白猫プロジェクト ストーリー解体書 アピュト・ブーゲンビリア思い出ストーリー編

・登場人物

アピュト・ブーゲンビリア

 サキュバスの少女。大胆でセクシーな発言と恰好が目立つ。

 自身の色香に惑わされない男はいないと発言して主人公を魅了しようとするもアイリスに声を掛けられた主人公に無視されてしまう。

 百戦恋魔を謳うも本当はキスもデートもしたことのない恋愛初心者。キャトラには初対面の時点でそれを見抜かれていた。

 主人公の心を射止めることを目標に様々な恋愛テクニックを実践しようとする。パンをくわえてぶつかり転んだ拍子に下着を見られたと主張することで口論をして恋愛もののお決まりの流れをしようとするも主人公は困った表情で反論を一切しなかったため失敗に終わる。その後逃げようとする彼の小指と自身の小指に赤い糸を結ぶことで離れられないようにしようとするも予想よりも糸が長かったため距離を取る。そこにキャトラとアイリスが乱入して縄跳びを強要され赤い糸の作戦も失敗に終わる。

 主人公と結ばれないのは三角関係を形成するアイリスが邪魔だと考える。そこでアイリスと女子力対決を申し込む。主人公の汗を拭いてあげることで気が利く女性を演出するもアイリスは主人公に膝枕をした後に耳かきをしたことで対抗するには布団なるしかないと発言して負けを認める。

 最後の手段として夢魔の一族に伝わる告白のルーンを使用することで強制的に主人公に告白させようとする。しかし、うまくルーンを制御できずアイリスやキャトラに矛先が向いてしまい最後は自分にも効力が及びスリーサイズを暴露してしまった。

 失敗が続いたことで恋が何かわからなくなってしまう。飛行島に来たのは恋を勉強するためとキャトラ達に打ち明ける。

 過去に魔女との恋を成就させる契約をするも必死にアドバイスするも逆に関係を決裂させてしまい契約を破棄され居場所を失ってしまったことがある。それから恋を知るために様々な技法を実践するも恋を知ることは叶わなかった。

 恋の話をするのも聞くのもうんざりだと落ちこんんだ様子を見せる。それを見た主人公のルーンの光からドキドキと口の中にレモンの味を感じた。これが恋だと理解していきなり主人公に告白をするも勝手がわからずプロポーズになってしまう。主人公からはフラれてしまい初恋は失恋で終わってしまった。しかし気持ちは前向きで美しさに磨きをかけてフッたことを後悔させてやると意気込んだ。

 アイリスのような清純系の女の子になろうかなとの発言もあった。

 

アイリス

 アピュトからは恋のライバルと思われている。主人公の彼女かと聞かれると違うとはっきり答えた。

 主人公の服も洗濯しておりほつれた部分を縫うなどの面倒も見ている様子。

 小指の糸をアピュトが結んだ際には縄跳びをしていると勘違いして混ざって縄跳びを行った。その際はキャトラよりも早く引っ掛かってしまった。

 女子力対決では膝枕と耳かきを主人公に行う。自然と行っていたため日常的に行っていると推測できる。

 告白のルーンの効力が及んだ際にはモロヘイヤをまっさらな平野だと思っていたことやコモドドラゴンを子供のドラゴンだと思っていたことを全員に告白した。

 アピュトの告白を見て感動し、彼女の様な素敵な女性なりたいと発言する。それにはセクシーな恰好をしなければと返答されるとそれは躊躇っていた。

 

キャトラ

 アピュトが恋愛初心者だと早い段階で気付いていた。

 自身をおしゃまな子猫と表現してキスの味をアピュトに聞いて困らせていた。

 

主人公

 アピュトの色香には一切惑わされなかった。このことから彼女からはニブチン大王と呼ばれていた。

 

魔女

 アピュトを夢魔として召喚して恋の成就を契約した。しかし意中の相手とは関係が決裂してしまい契約を破棄した。

 

・用語

告白のルーン

 夢魔の一族に伝わるルーン。

 効力は強制的に告白させる。ムッサエロサイムと呪文を詠唱することで効力を発揮する。

 アピュトは効力が効いた相手を奴隷と表現していた。

 アピュトはうまく使いこなせておらず主人公に対して使用するもアイリスやキャトラにしか効力が発揮されなかった。効力も愛の告白ではなくちょっとした秘密の告白だった。

 

以上。