白猫プロジェクト ストーリー解体書 マウリツィオ・ルガード思い出ストーリー編

・登場人物

マウリツィオ・ルガード

 悪魔を滅ぼすために旅をしている神父。

 かしこまった話し方をするアイリスに対してそんな態度でなくても良いと発言し望むなら神父らしく説教してみせると笑った。この様子を見たキャトラからは神父らしくないと発言されている。

 飛行島には悪魔の匂いを感じて来た。

 神父らしからぬ加虐的な側面を持っており、標的である悪魔に対しては恐怖や絶望を味わせるという発言や悪魔の命乞いや恐怖の表情を楽しむという発言をしていおりキャトラ達に恐怖を与えていた。

 悪魔を苦しめるのは楽しいが人間にはその加虐性は向かないと発言している。

 隠れているならどんな手を使ってでも悪魔を炙り出すと発言するなど悪魔に対しては強い執念を持っている。

 キャトラが昨日の晩御飯の盗み食いをしていたことを懺悔した際には怒るアイリスに対して自身の悪事を話すのはとても勇気の必要なことと宥めた。この話を聞いたキャトラからは本当に神父だったんだと最初は疑われていたことを知った。

 ある日悪魔を見つけたものの悩んでいる様子を見せる。標的である悪魔ではあるがまだなにも悪事をしていないため手を出すのを躊躇っていた。その悪魔が何者か見極めて殺すに足る悪魔なら殺すことを決心しその日を待ち望んでいると加虐的な発言をする。

 神父として悩みを聞き相談に乗ることは得意である。そのため相談室を設けているわけでは無いが飛行島の人々からの相談が後を絶たない様子。

 アイリスが相談で忙しい身を労わるために甘いものを用意しようとするが甘いものが苦手と発言する。好き嫌いは良く無いというキャトラの発言にスマンと謝りながらもダメなものはダメだと直そうとはしなかった。その後アイリスが甘く無いものを用意すると話すと過去に同じやり取りをしていた記憶が蘇り席を立ってしまった。

 相談を受け神に祈るだけでは欲しいものは手に入らず自身の手で掴み取れと説教をしている所にアイリス達が遭遇する。祈りだけではどうにもならないということを知ったと相談者を帰した後にアイリス達に打ち明ける。

 昔に普通の神父として教会に居た頃に教会が魔物の襲撃を受けたことを話す。甘いものが苦手と話していた時に魔物が現れ教会を破壊し信者を皆殺しにした。必死に魔物が止まることを神に祈ったが自身しか助からなかった。このことから祈りだけでは皆を守れずり力をつけなければいけないことを痛感する。

 神父として人を救いたいという思いはあるものの祈るだけではどうにもならない問題を知ってしまっている自分は神父として必要なのかと苦悩する。

 その様子を見た主人公のルーンの光やアイリスからのみんなから相談を受けているのは神父として必要とされている証拠だという励ましを受ける。これによって立ち直り些細なことを気にするのは自分らしくない、信仰を失ったら神父として失格だと自省し信仰は土台であり心の拠り所、力を持っていてもいなくてもそれは変わらないということを改めて気付くことになった。

 気持ちを持ち直し神の名の下で悪魔を滅することを改めて誓い、飛行島の人々の相談者として旅についてくることを決めた。

 

キャトラ

 終始マウリツィオの見せる悪魔への加虐的な発言に怯えていた。

 甘いものが苦手と話すマウリツィオに対しては好き嫌いは食べ物を粗末にすることであり悪いことと話す。これを今度懺悔するように彼に言ってシスターキャトラの誕生だと嬉しそうに返答された。

 シスターキャトラはまんざらでもない様子でマウリツィオになにかあったらシスターキャトラが相談に乗ると自身で発言した。

 

主人公&アイリス

 マウリツィオからは綺麗な目をしていると言われる。このことから懺悔するようなことはしていないという判断をされた。

 

悪魔

 飛行島にいた悪魔。

 修道女の格好をしておりマウリツィオからは聖職者への冒涜だと発言されている。

 特徴からおそらくミラだと思われる。人に囲まれていることや悪魔を頼る人物もいるという発言から信徒が増えている様子。

 

・その他メモ

主人公やアイリス達は島に悪魔がいるかと聞かれた際には見たことがないと発言している。ミラの身を案じた発言にも思えるが、マウリツィオがミラを発見した際には討伐を行わなくて大丈夫なのかと悪魔に脅威を感じている様な発言もあり、ミラとは面識がないような口ぶりが多い。

 

マウリツィオの教会を襲った魔物が悪魔かどうかは不明。悪魔は広義の上では魔物に該当するのかは明確な情報はまだ出ていない。

 

以上。