白猫プロジェクト ストーリー解体書 リカ・ブレナン思い出ストーリー編

・登場人物

リカ・ブレナン

 破壊衝動をプログラムされたアンドロイド。

 島に着いて早々この島の全てを破壊してあげると発言し主人公たちを焦らせた。全てを破壊するのが役目であると発言する。

 島の物をすべて破壊してしまうと住むところがなくなってみんなが困るとアイリスによって止められるとアイリス達を障害物と認識しデストロイモードに移行しようとする。その後もなんとかアイリスが言葉でなだめようとするも破壊を行うことは譲ろうとしなかった。

 感情は搭載されていないと話しアイリスのこれから一緒に暮らす仲間になるという言葉も仲間や暮らすということは必要なくただ全てを破壊すると繰り返した。

 その後、誰にも見られていない隙に倉庫を破壊し更地にしてしまう。みんなが使うものは破壊しちゃダメだとアイリスが言い聞かすが破壊してはいけないものは自分にはないと返答した。

 几帳面な性格をしており自身は全てを破壊し消失させるのが機能であると話し、倉庫跡の小さな小石も丁寧に破壊した。

 アイリス達の提案で整地して家を建てる予定の場所に連れていかれる。この場所は破壊しても良いと言われると嬉しそうな様子を見せて一瞬で荒地を整地して見せた。

 助かったとアイリスに言われた際にはあくまで衝動に従ったのみであると発言する。これから力の使い方の勉強をしていこうと提案された際には学習モードは搭載されていないとつっぱねるがアイリスは言うことを聞いてくれていたからきっとわかると根気強く接した。

 主人公が投げた小石のみを破壊するという訓練を開始する。大き目の石を破壊した際には衝撃の余波が主人公に及んだが力の制御を段々とものにしていく。監督していたキャトラに褒められるて喜ぶ様子があった。 

 ある日は破壊衝動が抑えきれないとアイリスに相談するも今は破壊すべきものがないという状況になる。しかしすぐには破壊を行わないことからキャトラは自分の意志で抑えられえるそれは衝動ではなく欲求なのではと推測する。

 その言葉から段々と混乱していき自分は何をプログラムされているのか、意志はないはずなのになぜ衝動を抑制できるのかと自問自答を続ける。

 悩み苦しむ様子を見た主人公のルーンのは光を感じ取り自分は破壊衝動だけで生きてきたわけではないと理解した。アイリスからあなたには人と変わらない考える力があると話され自分の意志で動いてきたことを自覚する。己がプログラムで動くのではなく自分の意志で動くアンドロイドなのだと合点がいき悩みが解消される。

 現在も破壊したいという欲求はあるが破壊すべきでないものも今ならわかると話す。

 自身を見つめなおし新たな一歩として掃除をしてみることにする。この際に建物などもすべて破壊しようとするなどまだ完全に破壊すべきかの基準が正しいものにはなっていない様子。

 

主人公

 リカの力の制御の訓練で石を投げる。リカの力の余波がぶつかるも気にしている様子はなかった。

 

アイリス

 リカの考える力を信じ彼女の破壊衝動を人を助けるために使わせようと何度も彼女に破壊してはいけないものを教えていた。

 

キャトラ

 リカの力の制御の訓練の監督をしていた。

 リカの破壊衝動はあくまでも欲求に過ぎないのではないかと推測した。

 

・用語

モードデストロイ

 リカの使用する破壊に集中するモード。

 この状態に移行すれば荒れた土地を一瞬にして更地にすることが可能。

 

以上。