白猫プロジェクト ストーリー解体書 ディーネ・オンディーネ思い出ストーリー編

・登場人物

ディーネ・オンディーネ

 湖の精霊。現在はわけあって故郷を旅立ち飛行島の池で休憩をしている。

 

 キャトラが走って足を滑らせた結果池に落ちてしまった際に金のキャトラと銀のキャトラを持って登場した。アイリスから落としたのは普通のキャトラだと正直に言われると正直に言った褒美として普通のキャトラと金と銀のキャトラの三匹をアイリスにプレゼントして、不法投棄はしてはいけないと忠告して池の中に帰っていた。

 

 正直に答えれば落とした物が三倍になるという邪な考えでキャトラがカニカマを池に投げ込んだ際には不法投棄はしてはいけないと言っただろうと言ってカニカマをキャトラに投げつけた。故郷でもこういった湖に不法投棄するイタズラが増えて困っていたと話していた。飛行島の池の水は綺麗でリフレッシュできると話しており、そんな池の水を汚すのは許さないと不法投棄を取り締まる姿勢を見せた。

 

 ある日、主人公に剣士であることを確認する。ある方に返したい剣があると話して、過去の出来事を主人公に話した。現在自分が持っている剣はある剣士の剣であり、最初に湖に剣が投げ込まれた際には剣士が正直者だったためすぐに返した。しかし、気付いたらまた同じ剣が落ちていたが剣士は見つからず、正直者に落とし物を返せないのは湖の精霊の名折れだと言って、持ち主を捜して旅をしていると自身の旅の理由を話した。取りに来ないのではいらなくなって捨てたのではとキャトラに指摘されると不法投棄は黙っていられない、絶対に世界の果てまで追い詰めてでも返して不法投棄をしたことに文句を言うと剣士を探すことへの情熱を話した。これを受けてキャトラからは優しいのかなんなのかよくわからないと評価されている。

 

 別の島に降りた時に川や湖に捨ててあったと話して、飛行島で大量のゴミの山の中にいた。これらのゴミは全て人間が捨てた物であり理解に苦しむと苦言を呈していた。大量のゴミは自分一人で回収したが、水中の異物をまとめるくらいわけはないと語っている。水が汚れれば魚や貝、水草たちが生きていけないと話して自分の湖ではなかったが放っておけなかったと話している。これには以前自分の湖も水質汚染が進んでしまいあやうく魚たちが魔物になりかけた過去が由来している。ゴミは捨てた人へ返すと言って必ず個人を特定すると意気込む。「みんなやってるから。」「少しならいいと思った。」そういった理屈は通らないと不法投棄への頑な姿勢を見せた。

 

 突如として自身の持つ剣が光り輝く。今までこんなことは一度もなかったと困惑していると更に強まる光と共に金属の響きの様な硬質の音がする。音も強まっていくとなにかを伝えようとしているのかと感じて、主人公がルーンの光を放つ。すると、剣の光が目の前に過去の映像を映し出す。

 

 剣の持ち主が自身から剣を受け取って去っていく映像の後、自身が見たことがない異形の怪物が湖に近づく様子が映る。それに相対した剣士は血まみれになりながらも痛烈な打撃を魔物に浴びせて撤退させることに成功する。しかし、手負いの魔物が湖や人里に近づけば危険だと判断した剣士は最後の気力を振り絞って魔物を崖まで追い詰め、共に転落していった。そして、剣のみが谷底の川に落ちて湖に流れ着いた。自身の元まで剣が辿り着いた経緯を映像として見ると、命を掛けて湖と集落の人を守ってくれた剣士の存在を知る。そして、自身の持つ剣は湖を守ってくれた剣士からの大切な預かり物だと話して、剣士に返すことをより強い思いで決心する。剣が映像を見せたのは持ち主の元に帰りたかったから、だからきっと剣士は剣を落としただけで生きていると考えた。剣士に剣を返すために飛行島の冒険に付いて行くことを決めて、飛行島の池は今日から湖だと宣言した。

 

剣士

 ディーネの持つ剣の本来の所有者。最初ディーネは剣は不法投棄された物だと考えられていたが、剣が見せた映像によって誤解は解けた。

 

 ディーネの湖のあった土地の人間ではなかったが、周辺の集落や湖の安全のために、深手を負いながらも魔物に止めを刺そうと行動していた。生死は不明。

 

キャトラ

 ディーネが落としたを正直に答えれば三倍にして返してくれると邪な考えでカニカマを池に投げ込んだ。しかし、不法投棄に怒ったディーネからふやけたカニカマを投げつけられて、作戦は失敗に終わった。

 

主人公&アイリス

 ディーネとの交流を深める。

 

以上。