白猫プロジェクト ストーリー解体書 クライヴ・ローウェル(私立 茶熊学園ver)思い出ストーリー編

・登場人物

クライヴ・ローウェル

 茶熊学園に入学して初めて飛行島に来た際には風紀委員であることを胸を張って口にしてたが、キャトラからなったばかり、騎士との両立は出来るのかと茶々を入れられていた。騎士と風紀委員の両立は出来ると言って学園の秩序も飛行島の平和も守ってみせると高らかに宣言していた。「誓う。この白銀のナックルにかけて。」といつもの決め台詞を少し改変して使っていた。白っぽければなんでもいいのかという疑問には言われるよりも先にナックルが特注品であるため問題ないと金で解決していた。

 

 昔、騎士の為の学校に通っていたことを話した際にはその頃はどうだったとキャトラに問われると若かったと回答している。しかし、キャトラからは今でも若造だと、結構子供っぽいところやお坊ちゃんとして育てられた事で少し抜けている部分があることを指摘された。それには実家は確かに金持ちだったが旅に出てからはたまにしか帰っていないことや自分の稼ぎでデューイとルームシェアをしながら暮らしていることを引き合いに出して反論した。何不自由なく育てられたが無駄な出費はしたくないと話して、食費や家賃が無くなればいいのにと叶わない願いを口にしていた。実家に居た時とは違い、今ではしっかり自立しているため自分では子供っぽいとは思わないとキャトラの意見は認めようとしなかった。

 

 騎士の為の学校では実技は剣術格闘共にトップクラスだったことと座学も並よりは上であったことを話してやや万能であるとキャトラから言われていた。モテた?という質問には淀みなく「ああ。」と答えた。しかし、それは女子と一緒に下校したことが一度だけあるというだけでキャトラからは呆れられていた。

 

 モデルをしていた件についてキャトラから話を振られると、自身が表紙を飾れたのはたまたまであると謙遜するような発言をしている。たまたまと言ったのはただ時代に刺さっただけと言って、頼りがいもありそうでどこか母性をくすぐるという現代の騎士に求められている要素を自身がたまたま持っていただけだと受け売りを交えて解説した。メンズナイツのモデルの報酬がほとんど名誉だけであることを話すとキャトラから驚かれる。自身はお金が欲しいのではなく無駄遣いが嫌なだけだと誤解を訂正した。しかし、節約主義なのは否定せず、アイリスも冒険には装備の新調や宿泊で費用がかさむため節約主義の冒険家も意外といるのではと理解を示していた。

 

 茶熊学園では剣ではなく格闘で戦っている姿を見たキャトラから格闘でも強いと褒められている。剣を使うよりも強いのではないかというキャトラに対しては一概には言えないと言って、わかりやすい所だと得意とする相手が違うことを解説した。剣ではウッホ、拳ではクモが得意な相手になると話して適宜武器を持ち替えられれば良いのだが現実問題出来ないことを話す。するとキャトラから武器を二つ持っていき、苦手な相手だったら剣を捨てればよいと提案されるも、もったいない、後で取りに帰って無くなっていたらどうすると剣一本もただではない無責任なことを口にするべきではないと少し興奮する。それをキャトラから思いつきぐらいでムキにならないでとたしなめられて反省していた。

 

 二つも武器を持っていくのは重量も増えてかさばる為現実的ではないと話して、あらかじめ敵を予測して適切な武器で行くのが賢明、あるいは一度下見をしてから作戦を練る必要もあることを解説するとキャトラからは的を射ているそういうことを教えてくれる人はなかなかいなかったと評価される。バロンが定期的に稽古を付けてくれているのではと話すとあくまであれは教師の弁であるため、自身のアドバイスの方が実践的だと感想を言われる。

 

 ある日、黄昏ている様子を見せる。主人公達が話を聞くとどうして自分には姫が居ないのだと語り始めて、騎士になった理由の九割は姫とお近づきになるためだったと暴露する。騎士になり何度か目移りするもうつろな日々が続いたが、再び訪れた学生時代に一人の美しい姫と出会ったとソフィとの出会いを話す。ソフィを極寒の空に漂うオーロラの様に可憐な女性と称した。しかし、既にソフィの心には一人の男が住み着いていると自身の想いが実らないことを嘆いた。後悔はここまでと主人公たちの話をろくに聞かず一人で話続ける。茶熊学園には幸いにも他の女子生徒がいると語り始めて、姫にはこだわらない決心とバラ色の青春を謳歌するために手段は問わないことを宣言する。モテるためには何から手を付ければ良いかと主人公にアイデアをねだる。

 

 主人公がルーンの光を照らすと、一人自己完結しはじめる。その速さからキャトラから一人っ子だっただろうと指摘されるとその通りだが今は関係ないと聞く耳を持たなかった。思いついたのは料理男子であり、家に帰れば料理の達人であるデューイがいるため料理を習って自分で弁当を作り料理男子をアピールすることを思いつく。

 

 その後、茶熊学園の教室で虚空に向かって自分の作った弁当を味見して欲しいと相手に伝える練習をしていた。それをミラに見られると不気味だと言われてしまう。ミラに味見をして欲しいと弁当を差し出すと、もやしに慣れたあたしの口なら問題ないが味が薄くてマズいと一言多いアドバイスを貰う。その後も弁当を食べ続けるミラにどうやったら彼女が出来るかと問うと私に聞かないでと返答される。まずい!おかわり!と自身の作った弁当はミラに全部食べられてしまった。

 

ミラ

 虚空に向かって味見をして欲しいと頼む練習をするクライヴを不気味だと言って声を掛けた。もやし以外を食べるようクライヴに注意されるも高いため食べないと回答している。

 

 クライヴのお弁当を涎を垂らしてを垂らして見ているとクライヴから味見をして欲しいと弁当を渡される。味が薄くマズいと素直な感想を言うとそんなに言うならやらないぞと言われて美味しいと感想を変えていた。

 

 クライヴから彼女が出来るにはどうすればいいか聞かれると自分に聞かないでと切り捨てる。それに納得したクライヴには納得されるのもムカつくと弁当を頬張りながら言っていた。クライヴの弁当は全て平らげてしまい、おかわりも要求していた。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 クライヴがモテるため料理男子を目指そうとしていた際には少し変な今のクライヴが気に入っており、無駄に属性を増やさなくても良いのでないかと話していた。

 

・用語

バルラ城塞王国

 騎士団の歴史は長く、教育機関も存在する。

 

メンズナイツ

 騎士の為の雑誌。全ての島に流通している訳ではないが騎士の外見は国の威信に関わるため読者は多いとクライヴが解説していた。

 

 モデルの仕事には少しの報酬が出るが基本は名誉だけ。

 

以上。