白猫プロジェクト ストーリー解体書 フォースター⭐︎プロジェクト12th(ランサー、アーチャー、魔道士、クロスセイバー)編

〈無駄に豊かな心の鼓動〉

・登場人物

ユイ

 アンドロイドの少女。アンドロイドでありながら恥の感情を増幅させるプログラムを組まれており、自身の肌を大きくさらけ出した格好を人に見られるのが恥ずかしいため、多くの人に見られるであろう大会の参加には消極的だった。

 

 会場に着いても尻込みをしており、偶然鉢合わせたエシリアに連れられるまで楽屋に入れなかった。楽屋ではフローリアと話をして、彼女が目を使わないことから自身の体を見られず済むことから良いお友達になれそうだと心を開いた。見ないで欲しいという自身の言葉に即答でわかったと答えたエシリアや優しく目を使わないフローリアが参加者だとわかるとやれる気がしてきたと話す。

 

 しかし、フローリアからフォースタープロジェクトは全世界の冒険家が注目しており、現在の楽屋でのやりとりなども全て中継されていることを知らされると恥ずかしさが一気に襲ってきてしまい、穴があったら入りたいと大会参加には消極的に戻ってしまった。そのタイミングで飽きて会場から出たエシリアが帰ってきたため、本当に穴へと扉のルーンで連れていかれることになった。

 

エシリア

 ユイが楽屋前で尻込みしている所を声を掛けた。見ないで欲しいと言うユイの要望には理由などを聞かずにわかったと即答して、彼女を楽屋に入らせるとフローリアに会場に飽きた為別の場所に行くと報告して扉のルーンの力でどこかへ行ってしまった。

 

 ユイが大会が中継されていることを聞かされたタイミングで戻ってきていた。ユイの穴があったら入りたいという言葉を聞いて彼女を穴へと連れていく為、再度扉のルーンを使用した。

 

フローリア

 楽屋で待機していた。エシリアのことは飽きっぽいけどとても良い子とユイに紹介するなど親交があることを伺わせている。

 

 目を使わず香りや音だけで周囲の様子がわかることから見られるのが恥ずかしいというユイには良い友達になれそうだと心を開かれていた。その後、フォースタープロジェクトが中継されていることをユイに伝えた。

 

〈恋の駆け引き〉

・登場人物

ゼロキス

 二つ名は恋愛マスターを自称するインキュバス。大会会場では他の参加者である美女二人を攻略するために下調べをしており、合い鍵を三つ用意し靴下をくるぶしが見えるものを着用していた。タロットカードの占いも事前にしており子豚のハッピーリーチが出た為ツイていると気分を高めていた。

 

 恋愛マスター自称するが女性の前だと緊張からしどろもどろになってしまうため、カスミとの初対面では口がうまく回らず自己紹介をするもゼロゼロキッスと名前を勘違いされてしまった。その後、アタックをするために赤いバラの花束や自身が作詞作曲したラブソングなどをカスミにプレゼントしようとするが自身の慌てぶりもあり訝し気な態度を取られてしまう。

 

 頭を冷やすためにカスミから離れて脚前挙を行っている際にはプランFが駄目だったためプランΣでいくしかないと様々なプランを練っていたことが伺える。脚前挙をする姿を見てすごいバランス感覚だとピレスタに声を掛けられるとその際も慌ててしまう。名前を呼ぶもなぜ知っているのかストーカーかと怪しまれてしまい、必死にパンフレットに載っていたと事前に調査していたことをはぐらかしていた。ブランコが近くにあったため、二人で靴を飛ばして心の距離を測ろうとナンパをするも、靴ではなく人を飛ばしたいと物騒なことを言うピレスタに面喰らっていた。大砲に自身を中に入れて飛ばしたいと語るピレスタにブランコ関係ないじゃないかとツッコみをいれていた。

 

 その後、カスミがピレスタにグレイルジャガーがお腹を空かせていると声を掛けたことで大砲に入れられずに済んだ。しかし、ナンパの失敗はグレイルジャガーがお腹を空かせていたせいだと責任転嫁をして今日はもうダメだと叫んで帰ってしまった。

