白猫プロジェクト ストーリー解体書 ジェガル・クォン思い出ストーリー編

・登場人物

ジェガル・クォン

 美しい羽を持つ鳥人。ただの獣人ではなく古来の霊鳥の血を引く者のため、寿命がとても長く、現在は千歳を超えている。八百年以上前に滅びてしまった占い師の国の出身であり、女王に仕えた弓の名手であった。国が滅びた後は城を守り続けていたが、女王によく似た女性が見つかったという鳥の噂話を聞き、飛行島までやってきた。弓を使用するイメージトレーニングは欠かさず行っており、弓の呼吸を忘れず身に刻んでいるとキャトラに話した。国が滅んでも自身は生きていることに強い自責の念があり、飛行島に来てから少し経つと長い寿命を持ちながら生き恥を晒しているだけ、国と滅びる覚悟がなかったと戦士として掲げていた誇りを免罪符の様に使っていると自己否定を続けた。それを見た主人公のルーンの光とアイリスによる「私たちは失ってはならないはずの強く、気高い人を失ってしまった。もう失いたくない。失わせないようにしたい。それが私たちの願い。」という言葉を聞き、主人公の誇りと覚悟をその目で見て自身の失った誇りを見い出すと宣言する。

 

主人公

 ジェガルから戦士としての心構えと守らなければならないものを守れなかった時の苦しみを説かれた。

 

アイリス

 カイルを思わせるセリフと共に自身達の願いをジェガルに伝えた。

 

キャトラ

 ジェガルと交流を深める。

 

・用語

迷いの秘術

 ジェガルが城に施した秘術。遺跡荒らしの対策として使用した。〈そこにある城を探そうとする〉者から隠している。うっかり入ってしまうことは可能。

 

占い師の国

 八百年前に滅んだ。あまねく運命を占い、本来なら世界を導くはずだった国とジェガルは紹介している。

 

・その他メモ

寿命の長い鳥人がいたという思い出ストーリー内での発言、最近になって似た顔が現れたというジェガルの聞いた噂話、占い師の女王が治めていたという事実から、女王はアセトであることが断定できる。

 

以上。