白猫プロジェクト ストーリー解体書 ユピテル・ザ・プラネット思い出ストーリー編

・登場人物

ユピテル・ザ・プラネット

 飛行島に初めて来た際に感想を求められると普段空を見ることなんてないため新鮮であると語った。自身が星であることを再度キャトラ達に説明するがいまいち理解されてなかった。キャトラから宿屋や池や飛行島よりも大きのかと聞かれると小指の爪にも満たないと笑顔で返していた。飛行島に滞在することになりよろしくとキャトラに言われるとちっちゃなと何度も連呼して強調してよろしくちっちゃな猫ちゃんと返事をした。

 

 飛行島の特産品だとキャトラが勝手に言っている飛行島の日当たりを気に入っていた。元の場所ではどうだったのかと聞かれるとポカポカはしておらずガスガスしていたと巨大ガス惑星と呼ばれる木星らしい回答をした。ずっと雲がかかっている状態だと話すとキャトラから気が滅入りそうだと感想を言われる。しかし、そういった条件が相まって大きな星でいられると語っていた。アイリスから大きくていいことはあったかと聞かれると隕石を引き受けることが出来ることを挙げた。強い引力で周りの星に隕石が降るのを止めていることを語り、みんなを守っていると表現した。キャトラからはそれで母性があるのだと言われていた。

 

 普段から月の化身に腰をかけている。自身が意外とモテることをキャトラ達に話して、月は自分のファンであるため座って欲しいと懇願してきたが、最初は遠慮していた。しかし、押し切られてしまい今ではすっかり馴染んでしまっている。月のことは黙って支えてくれる存在だと語り、キャトラから両想いなのではと囃し立てられるが自分は太陽系全体を守らなければならないと語り、月と相思相愛になることはないと話している。それをキャトラが思わせぶりなのが一番残酷だとからかわれて本体になるぞと冗談で脅していた。本体に戻れば星ごと全てが木っ端みじんになることは理解していた。

 

 長い年月を生きていても新しい体験が出来るのだと語り、初めて人間の友達が出来たことを主人公達に話し始めた。友達は占星学者(スピカと思われる)であり、話が弾み楽しかったことを語る。守銭奴な性格の友達には飛行島には年上が食事代を奢らなければならないしきたりがあると言われて半ば騙される様な形でお茶代を払っていた。更に新しい仕事に手を出して金が無い友達に全財産を渡している。これは騙されたのではなく、138億年の宇宙の歴史に比べれば自分の手持ちが無くなることは大した問題ではないというスケールのでかすぎる考えの元の行動だった。友達には次は成功して儲けてほしいとコメントしていた。

 

 ある日怒っている様子を見せる。あまり怒っている様には見えないとキャトラから言われていたが実際は自分でもびっくりするほど怒っていた。原因は新しくできた赤毛の可愛い獣人の男の子であり、彼が三、四百回とナメクジをくっつけてきたことに対して怒り心頭であった。ナメクジ自体はちっちゃな存在の為苦手ではないがあまりのしつこさに堪忍袋の緒が切れた模様。本当の姿に戻ると言い出して世界の全てをチリに変えると語り、これも運命だと諦めてほしいと元の姿に戻ろうとした。

 

 それを止めるため主人公がルーンの光を放つと怒りの原因であったイグニが呼び出される。自身が怒っていることを伝えると怯えた様子で何度も謝り、母の様に優しかったから甘えたかったため行った行動だったと訳を聞かされる。それを聞くと許す気持ちとなって小さなことでムキになって自身もまだ子供だと考えを語った。長い年月を生きている自身が子供と言われて驚いているアイリスには太陽という自分よりもまだまだ上がいることを話した。

 

キャトラ

 星を小さな点々であるため小さな存在だと語ったり、ガス惑星と聞いてガスの音の真似をしたり、引力を説明された際にユピテルを引っ張るなどユピテルの母性からか子供の様な振る舞いが目立っていた。

 

イグニ

 ユピテルの母の様な優しさから甘えてしまい、三、四百回とナメクジをくっつけてしまい彼女の怒りを買っていた。後に事情を説明して何度も謝ることで許しをもらった。

 

 木星の化身であるユピテルと同じく化身。ユピテルのファンであり、彼女に自身に腰かけてほしいとしつこくお願して共に行動する仲になる。

 

 太陽系を守らなければならないため特定の誰かとお付き合いすることはできないというユピテルに対してそれでも構わないとひたむきな情熱を向けている。

 

主人公&アイリス

 ユピテルとの交流を深める。

 

以上。