白猫プロジェクト ストーリー解体書 フォースター⭐︎プロジェクト12th(剣士、武闘家、ウォーリアー)編

〈甘い話に御用心〉

・登場人物

リンプイ

 昆虫忍者の諜報部員。会場に甘い話があると聞いて大会に参加した。

 

 同じく会場に居たキララから甘い話はホームランのことかと聞かれて初耳のホームランという単語を詳しく教えて欲しいと質問した。これにはリアムが答えた。首にぶら下げているのがホームランボールだと商人から聞いた怪しい効能を力説されるとその効能に驚き、欲しいと話した。特別プレゼントとしてリアムからホームランボールを貰うと失くした時の為に名前を記入した。

 

 その後はリアムの所持している三冠の王と呼ばれる怪しい効能を謳うユニフォーム、グローブ、バットを紹介された。

 

リアム

 リンプイがホームランについて聞くと自分に任せろと言って自身の首にかけているホームランボールを見せ、商人が言っていた効能を説明した。それを聞いて羨むリンプイに特別プレゼントだと言って自身のホームランボールを譲った。

 

 自身にはホームランボールがなくとも三冠の王があるため大丈夫だと語るが、紹介したアイテムは全て効能が怪しいものであり、キララから一つ紹介するごとにアウトと言われていた。

 

キララ

 甘い話を探すリンプイにそれはホームランのことではないかと聞き、自身も探していることを話す。ホームランについて詳しく知りたいというリンプイにはリアムが答える形になり、それを代打と表現した。

 

 怪しい効能を謳う三冠の王の紹介では一つ終わるごとにアウトと言って、最後にはゲームセットを告げた。結局、ホームランはわからず終いだった。

 

・用語

ホームランボー

 リアムが首からぶら下げていたただの石ころに見えるもの。商人の言う効能は眠った才能を呼び起こし、己の力を限界まで高める効果があるというもの。

 

 欲しがったリンプイに譲渡された。その後、失くした時の為に名前を記入され、その際にキララはサイン付きはそれっぽくなってきたと話している。

 

三冠の王

 ユニフォーム、グローブ、バットからなるアイテムの総称。ユニフォームはデッドな魔法でも銃弾でも跳ね返す、グローブはノーコンな弓矢でも砲弾でも受け止める、バットは猿が高い所にあるバナナをとる時に使うという効能がある。

 

 どれも商人が謳うデタラメな効能だと思われ、ただのチャンチャンコや汚れた軍手にただの木の棒である可能性が高い。

 

〈投てきおじさん〉

・登場人物

ベンケイ

 三人のうち一人が落ちるフォースタープロジェクトについてはえげつないと感想を述べている。

 

 対戦相手がコヨミ、ルーシーという少女二人だったため面白くなりそうもないと述べて反感を覚えたルーシーから対決を提案される。

 

 投げ合いっこ勝負を提案されて先に相手を投げた方が勝ちというルールでルーシーと対決。悪魔であるルーシーに負けない怪力を見せて彼女を吹き飛ばした。それを面白がり更には投げられて一瞬で戻ってくるルーシーに面食らうももう一度対戦する。その後、コヨミとタローも投げ飛ばすが両者ともに一瞬で自身の元まで帰ってきていた。見てくれだけでは実力はわからないと学び、少しは楽しめると話してもう一度投げて欲しいと催促するルーシー達の相手を始めた。

 

ルーシー

 子供二人が対戦相手で面白くなりそうにないと語るベンケイに自身は悪魔であると語って強さを示すために投げ合いっこ勝負を提案する。

 

 力比べではベンケイに負けてしまったが、投げ飛ばされるのを面白がって一瞬で元の場所まで戻ってくるスピードを見せてベンケイを驚かせた。

 

 コヨミやタローにも順番を譲った後はベンケイをきんにくと呼んでもう一度投げ飛ばして欲しいと催促していた。

 

コヨミ&タロー

 ルーシーのことはルーちゃんとコヨミは呼んでいる。

 

 投げ飛ばされたルーシーが楽しかったと言っているのを見て自分達も投げ飛ばされることになるが、両者ともにルーシーと変わらないスピードで元の場所(タローは星になったと表現されるほど遠くまで飛ばされた)まで戻ってベンケイを驚かせた。その後、ルーシーと一緒になって投げ飛ばされるのを催促していた。

 

〈チェス辛一丁!〉

・登場人物

キャロ

 プロチェスプレイヤー。初参加にも関わらず他の参加者二人からは無視されて激辛料理を作られていた。

 

 その後はラーウェイの激辛料理への熱意を聞かされて度々突っ込みを入れて疲弊していた。それをスッキリさせるためにヴィルフリートから激辛料理を差し出されるが自身の話を広げさせて欲しいと叫んでいた。

 

 激辛料理の良さは大人にしかわからないとラーウェイ達に言われたことで対抗心に火が付き、負けるのが大嫌いだと語って激辛料理を食べてその辛さに悶えた。痛いと言いながらも意外と美味しい、好きと語って根性をヴィルフリート達から評価された。

 

ラーウェイ

 辛みとは痛みだと説明するヴィルフリートの言葉を信じて栗やウニのイガをそのまま使った料理を作っていた。

 

 自身を激辛の帝王だと話し、料理じゃなくて兵器だと言われるようなデンジャラスなものを作りたいと語る。その目的は何なのかとキャロに問われると激辛料理で人類の頂点に立つことが目標だからと答えた。

 

 その後、激辛料理を食べることを拒否するキャロにはデンジャラスこそデリシャスという価値観を持てるのは大人だけで激辛料理はまだ早いとキャロに言って彼女の対抗心に火を付けた。その後、激辛料理を食べる彼女の根性を評価していた。

 

ヴィルフリート

 辛みとは痛みだとラーウェイに説明していた。喰わずとも見ただけで火を吐き出す究極の激辛料理をお前なら作れるとラーウェイに話していた。

 

 突っ込み疲れたキャロには汗をかいてスッキリするという理由で激辛料理を勧める。その後、激辛料理を食べる彼女の姿を見て根性を評価していた。

 

・用語

マーダーペッパー

 ウニと栗のイガをそのまま炒める際にラーウェイが使用した激辛スパイス。

 

以上。