白猫プロジェクト ストーリー解体書 スカシカシパンマン思い出ストーリー編

・登場人物

スカシカシパンマン

 飛行島に来た際には来る者拒まずの精神のキャトラからこないでと島への上陸を拒否されていた。ろくでもないと自身を評価するキャトラに対して初めましてからちょっと一緒にエレベーター乗ったくらいの過程で一方的に決めつけて欲しくないと独特な反論をした。キャトラからは拒否されたものの他に行く当てもないので飛行島に厄介になることを決めた。

 

 ハラショー等の単語をはじめとして様々な言葉や知識があるためアイリスから出身を聞かれた際には普段の様子から大人しくなってあまり詳しくは言えないと話した。しかし、アイリスからの要望であるため話せる部分であるスカシカシパンについての解説から話し始める。スカシカシパンはウニの一種であり、見た目がグロイことや味の不味さから誰も見向きもしない存在だったが、しょこたんによってスポットが当てられたことを説明した。しょこたんは希望の光であると表現して口には出さないが感謝をしていると語っている。それから紆余曲折いろいろあり自身が誕生したと大雑把な説明をしてせっかく出れた大舞台を存分に楽しむと話した。

 

 それを受けてアイリスから楽しんでと好意を受け取るとそれに付け込んでスカシパンの隙間からアイリスの体をスカして見ようとする。悲鳴を上げるアイリスの代わりにキャトラが爪を立ててその行為は未遂に終わった。

 

 それからアイリスは口を聞いてくれなくなってしまい、海よりも深く反省していると謝罪をした。だれかれかまわずスカしちゃうのをまず改めるべきだとキャトラからアドバイスされると自分にはスカすだけしかないことを語る。スカシカシパンの使い道は他にはないのかとキャトラに問われると乗ることでマッハ3で走ることが出来ると語る。その力を使って人助けをすればアイリスにも見直してもらえるのではないのかとキャトラから提案される。それを受けて人助けをする道が自身にもあったことに気付いて人助けへと向かっていった。この際にキャトラからお下劣なだけで悪い奴ではないと評価されていた。

 

 その後、キャトラの元に来て人助けをしても誰も喜ばなかった話が違うと文句を言い始めた。具体的に何をしたのかを聞かれるとお腹を空かせた少年にスカシカシパンを渡そうとしたが拒否されて悲しい思いをしたことを話す。それを受けてキャトラからスカシカシパンを食べ物だと思わなかったのではないかと予測を立てられそれに同意。どこからどう見ても食べ物ではなく多分食べれないことを自分で言っていた。

 

 しかし、この人助けをしようとした心をアイリスに認められて先日の行いを許してもらうことが出来た。アイリスに対して純白で美しい心を持っていると感動して人助けに目覚めて精力的に行っていくことを決意する。

 

 後日、人助けを辞めてやっぱりスカすべきだと突如暴走し始めてしまう。暴走してもただの変態だとキャトラから止められるもそれで大いに結構と開き直ってしまう。暴走に関して飛行島のある世界に居られる時間が迫ってきたことや魔法的な影響を受けた等の事実は一切なく、よくわからないが猛るタイミングが来たことを感じていると語る。

 

 この世の全てのカワイコちゃんをスカしてやると宣言して、こんな変質者を世に放つわけにはいかないというアイリス達の使命感に応じて主人公がルーンの光を放つ。しかしそれをスカシカシパンに吸い込み己の力にして全てをスカし見れる状態へと強化される。しかし、全てをスカした結果人々や今立っている地面もスカして見えなくなってしまい孤独と不安から自身がどうなってしまうのかと恐怖に襲われた。が、それは夢であり本当は暴走した段階でキャトラに前脚でぶたれて気絶していた。究極のスカしの片鱗を夢で垣間見たことから落ち着きを取り戻して何事も程々が良いことを学ぶ。

 

 それからはスカしを極める修行を飛行島で行うことを宣言するがキャトラからはよそでやってと冷たく突き放された。

 

キャトラ

 お下劣なスカシカシパンマンを苦手としており珍しく飛行島の上陸を許さなかった。

 

 激しい抵抗をしないアイリスに代わってスカシカシパンマンのセクハラから彼女を守っている。

 

アイリス

 一度、自身の体を下着までスカされそうになった際にはかなり怒った様子を見せてスカシカシパンマンを無視していた。その後、人助けをする心を評価していつまでも怒っていたことを謝罪して和解する。その際には純白で美しい心だと評価された。

 

主人公

 スカシカシパンマンとの交流を深める。

 

・用語

スカシパン

 スカシカシパンマンの持つスカシカシパンモチーフの道具。スカシカシパンマンはこれの隙間を覗くことで相手の下着まで体をスカして見ることができる。

 

以上。