白猫プロジェクト ストーリー解体書 ナップル・カトウ思い出ストーリー編

・登場人物

ナップル・カトウ

 次期頭領と噂される忍者の里の若頭と自己紹介をした。

 妹分たちも厄介になっているかもしれないと言う発言から、恐らくフルーツ忍者の里の忍者。

 キャトラからは若頭ならばすごい忍者なのだろうけどそうは見えないと言われている。

 それを見返すために忍法〈早歩きの術〉を披露して、くねくねと妙な腰つきで歩き始めた。

 忍法を見せてもらうと期待していたキャトラはその早歩きが忍法だとは気が付かずに、忍法での移動中の自分に付いてきて早く忍法を見せて欲しいとせがんだ。

 キャトラに忍法に追いつかれたことは猫は足が速いからと言い訳をして、これだけだと思うなよと捨てセリフを吐いて、煙を発生させて逃げ出した。

 その逃げる姿を見たアイリスからは、走るのが遅い、背中ががら空き、若頭が務まるか心配と辛辣な意見を言われていた。

 

 土に埋まっている所を主人公達に発見された際には、変わり身の術を見破れたことに驚いていた。

 パイナップルに変身していたつもりだったが、実際は土に埋まっていただけであり、変わり身の術という単語に反応したキャトラがその術を見たいとせがんできた。

 しかし、今さっき地面に埋まっていたのが忍法だと話すも、土に埋まっていただけであり、忍法ではないと誤解しているキャトラからはまた見せてくれないのかと言われてしまった。

 アイリスから忍者の里の若頭であることを言及された際には、下の連中は皆兄貴と慕ってくれたが、全員自分を追い抜かしていったことを話した。

 どうしてそのようなことになったのかとキャトラに質問されると自分の忍法を見ればわかるだろうと答えるも、そもそも今まで披露してきたものは忍法だとキャトラに認識されていないことから、まだ見せてもらっていないと言われてしまい、またも逃げ出した。

 

 イグニと話している所を主人公達に見られた際には、大きな昆虫を採りたいというイグニの要望に応えて樹液のしたたる南国の果樹に変化したことを語った。

 変わり身の術でパイナップに変化することが出来ることを話すも、虫が嫌いなキャトラからは昆虫採集が出来るという利点を全否定された。

 それにはイグニには感謝されたからいいのさと言ってその場を去ってしまった。

 キャトラはこの変わり身の術をあくまで特技だと思い込んでおり、虫を集める、おぞましい特技だと話した。

 アイリスから忍法だと思うと指摘されると、パイナップの木になった所で忍者として役に立たないから忍法ではないだろうとキャトラが返すと、アイリスは言葉に詰まってしまった。

 

 トムボイに絵本の話を作るにあたってアドバイスをした際には、大事なことを忘れていると話して、トムボイの気持ち、この島の皆とどうなりたいのかと質問して、彼に絵本製作においての気付きを与えた。

 それを見ていたキャトラ達から、獣人兄弟と仲が良いのかと聞かれる。

 いつの間にか、毎日誰かしらが兄貴と慕って頼ってくることを話すと、キャトラからむなしくないのか、お山の…と辛辣な意見を言われてしまい、最後まで聞くことなく、慕ってくれるのは獣人兄弟だけだと叫んで逃走した。

 

 その後、落ち込んだ様子で池に小石を投げていた。

 元気がないことをキャトラに指摘されると、自分は所詮お山の大将だと自虐した。

 昔は妹分たちよりも強かったが、あっさり抜かれてしまったことを話した。

 妹分たちは自分よりも先に里を出て、どこかで活躍しているという話を聞いていると話す。

 キャトラからならば自分も頑張んなさいと言われるも、自分はもうあきらめたと語る。

 開いた差はいまさら埋めることは出来ない、追いつく道よりも自分より弱い奴を集めて大将を気取る道を選んだと語り、キャトラから情けない決断と言われる。

 アイリスから開き直っているならどうして落ち込んでいるのかと聞かれると、獣人兄弟達にも追い抜かれるのではないかという悩みがあることを話す。

 それを心底恐ろしいと話していると、主人公がルーンの光で励ます。

 しかし、ルーンの光は一か所に集まり、自分の頭上で固まり落ちてきた。

 キャトラから自分達から掛ける言葉はとくにないが、と前置きされて獣人兄弟が来ていたことを知らされる。

 獣人兄弟たちは、全員で尊敬している、必要、強くなっても兄貴は兄貴だと口々に励ましの言葉を口にする。

 ダメダメだけど面倒見はいい、そこだけは評価されてもいいんだと思うとキャトラに言われると、元気を取り戻す。

 兄弟たちとそれに便乗したキャトラから忍法を教えて欲しいと言われると、分身の術を披露する。

 しかし、それはあくまで素早く反復横跳びをしているだけであり、キャトラはその速度に合わせて同様に反復横跳びをして、早く忍法を見せて欲しいと、またもや忍法だと気付いてもらえなかった。

 

キャトラ

 ナップルが披露した忍法についていくことが出来たため、忍法を使っている事に気付いていなかった。

 

獣人兄弟

 イグニは昆虫採集を、トムボイは絵本の制作を、ナップルに手伝ってもらっていた。

 兄弟全員でナップルを兄貴と慕っている。

 

主人公&アイリス

 ナップルとの交流を深める。

 

以上。