白猫プロジェクト ストーリー解体書 ツユハ・レイニーデイ思い出ストーリー編

・登場人物

ツユハ・レイニーデイ

 雨合羽を着た少女。自身を比喩等ではなく天気の雨だと言っている。

 

 雨雲と共に飛行島に降り立とうとしていたが島に雨が降るのを嫌がったキャトラが主人公に島を動かすように言って雨雲から離れる島を雨雲と共に追いかけた。空を飛ぶ力があるようで雨雲から飛来する形で島に降り立った。自己紹介では自身を天気の雨だと言っていたが、詳しくその素性を明かしはしなかった。

 

 雨の日では雨が嬉しいと雨の中で躍っており、カエル達も歌い出す賑やかな光景を生み出していた。雨は好きかとキャトラに問うとキャトラから濡れるのが嫌で水が嫌いだと言われてしまい落ち込んで泣いてしまった。アイリスにも同じ問いをするも好きとは断言されずに皆が雨を嫌いなことを嘆いて更に泣いてしまった。すると、感情に連動して雨が激しく降り始めてしまった。雨は大事なものだとアイリス達に励まされると必要とされていることに喜びを感じて更に激しい雨が降ってしまった。

 

 雨が降り止んで青空が広がると感情に連動した雨で飛行島が水没しそうになったとキャトラから怒られる。それには調子に乗りすぎたと反省した様子を見せた。キャトラからなぜそんなに好かれたいのかと聞かれると、雨を降らせると皆が憂鬱そうな顔をするため、その顔を見るとすごく悲しい気持ちになるためだと語る。キャトラから好かれるようにいろいろとやってみたらどうかと提案されると面白い物を降らせると言ってカエル達を振らせた。カエルはスカイダイビングの達人であるため打ち付けられる心配はないと語っている。更にボラやコハダ、ホッケ、ヒラメ、カジキマグロ、ノドグロ、タチウオ、タイ、巨大なカメとカニ等の海の生物を飛行島に降り注がせた。

 

 後日、キャトラから飛行島に魚たちが降ったことで大変な事になったと怒られる。どうしても雨を好きになって欲しいと語ると、今まで雨が好きな人には出会ったのかと聞かれる。そういった人々とも出会ったことがあり、そういう人に出会えると嬉しいと今まで出会った雨が好きな人々達とのエピソードを話した。雨が好きな人が大好きと語り、そういう人たちに出会うと頑張って雨を降らせていると話す。すると、アイリスとキャトラからあまり頑張りすぎない方が良い。雨には雨の晴れには晴れの良さがあると言われて納得する。雨には雨の良さがあるため早速降らせようと意気込んだ。

 

 天気が荒れている日に姿を見せると、キャトラから雨をなんとか出来ないかと相談されるも苦しそうにケロケロと言うだけで反応をしなかった。ぶるぶると震えながら低気圧が来ることを語る。嵐などの低気圧が来ると自身の秘めた力が解放されて大変なことになると話して、早く避難するようにとキャトラ達に忠告した。

 

 主人公がルーンの光を照らすと、一時的に雨がより激しくなるが体が光に包まれて空に浮かんでいった。すると空が晴れて虹がかかり、疲れた様子を見せながらも落ち着いたと言って飛行島に再度降り立った。ルーンの光によって気圧が元に戻ったと話し、雨は低気圧になると凄く暴れん坊になると語る。自身も雨である為その影響を受けると語るが、雨が人の形をしていることが不思議な主人公達からは完全には理解されなかった。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 ツユハとの交流を深める。飛行島に魚たちが降り注いだ際には寿司や刺身にして食べたとアイリスが語っている。

 

バロン

 嵐のが来ることにツユハと共にいち早く気付いており、戸板を釘で打ち付けていた。

 

・その他メモ

ツユハが出会った雨が好きな人たち

大きなしゃもじを持った女性

 雨ごいをしており、大きなしゃもじを持ってくるくると踊っていた。面白かったためツユハはたくさんの雨を降らせた。マイだと思われる。

 

庭師の女性

 花を育てる綺麗な女性。花が育つには雨は必要不可欠なため助かったとツユハに礼を言っている。手入れをしている庭にはとても綺麗なアジサイが咲いている。フローリアだと思われる。

 

トウモロコシと農家の男性

 すごく荒れた土地に居た。雨を降らせるとトウモロコシだけでなくトマトやダイコン、ジャガイモも飛び上がって喜んでいたとツユハが語っている。タイキとコーン・ポップと思われ、飛び跳ねている野菜たちも大地の女神の媒介だと思われるが、キャトラ達は飛び跳ねているというツユハの言葉をかわいい表現だと言って誤解していた。

 

以上。