白猫プロジェクト ストーリー解体書 魂を裁く不死者の帝王編

・登場人物

ヴィルフリート

 無念の魂の満ちる古城に主人公一行達を連れて訪れる。魂の声を聞いて執心のルーンの力によって不死者として蘇らせるにあたる正当な動機を持つものを見極めるのが目的。古城を選んだのは不自然なほど彷徨う魂が多かったため。

 不死者として蘇らせても復讐などはさせず、あくまで恨みを薄めるための時間をもたらすのを仕事にしている。土に還る時間が少し伸びるだけと話しているため、不死者として蘇らせても現世にいられるのは僅かな時間だけの模様。

 魂と謁見しその魂から自身を殺した魔獣五体に復讐するために不死者の体が欲しいと懇願される。しかし、蘇ったところで魔獣に勝てる実力はないと蘇りの権利を与えず、代わりに自分が仇を討つことを提案した。

 魂との謁見後、古城の奥を根城にしていた多くの人の命を奪った魔獣達を一掃する。

 討伐後、魔獣と戦った多くの物は実力を見誤り無駄な死を遂げたと辛辣な発言をする。しかし、侮蔑する意図はなく最初から自身に依頼してくれれば命が無駄になることはなかったと発言していた。

 不死者の帝王という異名を持つものの不死者の兵隊が欲しいわけではなく、無念の魂はない方が良いという発言もしている。

 その後、古城を後にしようとするも妻への土産話の笑い話が一つもなかったことに気がつき主人公達に協力を求める。しかし、これといった笑い話はなかった。

 悩んでいる際に死者の気配を感じ取り、気配の元へと足を運ぶ。そこにはベンジャミンが散歩しており、浮かぶ面白マスクであると彼を気に入る。その後も彼のユーモアに意気投合して妻への土産話の心配はなくなった。

 

キャトラ

 ヴィルフリートに付いていくも古城の雰囲気に怯えていた。帰ろうとするも死者の魂が二、三人ほど付いてくると脅されて渋々古城の探索を行った。

 

アイリス

 不死者として蘇ることで復讐に走る魂も存在するのではないかとヴィルフリートに質問していた。そのようなことはないと回答されると安心した様子を見せていた。

 

主人公

 ヴィルフリートからは沈黙の仮面の中にギャグを隠しているのではないかと詰め寄られた。

 

 ヴィルフリートに自身に不死者の体を寄越してほしいと懇願する。目的は自身を殺した五体の魔獣の討伐。しかし、ヴィルフリートからは実力が低いため不死者となっても勝てないと蘇りは却下されている。

 ヴィルフリートが代わりに仇を討つことを提案するとそれを承諾して鎮まった。

 

ベンジャミン

 魔獣の出る古城で散歩を行っていた。

 面白い外見やユーモア溢れる言葉でヴィルフリートの心を掴み意気投合していた。

 

以上。