白猫プロジェクト ストーリー解体書 リンプイ・バタリー思い出ストーリー編

・登場人物

リンプイ・バタリー

 昆虫忍者の少女。現在はフルーツの里に潜入するスパイをしている。

 

 アイリスが商人から買ったパワーストーンの話を偶然耳にすると、甘い話に誘われてと自身で言って詳細な情報を聞かせて欲しいとアイリスに頼んだ。自身を忍者だと語るが蝶を模したド派手な着物を着ており、キャトラからはそんな派手な忍者がいるかとツッコまれたがよく言われるがフルーツ忍者の里では可愛いと褒められると気にしなかった。アイリスがパワーストーンを買った商人から無限に水が湧き出る壺を既に購入しており、健康になるという効能を持つアイリスのパワーストーンと同じものを自分も購入しようと急いで商人の元へと向かった。

 

 顔を青くして疲れた様子を見せておりアイリスに声を掛けられると運気が上がるパワースポットだと言われた場所が実は魔獣の巣窟であり、大変だったことを話した。よく騙されているとキャトラに言われると自分は情報を持ち帰るために死線を潜り抜けてきた実績があると訂正した。それでも信じられないというキャトラに対して自身の忍者としての腕前を見せるために鱗法・粉嵐の術を披露する。鱗粉によって視界を遮ると共に幻覚を見せる術だったが、自身の姿をウッホだと錯覚した主人公達に討伐されそうになってしまいもうこの術は使わないと決めていた。

 

 昆虫と話すことが可能で名前を付けている四匹の蝶から里のこと、任務のこと、天気、今日の運勢などを聞いている。蝶と会話していたが、キャトラの指摘によって一匹足りないことに気が付く。はぐれた一匹は蜘蛛の巣に引っ掛かりそうになっており、自身は蜘蛛が苦手で震えてしまい助けに行けなかった。最終手段として竹筒を咥えて鱗法・吸取籠の術を使用して空気を大量に吸い込むことで蝶を吸い寄せて助け出すことに成功した。術を使用した後には蝶が五匹になっており、何でモハメド―ンもいるの?とキャトラに聞き、わかるかとツッコまれていた。

 

 ミカンと洋ナシを食べている所をアイリス達に声を掛けられると、フルーツ忍者の里の仲良しの子から分けてもらったことを話した。現在は何を調査しているのかと聞かれると果物の甘味を増す方法や畳の汚れを落とす方法などの情報を手に入れたことを話した。これらの情報が里には必要のないものだとは理解しており、自身は暗い話ではなくみんなが幸せになれる話だけを届けたいと語っている。そして、昆虫忍者の里がフルーツ忍者の里と対立していることは良くないと話して、忍者同士仲良くすればいいと考えている。しかし、里からの指示に逆らってはいけない掟でいい加減でも仕事であることからなるべくどうでもいい情報を送るようにしていたが、最近怒られることが多くなってきて疲れていると板挟みに苦しんでいる様子を見せた。里の方針を変えることは出来ないのかというアイリスの問いには可能性が低いが希望はあると話す。現在は里を抜けているが掟を変えようとしていた忍者が居たことを話して、そんな人が増えれば里も変わっていくと希望を話した。そして自身にはパワーストーンがあるから大丈夫だと語るとその騙されやすい性格を改善するべきだとキャトラ指摘されている。

 

 ある日、ひどく慌てた様子を見せてフルーツ忍者の里で重大な秘密を掴んでしまったと話す。これを言ってしまえば昆虫忍者の里が壊滅してしまうと話してどうしたらいいかわからないとパニック状態になっていた。キャトラ達から何を掴んだのか聞かれると話したくないと言って口から糸を吐き出して繭となって閉じこもってしまった。

 

 殻に籠っても仕方がないとキャトラが主人公にいつものアレと称してルーンに光を照らさせると繭が溶けて姿を現す。一人で抱え込むよりはマシであるため相談に乗る、自分達は味方だと話すキャトラ達の説得によって口を開き、フルーツ忍者の里にカッパが居たことを話した。更にそのカッパはきゅうりではなくキウイを食べており、これはきゅうりがこの世から消えてしまったことを示していることを話した。きゅうりは昆虫忍者の皆が大好きな食材であり、きゅうりがこの世から無くなれば里に大打撃だと話す。しかし、この思い過ごしはヘレナがもらった野菜を皆に分けに来てその中にきゅうりがあったことで解決された。ヘレナからきゅうりを一本貰うと元気が出たと話してこれからもスパイを続けることを決心した。

 

リンプイの蝶

 情報伝達の手段としてリンプイは四匹の蝶を使っている。それぞれにチョウスケ、チョウイチ、チョウサク、メタモリーゼと名前が付いている。名前に統一感が無いとキャトラに指摘されていたがリンプイは無視していた。

 

 メタモリーゼが蜘蛛の巣に引っ掛かりそうになっており、リンプイが鱗法を使って救出した。名前を付けている蝶は他にもいる様でメタモリーゼ救出後に、蝶が五匹に増えておりモハメド―ンがなぜいるのかとリンプイは不思議そうにしていた。

 

掟を変えようとした忍者

 昆虫忍者の里の掟を変えようとしていた忍者。リンプイ曰くいつもぷんぷんしており怠け者。現在は里を抜けている。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 リンプイとの交流を深める。

 

・用語

昆虫忍者

 昆虫を自在に操る忍者。昆虫忍者の里があり、フルーツ忍者の里とは敵対関係である。

 

 昆虫と会話ができるため伝達手段として昆虫を使用している。

 

 昆虫が好むきゅうりが里の皆は好きであるとリンプイが語っている。

 

フルーツ忍者

 昆虫忍者とは敵対関係。リンプイがスパイとして潜入している。リンプイを昆虫忍者と気付いているのかいないのかはわからなかったが友好的な関係を結べている模様。

 

 フルーツ忍者の里にはカッパが出現してキウイを食べている。

 

鱗法

 リンプイの使用する忍法。忍法と差別化する点はないが、リンプイが使用する忍法には鱗法と自分で名付けている。

 

鱗法・粉嵐の術

 リンプイの腰から四方に羽を伸ばし振動させて大量の鱗粉を撒き散らす術。目くらましだけではなく、幻覚を見せることも可能で一度使った際には鱗粉を浴びた主人公達はリンプイをウッホだと錯覚していた。似ても似つかぬクッソ暑苦しいウッホに見えたとキャトラが発言しているため、幻覚自体の出来はかなり高いが任意の幻覚を見せることは不可。

 

鱗法・吸取籠の術

 メタモリーゼを蜘蛛の巣から救出する際にリンプイが使用した。竹筒を咥えて大きく空気を吸い込むことで草木を揺らす程の吸引力を見せた。術を使用した後リンプイは吸いすぎてむせていた。

 

・その他メモ

商人の特徴を青くて丸いを表現したリンプイに対してキャトラが商人は皆似たような体形になるとメタ的な突っ込みを入れていた。

 

一切の確証はないがリアムにホームラン関連のグッズを売りつけた商人とアイリスにパワーストーンを、リンプイに無限に水が湧き出る壺を売りつけた商人は同一人物か関係者と思われる。

 

以上。