白猫プロジェクト ストーリー解体書 サマーソウル思い出ストーリー編

・登場人物

サマーソウル

 飛行島に降り立ち叫び声を上げるが、この場合誰にも見つからずにいるのが賢明と訳ありな様子だった。自身の肉体を太陽の下に晒せないのは至極残念と語るも、しばしのバカンスと考えて過去の思い出に浸り始めた。

 

 最初に思い出した夏の日は夏に感激して夏の為に何か出来ないかと考えて腹筋をしている思い出だった。百万回を目標に腹筋をして100万1911回まで行った後、自身の体を見て驚愕する。山脈の盛り上がった大胸筋、要塞の様な広背筋、大海原の様な大殿筋に感動して腹筋こそ究極にして至高の全知全能のトレーニングだと話す。この肉体ならば灼熱の太陽に恥じることはないと夏に身を投じて夏を識るために自ら夏を生きることを決める。

 

 決心をした直後に遥か遠くの山奥の森の木立のそのまた奥の草原を越えて洞窟を抜けて引き返してきた森の辺りに夏に迷う若人の気配を感じ取る。夏が行くぞとその若人の元に移動する。夏に迷う若人の正体はクリストファーであり、古文書にあった財宝真夏の結晶を探して道に迷っていた。そんな彼に自身がブリッジをしながらバーをくぐる所を目撃させると、彼は初めての状況に何か名前をつけるべきだが伝えられる言葉がない、冒険家とも学者とも名乗れないと言うまでの挫折を味合わせる。しかし、クリスファーは挫けることなくいつの日か今日のことを書き記さなければと負けない意志を見せる。夏が勝負の時期だと気持ちを新たに前に進みだすクリストファーにファイトと声援を送っていた。

 

 次の思い出はうだるような暑さに参っていたクルーシャとの記憶。嫌いである大きなナメクジを見つけた彼女が汗を拭って雫を飛ばしている所に現れた。そんな僅かな汗が塩の代わりになるとでもと声を掛けた後は互いに自己紹介をしていた。クルーシャに対してはガッツは認めるが汗はガッツだけではどうにもならないと語り、自身が所持していた塩のルーンを取り出して、ルーンの力を呼び醒ますと話して光速のスクワットを行い始めた。見る間に足元に汗の水たまりが出来てそれにルーンをかざすとルーンが光を放ち始める。力が発揮された塩のルーンをクルーシャに授けると彼女を見た目とは裏腹にガッツの塊と称して使いこなすことができるだろうと発言して去っていた。

 

 次の思い出は船員達の壊血病に苦しむエドガルドに船乗りに語り継がれる伝説の船乗りを守護する夏の天使として肉、肉、野菜、肉、野菜だという言葉と共に姿は見せなかったが野菜を船に降らせていた。

 

 以上の三つの思い出を思い返すとどれも胸の中で燦然と輝く夏の思い出だと懐かしんだ。しかし、いつまでも過去を懐かしんでいる訳にもいかない、夏はまた繰り返すと言う言葉と共に最後の務めを果たすべく、丁度来た主人公にハイタッチを求める。

 

 主人公とハイタッチをしてルーンの光を貰うと、また会おうと言い残し去ってしまう。その後、主人公がアイリスとキャトラから海に誘われている所を見守ると夏を謳歌しろ、この先辛いこともあるかもしれない、そのために思う存分夏れと激励していた。

 

クリストファー

 古文書にあった財宝真夏の結晶を探していたが道に迷っていた。茂みの奥からサマーソウルの声が聞こえてくると熱気と嫌な予感を感じながらも足が向かっていく状態になっていた。茂みの奥ではサマーソウルがブリッジしながらバーをくぐっている様子が繰り広げられており、この状況は初めてだと言って何か名前を付けるべきかと考える。しかし、今見ている物を伝えられる言葉がないと冒険家としても学者としても名乗れないと言うまで自信を喪失してしまう。それでも負けないぞと挫けずにいつの日か今日のことを書き記さなければ、夏が勝負の時期だと決意を新たに旅立った。サマーソウルからその様子を見られると声援を貰っていた。

 

クルーシャ

 うだるような暑さに参っている所に嫌いな大きなナメクジと遭遇する。自身の汗を拭ってナメクジに放つが、突如現れたサマーソウルをからそんな僅かな汗が塩の代わりになるとでも?と声を掛けられ、互いに自己紹介をした。

 

 サマーソウルの光速スクワットによって出来た汗溜まりによって力を発揮できる様になった塩のルーンを託されると、見た目とは裏腹にガッツの塊だと評価されて塩のルーンを使いこなすことが出来るだろうと言われていた。ルーンで粗塩をを出現させてナメクジを追い払うことに成功すると、その頃にはサマーソウルの姿はなかった。彼を燃え盛る聖火の様に熱い心を持った夏の人と称して礼を言っていた。

 

エドガルド

 サマーソウルの記憶では恐らく存命の頃。襲った船に貨物が乗せられていないハズレが続き、乗員達が壊血病を発症して声も出せない状態になってしまっていた。初歩的なミスを情けないと言って新鮮な食べ物を積んだ輸送船を襲う計画を立てていると、肉、肉、野菜、肉、野菜だ!という声と共に空から野菜が降ってくる。奇跡を信じてはいなかったが実際に目にしてしまうと信じるしかないと語り、船乗りに語り継がれる伝説の船乗りを守護する夏の天使であるサマーソウルに感謝を伝えた。

 

主人公

 サマーソウルが誰にも見つからない様にハイタッチとルーンの光を求めて飛行島に来ており、一人でサマーソウルにルーンの光を渡した。その後、アイリスとキャトラから海に誘われていた。

 

アイリス&キャトラ

 主人公とサマーソウルが出会ったことには気づいていなかった様子。暑いため海に行くことを主人公に提案した。

 

・用語

塩のルーン

 クルーシャが魔を祓う聖火イベントからすでに入手していた物がサマーソウルによって託された物だとわかった。

 

真夏の結晶

 クリストファーが古文書から探していた財宝。サマーソウルとの因果関係など詳しい事は語られなかった。

 

以上。