白猫プロジェクト ストーリー解体書 スー・スーブニール思い出ストーリー編

・あらすじ

 アジトの壁にカラースプレーを使ってグラフィティを描くスー。そこを主人公達に見つかると、壁や建物に描くアートがグラフィティだと解説。ストリートペインターだと自己紹介した。

 他人の家に勝手に落書きをするのは良くないとキャトラから叱られるも、スーは落書きではなくグラフィティだと反論し、にぎやかな外観の方が楽しい気分になると主張した。

 ロゴの様な文字が描かれたグラフィティが動き始める。グラフィティのルーンの力だと解説するスー。主人公たちに文字がまとわりつくと、グラフィティたちが主人公達を気に入ったと話す。これにはキャトラがやはりイタズラだと怒っていた。

 違う建物にもアーティスト心をくすぐるとその建物の方へと向かっていくスー。

 

 この間はよくもやってくれたとキャトラに再度叱られるスー。何が悪かったのか理解できていない様でどうかしたの?と返答している。

 飛行島の建物はストリートペインター魂がくすぐられると話すスー。主人公達はグラフィティに気に入られたことを再度話し、グラフィティのルーンも喜んでいると自身の相棒、グラフィティのルーンの解説を行う。

 もっとたくさんグラフィティを描きたいと話すスーにアイリスがなぜ飛行島を選んだのかと質問する。それにはとても面白い場所であり、世界中を旅しているためたくさんの人にアートを見てもらえるからと回答した。

 キャトラからはグラフィティを落書きだと言われ、アートだと主張している。キャトラから見ると何の絵か分からないと言われるとどのへんがわからないのかと質問する。

 ロゴの文字が蛇の様な絵とアジトに描かれたグラフィティを引き合いに出すキャトラ。それを聞くとスーはちゃんとわかっているあのロゴは蛇だと自分のグラフィティを解説した。

 

 どうして絵を描く様になったのかという質問をアイリスからされるスー。子供の頃出会った人の影響だと回答した。

 同い年くらいの女の子だったが、名乗り忘れて互いに名前を知らないと語るスー。似顔絵を描かせて欲しいと言われ、パレットを取り出した少女があっという間に小さなキャンバスに似顔絵を描き上げたと過去を語る。

 今でも持っているから似顔絵を見て欲しいと言うスー。アイリスとキャトラから見るとその絵はいろんな絵具をぶちまけた感じだと理解されなかったが、主人公とスーから見るとスーの心が描かれている様に見えた。

 家が貧しかった過去を話すスー。しかし、夢や楽しい気持ちは誰でも持っていられることをその少女との出会いで教えてもらったと語り、勇気付けてくれた少女のように自分も誰かを元気にしたいと語った。

 そのためにはグラフィティをいろいろな所に描いて大勢の人に見てもらおうと考えていることをスーが話すと、アイリスからは応援され、キャトラからは人の家に絵を描く時には許可を取るよう言われた。

 

 主人公に改めてアジトに絵を描いてもいいかと許可を取るスー。主人公達にはだいぶお世話になったためお礼がしたいと語ると、主人公から許可を貰う。

 スプレーガンを操り、インラインスケートで滑走しながらグラフィティを描くスー。情熱の赤、冷静の青、純真の白を用いてグラフィティを描き上げる。

 キャトラとアイリスからは何が描いてあるのかさっぱりだと言われるが、主人公は自分達を描いてくれたのだと理解して喜んでいた。

 アイリスとキャトラから見ると、主人公を描いたグラフィティは赤い模様に見える、アイリスとキャトラを描いたの物は全体が白でたまに青い模様がありこれがリボンかと途中で気が付いていた。

 主人公、スー達からアートがわかると評価される。観察眼がある、人の気持ちによく気付くため、アートもわかるのではないかとアイリスとキャトラから言われていた。

 グラフィティも喜んでいると語るスー。すると、またもやグラフィティが動き出して飛び出してくる。

 

 焦った様子で大変だと主人公達に相談しに来るスー。

 似顔絵を描いてくれた子と似た人の情報が手に入ったと語るスー。しかし、危険な山に一人で向かったという情報もあったことを話す。

 魔物がいるがすごく綺麗な景色が見える山であり、その風景を絵に描きたいと近くの村人からの制止を振り切って向かってしまったと少女の情報を話すスー。

 早く描きたい気持ちはわかるがと心配になるスー。すぐに追いかけると言って走り去ってしまう。その後を追いかける主人公達。

 

 魔物を撃退し、無事に帰ってくることが出来たスー。魔物を倒せたのは主人公達のおかげだとお礼を口にする。

↓ 

 少女とは会えなかったが、元気に帰っていたのを目撃した人がいるため安心だと話すも、やっぱり会いたかったと落ち込む様子を見せるスー。

 それを見た主人公がルーンの光を放つと、グラフィティのルーンも光り始める。

 イマジネーションが沸き上がると話すスー。岩にパレットを持った女の子のシルエットのグラフィティを描き上げる。

 大人になってからは会っていないのに姿が見えた気がしたと話すスー。あの頃と変わらずに人の心を描いていると少女の現在を想った。

 キャトラやアイリスからもシルエットなのに笑顔に見える不思議な絵だと評価される。

 同じ道を歩いていればいつかきっと少女と会えると思うスー。ストリートペインターとしてその日に向けて走っていくと意気込みを語った。

 

終了。

 

・登場人物

スー・スーブニール
主人公&アイリス&キャトラ

 あらすじ参照。

 

似顔絵を描いてくれた少女

 スーと同い年くらいの少女。彼女に似顔絵を描かせてほしいと頼んで彼女に絵を描くきっかけを与えた。

 描く似顔絵はスーの心を描いたもので、キャトラやアイリスからは似顔絵だと認識されていなかった。

 危険な山でも素晴らしい景色があればそれを絵に描くため、他人の制止を振り切って行ってしまう猪突猛進な面もある。

 特徴からパステルだと思われる。

 

・用語

グラフィティのルーン

 スーの所持するスプレーガンに付いているルーン。

 蛍光色をしており、絵に命を吹き込むことが出来るスーの相棒。

 効果を得たグラフィティは壁などを飛び出して、動き始める。

 

以上。