白猫プロジェクト ストーリー解体書 黒翼の宿命編

・登場人物

レイヴン

 金次第でどんな依頼でも受けるという噂を聞いた依頼人から魔物を消す様依頼される。島が一つ食い尽くされたと魔物の凶行を伝えられるが、人のいない島の魔物をわざわざ討伐するのに自分の様な人間に依頼をすることに不自然さを覚えて裏があると考えていた。主人公達に依頼内容を話すが先述の通り何か思惑が絡んでいると判断して付いてこない様言うが、思い出を作りたい、普段島の見回りをしているお礼がしたいとアイリスは付いていくことを譲らなかったため共に依頼された場所まで行くことになる。

 

 依頼された魔物のいる島では瘴気が満ちており、闇の気配を感じて改めて主人公達は帰る様に言うが、闇からは逃げたくないと一行が強い意志を見せたため探索を続けた。

 

 魔物と接敵するが廃墟を守る壁の様に並ぶだけで襲いかかる気配が無かった。更にはマモルと言葉を連呼していたことやアイリスが誰かを守ろうとする意志を感じると発言したため、島の魔物達は人だったことを推測する。魔物と化した島民は対話できる状態ではなく致し方ないと主人公達に構えろと声を掛ける。

 

 魔物を制圧することに成功したが元の人間に戻せる方法は見つからず自身の弓の黒炎で怨みの記憶を喰らいながら消滅させる。怨みの記憶さえ喰らえば人として死ぬことができるという自身なりの弔いを行なった。

 

 島民が魔物に変わったことに依頼主が一枚噛んでいることを推測して報酬を受け取る場所として指定された入江に赴く。そこに居た賊のボスから烙印のルーンによってイタズラに島民を魔物に変えた事実を聞くと賊の討伐を決意、烙印のルーンの力で魔物と化した賊達と戦闘を行う。賊達は烙印のルーンの力によって自身の弓での生半可な力では討伐できないと悟り、自身の記憶を犠牲にして魔物から人へ戻ることができなくなった賊全員を黒炎で焼き尽くす。力を使いすぎたことによって今回の事件の記憶は無くなってしまうが、同行していたアイリス達の反応から自信がまた何かを燃やしたことを悟った。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 レイヴンの依頼に裏があると考えて一人で行かせまいと依頼された島へ同行する。その島で住民が魔物に変えられてしまったことに気付くとトドメを刺せずにいた。黒炎によって住民を弔ったレイヴンに対してキャトラは方法があるかもしれないため殺すことを止めようとするが、手段がないことを悟ったアイリスによって止められている。

 

 魔物化した住民達の様子を見て怒りを覚えてレイヴンと共に依頼主の元へと向かう。向かった先で烙印のルーンによって魔物化した賊と戦うことになるが有効打がなかったため、レイヴンが記憶を犠牲に弓の力で辺りを焼き尽くすのを見ることしかできなかった。

 

賊のリーダー

 自身の快楽のために島民を烙印のルーンによって魔物に変貌させた。住民だった魔物が住民を喰らうことや感情が僅かに残っていたことを笑えたと話す。

 

 レイヴンによって襲撃された際には烙印のルーンで自身たちを魔物化して戦闘を行なった。ルーンの効力によってレイヴンの弓の攻撃にも耐えたが記憶を喰らわれ自身が魔物と化していることに混乱を見せていた。記憶を犠牲にしたレイヴンの一撃によって仲間共々焼き尽くされた。

 

あの女

 賊のリーダーに烙印のルーンを渡した張本人。特徴などは一切語られることが無かった。

 

・用語

烙印のルーン

 人間を魔物に変える効力を持つルーン。禍々しい光を放っている。

 

 賊の持っていたものは不安定であり賊のリーダーは使いこなしていると自負していたため自身の戦闘能力を強化するために一時的に魔物に変身しようとしたが人には戻れない状態になってしまった。

 

以上。