白猫プロジェクト ストーリー解体書 イリア・ノクターン思い出ストーリー編

・登場人物

イリア・ノクターン

 闇色の鎧を纏った女性騎士。主君を持たぬ騎士として自身の存在理由は敵と戦い打ち破ることと語った。自己紹介の後にキャトラ達が話しかけた際には自身を人と思うな敵を倒す槍と思えと言い放ち干渉を拒んだ。味方を信頼せず無鉄砲に突っ込む戦い方が多く、それが原因で怪我を負うことが多い。しかし、傷の処置はうまくできないと不器用で見かねたアイリスが処置をしようとすると乱暴に強く拒絶した。その際に信頼は危険であり裏切られた時の毒に変わると自身の過去を匂わせる。その後も何度もアイリスに傷を処置してもらう。その中で少しだけ心を開き、自身の主君だった人が穏やかに微笑みながら包帯を巻いていてくれたこと、その主君が戦争を終わらせるために自身を敵国に売ったことをアイリス達に打ち明ける。罠によって敵の手に落ちた際には川に身を投げ、死んだと思わせ逃げ延びたが帰る場所がなく現在にいたる。心を開きつつも主人公達によってまたも裏切られてしまうのではないかと疑心暗鬼の状態になる。それを見た主人公の発したルーンの光が優しく彼女を包み込みアイリスによってルーンの光は心を表すと告げられ主人公の気持ちを確認し、もう一度だけ信じることを決める。本来の騎士の職務である守るために主人公と共に戦うことを決意する。

 

アイリス

 イリアの傷の処置を繰り返し行った。イリアの目からはその姿が前の主君に重なり彼女が主人公達に心を開くきっかけとなった。

 

キャトラ

 突き放す物言いの多いイリアとは度々衝突した。しかし彼女の事情を知るにつれて衝突することは少なくなっていった。

 

主人公

 イリアと交流を深める。

 
主君

 イリアの前の主君。穏やかに微笑みながらイリアの傷の処置を行っていた。しかし敵国との和睦の条件に兵を殺しすぎたイリアの身柄を要求され、彼女を敵国に引き渡し戦争を終わらせるという決断を下した。

 

以上。