白猫プロジェクト ストーリー解体書 カクテル・フルーツ思い出ストーリー編

・登場人物

カクテル・フルーツ

 フルーツイズストロング フルーツイズビューティフルがスローガン。

 

 飛行島に初めて来た際には肥沃な良い土、日照量の関係からフルーツ栽培のポテンシャルが未知数だと心躍らせていた。どんなフルーツが育つのかと話すとキャトラからイチゴとかならば育つのではと返答を受ける。それを聞いてイチゴの可愛さはまさに自然のくれた奇跡とイチゴについて熱く語り始める。本来食すイチゴの部分は茎であり表面の種の様に見える部分が果実であることを解説してイチゴはアクセサリーフルーツと語った。この果実の付属品である劣等感が純情なイメージを醸し出しているのかもしれないと一人語っていた。

 

 メロンを栽培するために土を耕している所をキャトラ達に声を掛けられた。そこでメロンには悲しい物語があると語り始める。野生のメロンはとても小さく、交配などの品種改良によって今の売り出されている様なメロンが生まれたと話す。しかし、品種改良によって作られたハイブリッドメロンは一代の間でしか美味しさを保つことは出来ず、美味しいメロンの種を植えても美味しくないメロンが生まれてしまうことを悲しい物語だと話した。また、この交配などを行った人物たちのことをフルーツメンと呼んでいた。

 

 レモンの栽培のために掘り返した土に肥料を与えていること所に今度は何を栽培するのかとキャトラ達から声を掛けられる。レモンに対しては甘さではなく酸っぱさで勝負する姿勢が我が道を行く感じがすると語り、主役にも名脇役にもなれるフルーツ界のアクトレスだと称して明るい幼馴染と形容した。

 

 フルーツが好きな理由をキャトラから聞かれた際にはロマンがあるからと答えた。フルーツの歴史は貪欲の歴史であり、多くの人がフルーツを求めた歴史からロマンを感じている。

 

 キウイの枝と根を用意してキウイはマタタビの仲間であることをキャトラに枝をかじらせ興奮させたり似ているキウイとマタタビの花を見比べさせて主人公達に説明していた。茶色の毛に包まれた素朴な外見だが断面はフレッシュで刺激的なためキウイはギャップ萌えだと語った。

 

 マンゴーは涅槃を導く聖なる木でありまさに最強と話している。自身の中ではバナナとの決勝戦で勝っていると話す。しかし、マンゴーを栽培したことはないため自身をマンゴーに憧れるだけの小娘であると表現した。栽培しようと調べているうちに余計に怖くなってしまっていて、果樹の仕立てやせんていのイメージも完璧、ルーンを使えば日照量も気温の管理も問題ないが、心の準備が出来ていないと話す。

 

 そこでキャトラが主人公ならなんとかできるかもしれないと話してルーンの光を放たせようとするが、それを聞いて主人公がフルーツメンだと勘違いする。好きなフルーツは何か、デコを付けるかと質問攻めをする。 

 

 それに困った主人公がルーンの光を放つと光が一か所に集まってサクランボを生み出した。それを見ると初めて挫折したフルーツがサクランボだったと懐かしむ。サクランボの栽培は果樹の中でも群を抜いて難しく、何度か挑戦しても実はならなかった過去があると打ち明ける。しかし、ある年に一つだけ実をつけることに成功してそれ以降コツを掴んで栽培をものに出来たと過去を振り返る。そうして初心に帰って何度もトライすればフルーツは応えてくれると気が付きマンゴー栽培を始める決心をする。

 

 手始めに熱帯のルーンで飛行島の気温を高温多湿状態にしようとしたが、キャトラが止めようとした。

 

主人公&アイリス&キャトラ

 カクテルとの交流を深める。

 

・用語

熱帯のルーン

 気候を高温多湿状態にすることが出来るルーン。

 

以上。