白猫プロジェクト ストーリー解体書 フラン・ポワリエ思い出ストーリー編

・登場人物

フラン・ポワリエ

 花の都出身の帰国子女クノイチ。

 飛行島に初めて訪れた際には洋ナシを主人公達にプレゼントした。自己紹介時に堂々とニンジャを名乗り、ニンジャが素性を明かしてよいのかとキャトラに言われると現在はオフであるから大丈夫。しかし相手のスケジュールも考えずに不意打ちしてくる輩がいて困っていると話した。

 日々、腕立て伏せや腹筋や走り込みなどの訓練を行っているが、これはあくまで衣装を着るための訓練であり、衣装を着れないとニンジャの名折れであるためダイエットが目的であり戦闘の為ではない模様。

 主人公と剣の訓練を行った際には互角の勝負を繰り広げる。更に、主人公に気付かれずに彼の頭上に洋ナシを置くという小技も披露した。プレゼントするときなどいつも洋ナシをどこから出しているのかとキャトラに聞かれると考えたこともなかったと語っており、自身でも原理が理解できていないようである。

 ある日、仕事でやらかしをしてしまったと意気消沈な様子を見せる。仕事内容をキャトラ達が聞くと、潜入先にはまず洋ナシを贈り物として渡すという独特なニンジャのシキタリを語る。仕事に手こずったのは贈り物をしたため警戒が厳しくなったため。独特なシキタリは他にもあり、敵の前で季語を合わせたポエムを詠むことなどもあるが今回の仕事では敵が多いため省略した。これが失礼だったのか、日持ちする洋ナシのタルトの方が良かったのではないかと反省していた。

 魔物討伐に向かった際には敵の弓矢が当たりそうになってしまい洋ナシを身代わりにすることでそれをかわした。しかし、洋ナシを友達だと思っていることからニンジャには冷静さが必要にも関わらず怒りで我を忘れて戦ってしまった。

 洋ナシは友達だが食べても良いのかとキャトラに聞かれると食べないでどうすると答える独特な価値基準がある。

 洋ナシを愛することになったきっかけは修行時代にドラゴンに襲われた時、窮地に陥り洋ナシの素晴らしさに気付いたこと。結局ドラゴンには食べられてしまうも修行用のドラゴンだったため無事生還した。

 忍者の里の妹弟子達とニンジャのシキタリについて話した後に飛行島に来た際には思い悩んでいる様子だった。主に里の外で修行をしてきた自分には里の忍者とシキタリについての乖離があったと話す。例として挙げられたのは、盗み聞きする際には良い所で物音を出して「クセモノ―!」と叫ばれるものだと思っていたが、里の忍者は物音を出して猫の鳴きまねで誤魔化すといったシキタリや身代わりにはぬいぐるみではなく切り株や丸太を使用するシキタリ、囲まれたら即煙玉を使ってその後でポエムを詠むではなく決めポエムや捨てポエムを詠んだ後に煙玉を投げるなど。キャトラからは忍者の里側のシキタリもフラン側のシキタリも隠密行動を生業とする忍者としていかがなものかと苦言を呈されている。

 正しいニンジャのあり方に悩んでいると主人公がルーンの光を放つ。それを見ると正しいシキタリを受け継ぐのが問題ではなくニンジャとしての心構えを受け継ぐべきだと悟る。ルーンの光を忍術だと勘違いしてキャトラが話す言葉は腹話術であり主人公は自分を導いてくれていたシショ―だと認定する。

 シショ―である主人公に付いて行くと宣言すると、キャトラの悪ふざけでランニングをするぞと声を掛けられて主人公を引きずって走り始めた。

 

主人公

 フランからはシショ―と呼ばれ慕われることになる。

 

キャトラ

 フランからは猫であるにも関わらず話しているのはシショ―が腹話術で話していると勘違いされていた。

 

アイリス

 フランとの交流を深める。

 

・用語

花の都の島

 フランの出身。

 どのような場所なのかはわからなかったが、フランはフランス語を交えて話すため世界の公用語とは違った言葉が公用語の可能性がある。

 

以上。