白猫プロジェクト ストーリー解体書 ポン・ポコ・リーナ思い出ストーリー編

・登場人物

ポン・ポコ・リーナ

 星たぬきのローブを着用している星たぬきを愛するタヌキストの少女。

 

 主人公達との初対面では星たぬきのローブに言及された際に特注品であり、普段着用している青の他にも赤、黒、シルバー、ゴールドと全色揃えていることを話した。星たぬきが大好きであり、部屋は関連グッズがいっぱいである。限定のグッズを買いに行く際には遠出して徹夜で並ぶという。お金の掛かる趣味であるためお小遣いでは足りず、小さいながら実家の宿で働いている。大工たぬきが飛行島に居ることを伝えられるとそれを探しに走り去ってしまった。

 

 リズムよく杖を上下に振っている様子をキャトラに見られた際には大工たぬきの真似が上手であると褒められていた。星たぬきのモノマネは毎日森に通って星たぬき達の動きを観察しているため得意であると語った。森には魔獣が出る可能性があり危険もあるのではないかとアイリスに問われると、リスクは承知の上で新種の星たぬきに出会えるかもしれないから辞められないと話す。更に秘技として星たぬきが集まる踊りを踊ることも出来て、実際に休憩中の大工たぬきが寄ってきた。

 

 キャトラが星たぬきの言葉がわかることを知ると羨ましがって、タヌキストにとって言葉がわかるのは夢のまた夢だと熱く語った。自身をどう思っているか大工たぬきに聞いて欲しいとキャトラにお願いすると、通訳したキャトラから聞かない方がいいかもとおちょくられるとドキドキのあまり失神してしまった。

 

 茶釜たぬき変身セットを組み立てようとした際には手順を間違えて入口が狭くなってしまい茶釜にはまって動くことが出来ない状態になってしまった。主人公達が助けようとするが自力で脱出して見せるとジャンプをしてみせる。飛び跳ね続けると茶釜から抜け出すことに成功するが、ローブも一緒に脱げてしまい普段ローブで生活しているため元の格好を見られるのを恥ずかしがってあっちを向いていて欲しいと皆に頼んでいた。

 

 大工たぬき達とは仲良くなっており一緒に何かを建てている様だった。お尻を振ってからお腹をぶつけ合うポンポン相撲を星たぬき達と行っており、星たぬきの間で流行っていることを話して主人公達を誘った。相撲をしている最中は遊びに夢中になっており相手がキャトラなのに気付かず吹き飛ばしたり、相手が金の星たぬきで硬いにも限らずぶつかっていき倒れてしまった。

 

 仲の良い大工たぬきが最近元気がないことを気にし始める。キャトラに通訳を頼むと生き別れた母親が見つかったため、大工を辞めて母の元で暮らしたいと言ってることがわかる。キャトラ達は引き止めなかったが、せっかく仲良くなれたのに別れることが辛いと落ち込み始めてしまう。別れたら会いに行くことも考えたが人と関わっただけで群れから外される可能性もあるとキャトラに指摘されて断念する。そっとしておくのが幸せでもあるとキャトラに告げられると素直にわかったと言うも、ひどく落ち込んだ様子を見せた。

 

 それを見た主人公がルーンの光を照らすと大工たぬきの体が光り始める。ルーンの力によって大工たぬきの言葉がわかるようになると出来れば残りたいが母を守れるのは僕しかいない、自身のことをわすれないと伝えられる。自分も忘れないと返事をして一緒に屋根の修理や遊んだことやバロンに怒られたことや池に落ちたこと全部忘れないと語る。母が心配なためそろそろ島を出るという大工たぬきに一緒に作っていた秘密基地を完成させて待っていると告げた。

 

 大工たぬきとはまた会えると信じて、その時までにもっと勉強して今よりもっと星たぬきを好きにならなくてはと決心した。

 

大工たぬき

 ポンと特に仲が良かった大工たぬき。ポンからは大工ちゃんと呼ばれている。

 

 ポンとは森で散歩をする約束や一緒に秘密基地を完成させる約束をしていたが、生き別れの母が見つかり、守れるのは自分しかいないと島を出る決心をしていた。

 

 ルーンの光の力でポンに言葉を伝えることが出来るようになるとポンのことは忘れない、本当に楽しかったと最後に話して、飛行島を去っていった。

 

キャトラ

 星たぬきの言葉がわかるのをポンから羨ましがられていた。大工たぬきが飛行島を去る時には引き止めることはせず、ポンにそっとしてやるのが幸せの為だと説得した。

 

主人公&アイリス

 ポンとの交流を深める。

 

・用語

タヌキスト

 星たぬきが好きな人の総称。

 

ポンポン相撲

 お尻を振った後にお腹をぶつける星たぬきの行為。ポンは星たぬきの間で流行している遊びだと勘違いしていたが、実際は求愛行動。

 

以上。