗んでいることも語る。

 ターンが出来ないことをキャトラに指摘されると、タイミングも盗んでいるのになぜうまくいかないんだと不満を漏らす。

 アイリスからどうして教わるのが嫌なのかと聞かれると、過去に司教とそれが言い伝える白い聖女の教えを信じていたことを明かす。

 疑うこともなくその教えだけを信じていた自分が許せないと語り、主人公から技術を盗むと宣言して教わるのはごめんだと語った。

 主人公曰く、主人公のライディングテクニックを盗んで取り入れているため、サーファーとして成長しているが、根本的な所で誤っている。そこに気付かぬ限り、波の上には立てない。

 サーフィン中に自身の背中に刻まれた紋章が紅い光を放ち、熱を感じた。

 紋章は司教に逆らうと死ぬほどの苦痛を与えるという代物で、司教はもういないにも関わらずたまにうずくことを話した。

 司教たちは氷山の一角であり、世界の裏の最も汚い所に繋がっていたと話す。それについてはお楽しみはこれからと余裕そうな様子を見せた。

 

 嵐が迫ってくると、主人公と共にビッグウェーブの前触れを感じ取っていた。

 この時を待っていたと意気込みを見せ、ボードに立つのも一苦労の荒れた海へと入っていった。

 アイリスからは溺れてしまうと注意されるが、引き下がる伝説じゃないと語り、聞き入れなかった。

 しかし、主人公が止めに入るとその顔から止めなければ確実に波に食われる。大切な物を見逃している。それがわからないなら海にやるわけにはいかないと思っていることを感じ取る。

 大切なものが何かもうわかっていると伝える主人公の顔を見た後に、ルーンの光を放たれると、気をつかわせたことを謝罪した。

 

 主人公からは海を受け入れろ。ねじ伏せるでも操るでもない。ただ受け容れろと伝えられる。

 それを受けて波へ挑むと海を持ち上げたような大波に見事乗ってみせた。しかし、ターンの際に体を攫われてしまい、海へ沈んでしまう。

 海に負けたのかと海中で思っていると、人間は海に勝てないことをわかっていたと考え始める。そこからサーフィンは勝ち負けじゃないことに気が付く。

 そこからリカバリーを決めて、海を受け容れるということに気が付く。

 その後はターンを決めて波の上に乗ることに成功する。

 主人公曰く、ボードコントロールのテクニックをいつの間にか我が物にしており、丘サーファーではない、本物のサーファーに生まれ変わった。

 サーフィンのコツを掴むと今度はカットバックを決めるぜと大波の中、叫んだ。

 
主人公

 海育ちの為サーフィンが得意であり、サーフィンのことになるとすごい目とアイリス達に言われる様な表情で考えを巡らせていた。

 リアムの持つサーフボードは見事な出来のショートボード、テクニックがあればチューブを潜ることも出来るだろうと一人考えていた。

 リアムに海を受け容れることがサーフィンに根本的に必要な物だと説いて、彼を成功に導いた。

 

キャシー&ガブリ―

 リアムと主人公が肉の調達の際、バーベキューを共にしたいと付いてきた。

 二人の登場シーンはダイジェスト形式だったため、セリフはなかった。

 食べ物を取り合ってどこかへ行ったため、飛行島の被害は肉を食い尽くされただけで終わった。

 

謎の声

 肉肉野菜、肉野菜だー!!という声がリアム達がバーベキューをしている際に響いた。

 サマーソウルの声だと思われるが、キャトラは知ってる奴の声の気もする程度にしか気に留めなかった。

 

バロン

 嵐が来ることを察知していた。

 
アイリス&キャトラ

 リアムとの交流を深める。

 

・用語

渦潮の島

 蒸し暑い気候の島。

 島民達はサーフィンが得意で戦闘にもサーフボードを用いる。

 

紋章

 リアムの背中に刻まれている。

 司教に逆らうと死ぬ程の苦痛を与える。

 司教は死んだが、うずく時があるとリアムが語っている。

 

以上。