白猫プロジェクト ストーリー解体書 ベンジャミン・フルード思い出ストーリー編

・登場人物

ベンジャミン・フルード

 仮面を付けた幽霊。女性の様な口調をしているが、好きなのは麗しい女性であり自身を紳士と評するなど性自認は男性の模様。

 生前は貴族でありとても優雅な暮らしをしていたと語った。昼はご婦人方ともアフタヌーンティーを楽しみ、夜は舞踏会で華麗な踊りを披露していた。キャトラから貴族は遊んでばかりと感想を述べられるが、優雅な社交場には黒い陰謀が渦巻く世界だったとも話した。

 生前はモテていた様子で舞踏会のステップはご婦人方から評判が良かった様子。踊りの経験が一切ないアイリスをエスコートしながら華麗な踊りを披露し、キャトラからモテるのも納得の出来だったと感想をもらっている。

 幽霊であるため生前に踊り足りなくて死後も踊り続ける仮面舞踏会の幽霊として噂になっている。これには心外のようでそんなに踊り狂っている訳ではないと不満を漏らしていた。

 女性から告白されているのをアイリスたちに目撃される。その際には幽霊である身のため、彼女の期待には応えられないと告白を拒否する形になった。アイリスからの幽霊でも関係ないと思うという発言から、自身に生きている時には彼女がいて今でも忘れられないことを打ち明けた。その後、アイリスから過ぎたことを言ってしまったと謝罪されるが心に響いたと逆に感謝の言葉を述べていた。

 その後、自身の恋人に伝えられていない言葉があり、それが未練となって幽霊になってしまったと語る。恋人はお互い敵対する家系であり、仮面舞踏会のみでしか出会うことはできなかった。しかし、舞踏会で出会っていることも気づかれてしまい恋人は毒を盛って自身を殺す他なくなってしまった。最期に聞いた泣きながらの謝罪に自身は恨んでいないということを伝えたかったができなかった。これが未練となっていた。

 幽霊の姿で恋人の前に姿を現せば、恨みを晴しにきたと勘違いされると思い、まだ気持ちは伝えられていない様子。ルーンの光とアイリス達からの想いは言葉にして伝えるべき、ベンジャミンならばきっと心を伝えられるという励ましの言葉を聞き、仲間として力になってくれる飛行島の住人達に感謝を伝え、恩返しのためにまずは主人公たちの旅に付き合うことから始めると宣言した。

 自身の過去を主人公達に打ち明ける際には生前同様男性の口調になっていた。女性の口調は幽霊になって自然となったものであり、女性を近づけないためになったのではないかと自身で予想していた。

 

アイリス

 踊りの経験は一切ない様でぎこちない動きだった。終わるとかなり疲れた様子だった。

 

主人公・キャトラ

 ベンジャミンとの交流を深める。

 

恋人

 ベンジャミンの恋人だった女性。 

 彼のセリフから察するにまだ存命している年齢だと思われる。

 彼を殺害してからの動向は一切不明。

 

以上。