白猫プロジェクト ストーリー解体書 エクセリア・クルス思い出ストーリー編

・登場人物

エクセリア・クルス

 竜の国から出るのは初めてだったようで、ラピュセルとの空中散歩は夢だったと話しており、飛行島周辺を長時間飛行していた。

 竜に乗ってきた時には驚いたというキャトラの言葉から自分達は迷惑だったかと不安そうに聞くと、飛行島は誰でも歓迎するという言葉と共に気にしていないことを伝えられた。

 また、このことからラピュセルにお礼を言うように促すと逃げ出してしまった。

 大人しくて良い子だと語るも、人見知りだとラピュセルの性格を語った。

 ちゃんと言って聞かせると保護者的な発言をすると、アイリスからラピュセルのお母さんみたいだと言われるが、それには違うと否定してラピュセルは妹だと語った。

 ラピュセルは生まれた頃からずっと一緒であり、家族も同然だと話すも、主人公達はラピュセルが女の子であることに驚いていた。

 その驚きに驚いており、見ればわかるだろうと主張するも、キャトラからはわからないと言われてしまい、嘘だろうとさらに驚いていた。

 

 大きなブラシでラピュセルをブラッシングしていた時に主人公達と出会った際にはこういったケアもドラグナーの務めだと語った。

 アイリスやキャトラがブラッシングされているラピュセルを見て、カワイイ、撫でてみたいと話すとドラゴンに興味があるのかと喜ぶ様子を見せた。

 早速、竜について詳しく教えると言った時にはいつもとテンションが変わっており、興奮している様子を見せた。

 まずは腹についての解説を行った。竜の体で一番柔らかい所だが、並の武器では傷一つ付かないことや撫でるとスベスベで気持ちいことを話した。

 次は背中の甲殻について解説した。竜の体温は高い為、ほんのり温かいことや甲殻に体を当てるとポカポカして落ち着くと話した。

 他にも魅力はたくさんあると語り、竜に親近感は沸いたかと主人公達に質問して、親近感の湧いたと答えたキャトラが触っても良いか、噛んだりしないかと質問すると、一度だってラピュセルはそのような粗相をしたことがないと話した。

 しかし、キャトラが触ろうとするとラピュセルは逃げ出してしまった。

 このことから、キャトラから戦闘の際は大丈夫なのかと聞かれると、自分の指示は聞くため戦う時は勇敢に立ち向かうことを話した。

 自分がじっとしていなさいと命令すれば触らせてあげることも可能だが、出来れば無理強いはしたくないと話した。

 

 どうしたらいいかなとラピュセルに悩みを話している所に主人公達が出くわすと、話を聞いてもらうことになる。

 竜が怖いかと質問をして、自分の住んでいた竜の国では竜と人が一緒なのは当たり前であったが、この地では竜と人はとても遠い存在であり、互いが歩み寄るのを避けているというカルチャーショックを受けたことを話した。

 皆に竜の事をよく知ってもらおうと思ったが、皆は竜を怖がっており、竜といえば粗暴なレッサードラゴンを思い浮かべる人が多いという悩みを語った。

 すると、アイリスからラピュセルを皆に紹介するのはどうだろうかという提案をされる。

 ラピュセルならば人を傷つけるようなことは絶対にしないと断言して、アイリスの案を良い案だと考える。

 しかし、肝心のラピュセルが人見知りなのが課題となり、即座に実行とはならなかった。

 

 ゲオルグにも同じ相談をした所、竜の国の文化をこの地に伝搬するのは立派な志だと感動され、力を貸してもらうことになる。

 気性の穏やかなラピュセルならば、人々に受け入れられやすいとゲオルグはアイリスの案に賛成するも、ラピュセルには荷が重すぎると自分は違う案にすべきと主張した。

 それを過保護ではないかとゲオルグから指摘されると、ラピュセルのためを思って言っていると口論になってしまう。

 これを機にラピュセルを自立させるのはどうだろうかというゲオルグの意見には自分にラピュセルを突き放せと言うのかと飛躍した発想になっていた。

 毎日同じベッドで眠り、お風呂も一緒の仲が良い自分達姉妹を離れ離れにするのかと更にヒートアップし、心配そうな様子を見せるラピュセルには大丈夫、どこにも行かないずっとそばに居ると語りかけていた。