 

カスミ

 初参加のゼロキスに声を掛けると彼が激しく動揺していたため、名前をゼロゼロキッスだと勘違いして変わった名前だと言っていた。その後、ゼロキスから赤いバラの花束や自作のラブソングをプレゼントされそうになるが渡される意味も分かっておらず、受け取らなかった。

 

ピレスタ

 脚前挙をしているゼロキスを見て、すごいバランス感覚だと声を掛けてあなたもサーカスをやっているのかと聞いていた。初対面ながら名前を知れていたゼロキスをストーカーと勘違いしたが、パンフレットに載っていたと言われて納得していた。

 

 ブランコで靴飛ばしをやらないかとゼロキスに誘われた際にはそれよりも彼を大砲に入れて飛ばしたいと物騒な事を言って彼を困らせた。カスミからグレイルジャガーがお腹を空かせていると声を掛けられた事で大砲を使用することはなかった。

 

〈ポンポコポン♪〉

・登場人物

ポン

 会場に着いた際にはよろしキュッキューと独特な挨拶をした。それによろしキュッキュキューと返したイシュプールをノリが良いと褒めて、テンションが上がって踊り始めていた。

 

 イシュプールと共に踊っていたことで疎外感を感じたインヘルミナが混ざって歌を歌ったことであまりの歌の下手さに失神してしまった。

 

シュプール

 ポンの挨拶を真似たり、一緒に踊るなど陽気な姿を見せた。インヘルミナから普段やる気を見せないのになぜ今は陽気なのかと問われると言いづらいが一花咲かせるのが作法だと語ってポンと踊りを続けた。

 

 インヘルミナが歌を歌ってポンが失神した姿を見るとこうなることはわかってはいたという旨の発言をしていた。インヘルミナの歌声を聞いても特に影響はないようだった。

 

インヘルミナ

 普段やる気を見せないイシュプールが陽気に踊っている姿を不思議に思い質問したがはぐらかされてしまい、盛り上がる二人に疎外感を覚えて歌を歌って参加するも自身の歌の破壊力でポンを気絶させてしまっていた。

 

〈めでタコガブンリンチョ!〉

・登場人物

レンファ

 踊り子であり、お祝い事を探して会場にやってきた。会場ではタコパスの屋台を見つけて彼から屋台が大繁盛しており注文が殺到していることを聞かされるとそれはめでたいと踊りを披露した。

 

 扇子を使った浄蓮の舞を踊り、邪気を払ってタコパスに未来は明るいはずだと話した。この舞はかなり体力を消耗するようで五秒間しか踊れないことに加えてもう一度踊ろうとすると体力が尽きてしまい途中で辞めてしまった。

 

 舞を終わらせると体力の限界だと話してマザーシップを見ても驚きもせずこのまま眠るとガブリ―とトラブルになっているタコパスを気にも留めていなかった。

 

タコパス

 屋台が大繁盛しており注文が殺到している。人手が足りないためアルバイトとしてガブリ―を雇っていた。

 

 レンファから浄蓮の舞を披露してもらうい邪気を払ってもらったが、その矢先にガブリ―がたこやきの材料を全てつまみ食いしてしまい、更には自身を食べようと襲い掛かってきた。

 

 ガブリ―に食べられないために彼女の首を絞めてどちらが死ぬかの戦いを挑む。その場にマザーシップがやってくるが一度、ガブリ―に暴れられているため恐れをなして逃げられてしまった。

 

ガブリ―

 屋台が大繫盛いているタコパスの手伝いとしてアルバイトをしていた。しかし、材料を全てつまみ食いしてしまいその後、タコパスを食べようと噛り付いて彼と命の取り合いをしていた。

 

マザーシップ

 タコパスの様子を見に来たが、ガブリ―と戦う彼の姿を見て一度ガブリ―に暴れられてもう一度同じことをされれば共同体が全滅すると考えて、タコパスを見捨てて逃げ出していた。

 

・用語

浄蓮の舞

 邪気を払って未来を明るくする舞。体力をとても使う様でレンファは五秒が限界だった。

 

以上。