白猫プロジェクト ストーリー解体書 ソフィ・R・ファルク(私立 茶熊学園ver)思い出ストーリー編

・登場人物

ソフィ・R・ファルク

 茶熊学園の制服で飛行島を訪れた際には普段の暖かそうな格好とは違い、生足を晒した普通の服装を見るのは初めてだとキャトラ達を驚かせた。普段の格好は氷の国を少しでもアピールできればという意識をしたものだと語った。氷の国の住居やルーンを輝かせるソウルの豊富さなどを解説していると温泉の話になり、温泉に興味を示したキャトラとアイリスを見て温泉ツアーを企画しようと動き始めた。

 

 フープを使った演技を披露した後に氷の国では新体操が盛んであるために小さい頃から先生に手ほどきを受けていたことを話す。よく怒られて泣いていたという練習の厳しさを語るも、友達も出来たため良い思い出だと過去を振り返った。次期女王としての教育を受けるため新体操はやめてしまったと話す。そこでは女王として身につけなければならない永久凍土のルーンの力の扱い方の話や永久凍土のルーン自体の解説をキャトラ達に行った。

 

 氷の国でよく食べられているヨーグルトを振舞った際には以前キャトラ達に渡した、たぬきのたまごの話になり、星たぬきはたまごを産むのかとキャトラに以前と同じ質問をされる。それには星たぬきの生態はよくわかっていないと話し、たぬきのたまごという名前は実は母が付けた物だったということを話す。センスは母譲りだったとキャトラから評価されるが、その母をちょっと変わった人だと話した。ぬいぐるみを作ったり、絵を描いたりするのが好きだという母の趣味や兄と自分をこっそり遊びに連れて行ってくれたことを話す。しかし、悠久の凍て星イベントで語られた兄の死亡事故から母がひどく落ち込み、父の支えがあって立ち直ったものの全て元通りにはならないと兄の死から変わってしまった家族や自身のことを話した。

 

 ミラと一緒に居る所をキャトラに見られると意外な組み合わせだと言われるが、厨房を借りて一緒に料理をしたりと仲が良いことをミラが解説した。その後、ミラとアイリス達と共に合作としてケーキを作ることになる。この料理の際にミラから勘で料理をするタイプと評価されていることが明かされたり、ミラからはいろいろ教わったと話していた。

 

 リボンを手に可憐な演技を見せた際にはアイリスやキャトラからリボンで模様が描かれている様、夜空のオーロラの様だと好評だった。すると、インヘルミナがその場にやってくる。インヘルミナの治める国、冬の国と氷の国は古より友邦だったと語るインヘルミナから冬の国と氷の国の関係強化を提案される。その提案にはすぐに頷かず、インヘルミナ個人は慕っているが、冬の国との関係強化は好ましく思わない者も少なくないことにプレッシャーを感じて顔色を悪くする。その様子を見たキャトラ達からは王女として自分の国のことを考えていると励まされるも、皆と学べる茶熊学園で浮かれていた、ちゃんと女王としてやっていけるのかと思い詰めてしまう。

 

 主人公のルーンの光、キャトラとアイリスからの学生の間は浮かれていても良いのでは、立派な女王になれるという言葉を受けて励まされる。前を向いたもののルーンの光はまだ消えず、自身の体を包み込む。すると死んだはずの兄の声が聞こえる。自身が混沌に取り込まれた兄を討伐したことで解放されたと感謝される。そして事故を起こした際になぜ永久凍土のルーンを見に行こうと考えたのかを告白される。理由は女王を継いだ者は氷の島から出れないことから兄は自分がルーンの力を使えれば交代で自身を外に出してやることが出来たのではないかと考えたというものだった。立派な女王におなりと優しく語りかけられルーンの光は消えてしまう。地上に残っていた兄の想いをルーンがかなえてくれたのではとアイリスは考察しており、女王となれば氷の島から出られない定めを民の為に大好きな人の為に受け入れることを決意して、その前に学生生活を楽しみたいと思うと心境を語った。

 

ソフィの兄

 事故の原因はソフィが女王を継げば氷の島から出れないことを不憫に思い、自身が永久凍土のルーンを使用できれば交代で島の外に出かけられるという思いからのものだった。

 

 地上に残った想いをルーンが叶える形でソフィに事故の原因となった自身の考えを伝え、彼女に「立派な女王様におなり。」という言葉を伝えることが出来た。

 

ミラ

 ソフィとは厨房を借りて一緒に料理をしていたため仲が良かった。

 

 キャトラからもやし専門で料理ができると言われるともやし以外でも出来ると反論した。ケーキを作る際には料理は基本同じではないかと感覚的なことを口にするとキャトラから勘で料理をするタイプと言われて、それはどちらかというとソフィだと暴露した。

 

 ケーキ完成後には余韻を味わうべきと食べようとしたキャトラを止めて、皆で完成させた喜びを分かち合った。

 

インヘルミナ

 冬の国と氷の国の関係強化を求め、ソフィに会いに行った。冬の国と氷の国は古より友邦であると語り、関係強化を求めた。ソフィからは連邦への加盟を迫っているのではと考えられたが、今のところそれはないと含みを持たせた言い方をした。

 

 自国、冬の国は汚名を恐れぬいかなる国よりも公正だと語っている。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 ソフィとの交流を深める。

 

・用語

氷の国

 建築物は主にルーンで補強した氷で作られている。氷の家は日光を透かすため暖かい。風呂はレンガや岩で出来ている。

 

 周囲の海が豊かなためソウルも豊富でルーンを使用することで風呂を温めたり、氷を補強している。

 

 温泉が多数存在しており、万病に効くと言われている。

 

ソウル

 自然の恵みが多い所に豊富。

 

永久凍土のルーン

 力が強まれば発生する寒波の影響で数千の島が凍り付くとソフィは話している。古の魔術により使用に条件が課されている。一つは王家、ファルク家の者であること。もう一つは女性であること。この条件が課せられている関係で力を調節できる女王は島を離れることが出来ない。

 

冬の国

 インヘルミナの治めている国。汚名を恐れぬいかなる国よりも公正な国。氷の国とは古より友邦の関係。

 

以上。