 一部始終を見ていたキャトラとアイリスからは、なぜラピュセルが人見知りになったのか理由が分かったと言われていた。

 

 ラピュセルの人見知りを治すために、キャトラ達の提案でラピュセルが眠っている間に自分が居なくなるという方法を取ることになる。

 この方法にはいきなりこれはあんまりだとかなり心配する様子を見せた。

 ラピュセルが落ち込んで首を落とし、動かなくなったのを見るとたまらず駆け寄ってしまい、辛い思いをさせた、もう大丈夫だと人見知りを治すのはうまくいかなかった。

 

 それを見た主人公がルーンの光を放つと、ラピュセルに少しずつ近づいていった。

 首元をそっと主人公が撫でるとラピュセルは一旦離れて遠くから様子を見始める。

 それを見て興奮した様子を見せて、ラピュセルをあんなに簡単に手なずけるなんてと感動していた。

 首元、正確には顎の下は逆鱗と呼ばれる逆さに生えた鱗があり、デリケートな場所であるため、信頼した人にしか触らせないことを話して、ラピュセルが主人公に心を開いた証だと話した。

 そんな主人公を認めて、改めて竜の良さを広める活動に協力して欲しいと頼み、竜の国の親善大使、現地秘書官に任命すると伝えた。

 自分を置いて盛り上がる主人公の服の袖を啄むように引っ張って、ヤキモチを焼いているラピュセルの様子を見ると、なんていじらしい子だと可愛がった。

 それを見て、キャトラ達からはラピュセルが人見知りを治すのはまだかかりそうだと言われていた。

 
ラピュセル

 人見知りが激しく、主人公達相手でも最初は逃げ出してしまっていた。

 竜の良さを知ってもらうため、気性の穏やかであることを理由に皆に紹介するという案が出されたが、人見知りであることやエクセリアが過保護ぎみなのもあってその案は即座に実行とはならなかった。

 主人公とは言葉を介さないコミュニケーションを何度か取っている描写があった。

 

 人見知りを治すため、いつも一緒に寝ているエクセリアが寝ている間に居なくなるという方法が取られたが、エクセリアを探し、居ないことを悟ると落ち込んで首を落として動かなくなるという寂しげな様子を見せると、見守っていたエクセリアがたまらず飛び出してしまい、失敗に終わった。

 

 主人公がルーンの光と共に少しずつ近づくと、首元を撫でるのを許し、心を開いた様子を見せた。

 その後は、主人公に甘えるような姿を見せて、エクセリアと話が盛り上がる主人公の様子にヤキモチを焼いて啄むように服の袖を引っ張った。

 

オルグ

 竜の国の文化を他の地にも伝搬させるというエクセリアの考えを立派だと評価して力を貸すことを決める。

 ラピュセルを皆に紹介するのは良い案だと話し、ラピュセルに対して過保護気味なのではとエクセリアに指摘して口論になっていた。

 

カグツチ

 竜を恐れる人々を未開の野蛮人と揶揄して、自分達の思想を理解するなど無理に決まっているとエクセリアの竜の良さを広めようとする案に否定的だった。

 

主人公

 男の子らしく、ドラゴンに興味があるようでエクセリアの解説を楽しみにしていた。

 ラピュセルとは言葉を介さないコミュニケーションを何度か取っており、そのおかげかルーンの光を使うと、ラピュセルが心を開き、顎の下を撫でることに成功した。

 

アイリス&キャトラ

 エクセリアとラピュセルと交流を深めた。

 

・用語

 一番柔らかい部分は腹であるが、並の武器では傷一つ付かない。

 体温が高く、背中の甲殻はほんのりと温かい。

 顎の下には逆鱗と呼ばれる逆さに生えた鱗があり、デリケートな部分であるため、心を開いた人にしか触らせない。心を開いていない相手から触られれば頭を食いちぎるとエクセリアが話している。

 

以上。